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ゲスト
杉山晋輔(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元駐米大使
ジョセフ・クラフト(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 東京国際大学副学長
朱建榮(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 東洋学園大学客員教授
抜粋
日米首脳会談で「中国が名指しされ2回も登場したこと」で、
●「中国外務省は10日、劉勁松アジア局長が在中国日本大使館の次席である横地晃公使を呼び、日米首脳会談の共同声明について厳重に抗議したと明らかにした。」
情報元 時事通信「日米共同声明に抗議 日本公使に「強烈な不満」表明 中国」
●環球時報が首脳会談のもと「日本の指導の下(中国を非難した)」
反町氏「この2つをそのまま受け止めると、中国は『日本はどうせアメリカの従属国だし、アメリカとは仲良くやりたいから、批判をするのは日本の方だけで良い』という風に読めてしまう」
杉山氏「まず、No2の次席を呼んだ点がポイントで、日米首脳会談であれだけ言われたのに中国政府は何もしないわけにはいけないから、次席を呼んで公式的に抗議したというだけ」
クラフト氏「No1.を呼んでいないので、本気で怒っていないのはあきらか」
朱氏「まだ(トランプ(楽天市場で探す ・ amazonで探す)政権下の)アメリカの大使が中国に赴任していないからでは?」
USスチールの買収問題
林官房長官「日米がウィンウィンになれるようなこれまでとは全く異なる大胆な提案を検討している」
クラフト氏「トランプが新しい事(誰もUSスチールの過半数の株を保有できない、日鉄は買収ではない、投資だ)を言っているように聞こえるが、バイデンと変わっていない。バイデンも投資はダメとは言っていない、バイデンもトランプも買収はダメと言っている。その一方で、日本製鉄は会見で『買収以外に我々の手段は無い』と言っている。で、官房長官の『大胆な提案』が全く見えないから、これ以上は言えない」
クラフト氏「トランプ政権はカナダやメキシコに高い関税をかけたり、アメリカがガザを所有する、といったことで国内では批判が上がってきたところに、石破首相の訪米があったので、同盟国の1つである日本とは友好的な関係をアピールできた。良いタイミングで日本が来てくれたと思っているはず」
トランプ大統領(楽天市場で探す ・ amazonで探す)の日本への関税について
杉山氏「放送時点の関税対象だけを見れば、輸出量が少ないので日本への影響は少ないのではないか?」
クラフト氏「関税が日本だけに課せられるのなら、本当に困る話なのですが、すべての国に対し一律に関税をかけるわけですから、それほど日本への影響はないと思います。トランプがしたいのは貿易赤字を縮小したいわけですから。ただ、政策を変えて『日本にだけ関税をかける』となったら、たしかに影響は大きいと思いますが」
提言:石破外交に求められること
クラフト氏「(理想論で語るのではなく)したたかさ」
朱氏「問われる日本外交の力量と真価。アメリカがパナマやグリーンランドを所有すると言っても、(覇権主義に反対のはずの)日本は何も言わない(はおかしい)」
杉山氏「覚悟と自信。石破外交に限らず」
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ゲスト
大野元裕(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 埼玉県知事 ※前半オンライン出演
小林史明(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 自民党衆院議員
森田弘昭(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 日本大学教授 復旧工法検討委員長
井原正晶(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) フラクタジャパン(株)COO
抜粋
反町氏「硫化水素と腐食について」
森田氏「まず有機化合物があれば硫化水素はできます。で、炭酸水をイメージして欲しいのですが、流れが緩やかだとほとんど発生しませんが、下水道管内で段差があったりするような箇所であればそこで多くの硫化水素が発生します。それならば、すべての下水道管が危険か?と聞かれるとそうではなくて、先ほど説明したように水流の変化が大きい箇所がとくに危険とわかっているので、各自治体はそこを重点的に老朽化の点検をしていると思います。
