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野田佳彦(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元首相 立憲民主党最高顧問
橋下徹(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元大阪市長 弁護士
抜粋
野田氏「推薦人20人というのは民主党が上り調子で議席数が多かった時にできた数で、今の立憲民主党での20人というのは議席数が少ないだけに集めるのは大変」
橋下氏「代表戦の演出といったら何なんですが、吉田さんのような若手の候補者がでてきて代表選を盛り上げた方が良いと思う。『立憲にはこんな議員がいたのか?』と世間に示すことになるから」
反町氏「最初の代表選の時は?」
野田氏「予備選として、松沢さんを推す議員、前原さんを推す議員、私を推す議員それぞれ合意のうえ競いました。まず、私と松沢さん、で私と前原さん、最終的に私がそのグループの代表として立候補しました。当然ですが、他の2グループは私を推してくれました。私は若手代表の候補として出て、菅さん、鳩山さん、横路さんと代表選で戦いました」
橋下氏「野田さんが保守と言われても、安保法制の時、立憲民主党が全否定をされたイメージが強すぎるので、このままでは政権を取るのは無理だと思う。
逆に『とくに小西議員なんて全否定していたので、それは間違っていた。安保法制のここは違うがここは認める』といった議論をオープンな場でやって欲しい」
野田氏「会計責任者が法廷で『安倍さんが裏金を止めろ』と言ったものの、7月に逝去され、その月の末に会合が行われて『復活』となった、と証言していた。しかし政倫審で自民党幹部に証言してもらったものとはかい離が大きかった。ですから、そこをちゃんと手順を踏んで証言してもらいたい」
野田氏「世襲を止めようと思っています。なぜかといえば、数千万円、多い人なら億ですよ。それだけを受け継ぐことができる。それだけでゲタを履いている。そういうところに立候補しても勝てませんよ。3親等の立候補は不可と立憲の内規にしている」
橋下氏「世襲の話。慎重になるべきで、親が議員だから子は議員になれない。そういう職業選択の自由に影響するようなことはダメで、単に選挙資金をそのまま引き継ぐのはダメにすれば」
提言:与野党の新党首に求めること
橋下氏「納税者と一緒に」
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林芳正(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 内閣官房長官(前半)
細野豪志(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自民党原子力規制に関する特別委員会委員長(後半)
田中俊一(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 原子力規制委員会初代委員長(後半)
竹内純子(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 国際環境経済研究所理事・主席研究員(後半)
抜粋
林氏「フェイクニュースなどがあるのかもしれませんが、私は知日派です。何かドンパチをするつもりはありませんが『相手を知るが大事だと思う』。お米など日本の食料を求めている中国の人は多いのです」
林氏「2012年に総裁選に出てから12年が経ちました。その間に色々な閣僚を経験させて頂きました。やはり、各省庁ごとに現場の官僚たちが一生懸命にやっていることが実際にわかりましたし、その経験を活かせるのではないかと思っています」
柏崎刈羽原発(楽天市場で探す)について
田中氏「福島原発1号機(1F)の結果から言えば『無理な避難は不要』です。仮に天災が起きた時、その自然災害への対応は必要だと思うが、原発に対する対応は不要です。屋内にずっといてとまでは言わないが、無理に避難行動をとった方が死亡する確率が上がるので」
反町氏「東電のガバナンスはどう見える?」
田中氏「なっていませんね。東電のこれまでの対応を見る限り、ガバナンス以前に当事者との責任感が薄い」
細野氏「田中先生は初代の規制委員会の代表であられますし、福島のご出身なので、おっしゃるのは理解できます。ただ東電の中では、表に出さずに活動をしてきた東電の人間を知っているので私は一概に否定はできません」
敦賀原発について
田中氏「このK断層は阪神淡路大震災と同じ断層で、この断層から原発は200mぐらいしか離れていない。で、近すぎて耐震計算ができないそうで、計算をするのなら2kmぐらい離れていないとできない。『わからないから大丈夫ではなく、わからないから不合格』というのは妥当な判断だと思う」
反町氏「デブリや使用済み核燃料棒について」
田中氏「処理水タンクなんかははっきりいってパフォーマンスです。デブリなんてものすごい放射線量なんです。私が委員長の時から、処理水タンクよりもデブリや使用済み核燃料を先にしなさいと言っていた。それらをまず片付けないと」
竹内氏「私はパフォーマンスというのは言い過ぎだと思います。私はここを更地にする、という政策が正しかったのか?更地にせずにチェルノブイリのような石棺方式というのもあるのですが、それだとずっと残ってしまって、福島県民の方にご負担になる。ですから、当時の政治判断が正しいかったのかを議論すべきと思う」
Q.昨年の夏ほど節電を言われないが?
A.竹内氏「東京湾にある40年以上経過している火力発電所をフル活動しているからと思われます」
Q.どうすれば原発は?
