個人的メモで、一回見ただけのうろ覚えです
出演者:
伊吹文明 自由民主党衆議院議員
御厨貴 東京大学名誉教授
松井孝治 慶應義塾大学総合政策学部教授
・御厨さん「東日本大震災復興構想会議に参加させられたが菅(カン)総理が丸投げしたので驚いた。普通、そういった会議は総理が概要を提示しないといけない。しかしそのおかげかもしれないが、事務局の官僚達がとても頑張ってくれた。今まで見たことのないくらい官僚達が頑張っていたので『自分達が活躍できる機会だ』と思ったのかもしれない。
だから、会議が最後となった後、カン総理に面会することがあり、総理ほめてあげて下さいと言ったらカン総理は『事務局に官僚がいたの?いたんだってと後ろ(の人の方)に振り向いた』ので私はとても驚きました。」
9/21発表の立憲・枝野氏の「アベノミクスを検証した結果、それは失敗だった」発言について
・御厨さん「時事放談の司会をしていた時も、そういう話題(過去の政策について議論)になっていたのですが、どういう政策だったらよかったかの提言は?」
・ 伊吹さん「1次の時、金融緩和をして設備投資に回す政策でした。これは企業の海外移転を防ぐのが目的でしたが、立憲ならばどうしていたのですか?と聞きたい」
・ 松井さん「選挙カーレベルの内容。つまり、車が通る20~30mの範囲の人にだけわかれば良いという程度の検証内容で、国民をバカにしているのですか?と聞きたい。検証に反省も提言もない」
・松井さん「野党が総理、政府与党にプレッシャーを与えるような提案をしないといけない」
私見→今の野党は過去のこと、小さいことを掘り起こしているにしか見えません。予算委員会が遅々として進まないのはそれらが要因です
・伊吹さん「僕が大蔵省の役人の時、田中角栄さんが大蔵大臣の時、『この大金、どっからわいたのだろう』と不思議に思うことがあった。」
・伊吹さん反町さん「目上の人に相談するなら会うのが基本それが無理なら電話で、いきなり電話はダメ。座布団には順番がある、そういった処世術は昔は派閥で教わっていた。処世術を学ぶことで政治家にとって人の動かし方つまりトップダウンに活かされる。1回生3回生はその目安」
・御厨さん「もし河野さん総理になった時、官僚らにトップダウンする機会に仮に怒ったように言ってしまったら、それでもう終わりですからね
・コロナ禍の宰相かくあるべし
伊吹さん「ワクチン開発の遅れ、感染症病棟が不足していた。この反省をふまえ、コロナ後の日本を」
御厨さん「しなやかにしたたかに」
松井さん「国民との連帯を。説明不足」
反町さん「政策はプロに任せて、宰相は調整力、胆力を持つべき」
・伊吹さん「37年の経験から、総裁選候補者は昔から、選挙期間中とそれ以前とでは発言が異なるのはよくあること。だから若手議員は読みにくいのでしょうね」