レオパレスの法令問題。なぜ検査を通過した?





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レオパレスのアパート界壁不備、一級建築士に取材・インベストオンライン

抜粋
・賃貸アパート大手の株式会社レオパレス21は、同社が1996年~2009年に施工したアパートで界壁工事の不備が見つかった
界壁は防火と防音のために、すべてのアパートに絶対に必要です。建築基準法第30条及び建築基準法施行令第114条第1項に違反となります
・建築確認申請の時に界壁があるかを図面でチェックされます・・・中間検査の時には、まだ界壁を作る前で実際には確認できない。
完了検査の際は、建物が出来上がっているため、天井があるので実際に目視することはできません。その代わりに、施工時に界壁の工事写真を撮っておいて、写真で確認してもらいます。
ただ、随分前はアパート施工時の界壁の写真チェックを行わない民間の審査機関もあると聞きましたが、今は、消防検査で必ず界壁の写真をチェックするようになりました。なので、今回のレオパレス社のアパートも2009年以前に建築されたアパートだけです

私見

2009年以前のレオパレスのアパートで民間の審査機関に委託し、その中で「界壁(かいへき)の写真チェックをしていない審査機関が関わった建物」が、法令違反や施工不良となっているのだと思われます。