2021年7月 ミュージシャン・小山田圭吾氏の過去にイジメをし、それを公表した雑誌が蒸し返されました。きっかけは彼が東京五輪の音楽に関わったと判明した時から。
私は「今回、初めて知った」のですが、元2chのひろゆき氏いわく「話題になるのは、もう3回目。いつまで言うの?」としつこいネット民に苦言を。
で、改めて「いじめ」と「犯罪」との境界線って何だろうか?と考えるきっかけになりました。
単に「その件に無関係の第3者からすれば」
・「イジメ」と聞くと「仲間外れ、物を隠すなど、犯罪という程の事ではない」とイメージしがち。
しかし、いじめを受けた側からすれば「つらいし、不愉快、場合によっては死にたい」と思うかもしれません。
今回、小山田氏は過去の事を「いじめ」と表現していたのですが、中身を読むと「イジメとは言えない、もはや犯罪と言ってもよいぐらい、ヒドイ内容」であるのと同時に、受けた人が「知的障害者」だったので、
推測するに「反論しない、親に説明できないことをわかったうえでの犯行」と判断されても仕方ありません。
私が言いたいのは
「イジメという言葉が持つイメージで、話を誤魔化される場合があるので注意すべき」という点。
それから、受けた側が「苦痛を受けたと思えば、イジメではなく犯罪に該当する場合もある」ことを、子供を含め、多くの人が知るべきと思います。
そして、小山田氏の件は「当時の被害者・親御」さんに直接謝罪をし、許しを得るまでは、この件は蒸し返されても仕方がない、それくらいヒドイ内容だったと思いますし、それだけの衝撃を受けました。
そもそも彼の対談記事は「イジメ自慢をしているようで、謝罪をしているような態度を見せつつ、(笑)がときおり入っていたのが不愉快」でした。