本当に菅政権はコロナ対策をしてこなかったのか?
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2021年8月。9月の衆議院議員選挙が近いからか、マスコミだけでなく野党も「菅政権はコロナ対策で失敗した」「何もしてこなかった」と平然と言っています。
果たしてそれは事実なのでしょうか?
そこで「コロナに関する予算」を調べてみました。
情報元は財務省のPDF・令和2年度補正予算の概要です。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に「4兆3581億円」を計上していました。
その内訳として
・医療提供体制の確保と医療機関等への支援 1兆6447億円
・検査体制の充実、ワクチン接種体制等の整備 8204億円
・知見に基づく感染防止対策の徹底 1兆7487億円
・感染症の収束に向けた国際協力 1444億円

令和3年度予算には「予備費」として 5兆円も計上されています。

大金を使うことが正しいとは思いません。また、政府が計上しても、各部署が適切に運用するかどうかは、その力量次第だと思います。
私が言いたいのは「日本政府が予算を計上しているのは事実」なので、「政府は何もしていない」「失敗した」という発言はミスリード、誤解を与えるものだと考えます。