また腐食の件ですが、硫化水素が発生し管の上部に溜まり、かつそこに水分がたまると微生物が繁殖します。その結果、年に2mm程度のスピードで腐食します。ただし、水温が高ければ繁殖率は増えますし、低ければ下がりますので、水流や水温、酸素など気体の量によって微生物の繁殖率が変わるので、一概に毎年2mmの腐食というわけではありません。早くなる場合遅くなる場合があります」
井原氏「上水道ですが管の劣化率をAI(楽天市場で探す ・ amazonで探す)で算出している(*)のですが、水道管の場合は下水道とは違って、漏れているか漏れていないかだけです」
(*)管路属性情報(布設年、管種、口径、位置情報等)、漏水履歴及び環境ビッグデータを活用したAI管路劣化診断を行うサービス。(ネットの情報から抜粋)
森田氏「下水道の事例ですが、敷設の年代が古い、交通量が多い道路の下、工事履歴から工事が多い箇所、といったデータをもとに点検箇所を絞っています」
小林氏「全国には1300の事業局(水道局)があるのですが、フラクタジャパンさんのようなスタートアップ企業さんがその1300に対して営業をできるのか?といえば難しいでしょうし、同業が出てきて多少競争した方が良いでしょうし」
井原氏「実は事業局ごとに水道管の呼び名が異なります。これは全国で統一にした方が良いと思います。なぜなら災害復旧の時に、名称がバラバラだと困るので」
提言:上下水道問題に一番必要なこと
井原氏「デジタルの標準化、技術者の育成」
森田氏「全員参加のまちづくり」
小林氏「8がけ社会。いずれ日本の人口は1億人になります」
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ゲスト
岩谷良平(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 日本維新の会幹事長
玉木雄一郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 国民民主党衆院議員
田﨑史郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 政治ジャーナリスト
抜粋(ワンポイントのみ)
高校授業料無償化について
岩谷氏「まず、これは大阪で成功しているので全国でやっても成功しないわけがありません。そもそも論でいえば、大阪では『本当は私学に行きたかったが金銭的都合で公立になったお子さんが多い』という声があったので高校授業料を無償化を実施しました。で、このことにより公立高校と私立高校が切磋琢磨することで学校における教育水準が向上するはず、という考えで維新はこれまで推進してきました」
玉木氏や田崎氏の総論「大阪では私立に行きたかった子が仕方なく公立に行く場合があるのかもしれませんが、地方によっては専門的技術を求めたり最初から公立を目指す子もいるわけで、つまり、公立の方が低いとは限らないわけです。たしかに高校や学生の教育水準が向上することは望ましいが、それが授業料無償化で解決するというのは・・・」
参院選にそなえ
岩谷氏「自民党さんは高齢者層、我々は比較的若い層が支持層におられますが、大阪にはかつてシニアフリーパスというものがあり、シニアになると地下鉄バスでも乗り放題でしたが、これが財政を圧迫しますので廃止を、と訴え廃止にしました。もちろん、当初は高齢者層からの反発が多かったのですが、その後は高齢者の皆さんにも廃止したことに理解を得ることができました」
野党の候補者を一本化
岩谷氏「自公の過半数割れを目指す、という一致した目標があるのですから一本化すべき。そのためには『予備選』を取り入れたい、ぜひ国民民主党さんにも賛同して頂きたい」
玉木氏「候補者の一本化については、自然の流れに任せた方が良いと思う。というのも、たしかに過半数割れを目指すには一本化が必要ですが、憲法など大事な部分で相違があるのに選挙の時だけ1本化しても、国民の皆さんはあまり良いイメージを持たれない。ですから、候補者を擁立できる所は擁立し、擁立できない所は擁立しないので、結果、与野党の候補者が1対1、つまり自然に1本化となった形の方が理解を得られやすいのではないでしょうか?ですから、予備選にはちょっと・・・」
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高額医療費制度
議員「この高額医療費の原資の内訳ですが、自己負担金、保険料そして公的資金とありますが、この公的資金の大半は”消費税”です」