A.田中氏「福島原発では地震発生後1時間後に津波が来て冷却ポンプを喪失し侵入した水が階下の配電盤に入って電源喪失となり、あの事故になりました。ですから今の規制では絶対に電源を喪失しないこととしています」
提言:エネルギー基本計画の見直し点
竹内氏「エネルギーは国力」
田中氏「エネルギーは国民的な議論を踏まえて」
細野氏「国の責任。これまでは国が数値目標を言うだけで、あとは民間任せだったが、これからは違う」
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茂木敏充(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自由民主党幹事長(前半)
玉木正之(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) スポーツ文化評論家(後半)
佐々木正明(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 大和大学教授 元産経新聞モスクワ支局長(後半)
抜粋
茂木氏「新しいふるさと納税いわゆる子供基金を考えていて、自分にゆかりのある土地に納税をして、その町を支える、今のふるさと納税とは別のものを考えている」
反町氏「返礼品は?」
茂「無い。それは子供たちの未来です」
茂木氏「今、岸田政権によって景気が良くなっている。そのうえで、皆さんからお預かりしているお金を低リスクの所へ投資することで財源を作れると思っているので、私が総理になったら1年間増税はしない」
佐々木氏「そもそもパラリンピックは、戦争によって負傷された人達、傷痍軍人のリハビリのための競技大会が始まりです」
佐々木氏「ロシアはオリンピアンを育成する施設は軍にあります。ですから、スポーツのできる青少年は軍に入ることになります。プーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)政権になってオリンピックを政治利用することを復活させました。ロシアのメダリストは軍や警察に入りますし、ある金メダリストをインフルエンサーとして利用し、兵士募集担当のトップになっています」
玉木氏「ソ連時代に金メダリストだった人達は良い部屋に住んでいたが、ソ連崩壊によって部屋を追い出されて、一部の選手は稼ぐために日本に来て、コーチとして労働していた時期がある」
玉木氏「IOCはオリンピックを政治利用すべき。政治といっても「平和利用」に。選手を使えとは言わないが、金メダルを取ることよりも、試合内容注目してもらうように、国籍は関係ない、もっと世界が平和に、といったアピールをIOC自らすべきと思う」
提言「あるべき平和の祭典の姿」
玉木氏「インクルージョン革命。パラ協会の会長がいった、違いを認め合いましょう」
佐々木氏「オリンピック教育。国際平和、国際政治を学ぶべき」
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井上達夫(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 東京大学名誉教授 法哲学者(前半)
先﨑彰容(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 日本大学危機管理学部教授 思想史家(前半)
枝野幸男(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 立憲民主党前代表(後半)
抜粋
反町氏「あえて雑に言うならば保守という言葉を(マスコミ)安易に使い過ぎと言いたい?」
先崎氏「そう。本来の意味の保守ではないのに、保守と言う」
保守がぶれている、というのが今日のテーマ
引用 江藤淳「保守とはなにかより」保守とは感覚である
イギリス人は自分たちの生活様式を文字通り保守し外からの干渉に対しては物理的なものであろうと思想的なものであろうと努めて排除する
保守感覚、これが連合王国のイギリスを支えてきた
井上氏「マッカーサーが日本の政治的精神年齢は15才だと言った。ただマッカーサーはトルーマンに逆らってクビになったが」
「日本の政治家は15才の精神年齢と言われたことで、もっと大人の政治をしようとしたのが保守」
「日本の改憲は敷居が高いという人がいるが、親であるアメリカは4分の3州の同意を得られないと改憲できない、と日本より敷居が高いのにざっくり言えば10年に1回のペースで改憲をしている。だから日本の改憲が敷居が高い、ということはない」
「ただ、裏金問題でワーワー言っているが、統一教会問題との関係を持っていたこと自体がもっと幼稚な政治家。安倍氏が亡くなったことは気の毒だと思うが、それ以前に統一教会との関係を維持していたこと、これが幼稚だった」
「ご存じだと思うが、旧統一教会が日本で集めたお金は北朝鮮に流れているし、向こうの儀式では芝居だが、日本の天皇がひざまずくシーンがある。彼らは宗教的なことを言っているが、単なる金集めをやっているだけ」
「統一教会のトップは『あの岸田をここに呼べ』とまで言ったわけですよ」
先崎氏「そもそも自民党ができたのは、共産主義に対抗するための対共産主義対策だったのが成り立ちです。」
井上氏「憲法を改正したら自衛隊が戦前のようになる、という人達がいる。でも、日本は国際法にのっとって自衛隊の行動はかなり制限されていて(民間人を攻撃しないなど)、戦前のようになるというのは間違いだ」
先崎氏「30年前のリクルート事件1988年に起きた贈収賄事件。贈賄のリクルート関係者と収賄の政治家や官僚らが逮捕されたの時に自民党は本当の保守に戻らなければならなかった。それをできずにここまで来たから裏金問題が起きている」
提言「保守のあるべき姿」
井上氏「疑似政権交代では日本の政治は変われない」
先崎氏「百年の計。今日はあふれる井上節が」
枝野氏「立候補した理由は、自民党とほぼ同じ時期に代表選をやっているわけです。それなのに『高みの見物をするだけで良いのか?』と思ったからです」
「京都では7年間、共産党さんとガチガチで戦い合っているし、大阪では維新さんと戦っている。そういう場で共闘はできない。つまり地域ごとによる」
「枝野氏に問う戦略と危機感」
枝野氏「消費税は増税しない。インボイスをやめて、生活に必要なものを買った場合、キャッシュで戻します」
「自民党に逆風が吹いているのに、我々にはそよ風しか吹いていないのは理解している。それは有権者から見れば、立憲がどこを目指しているのか?共闘しないのか?など色々見えない部分が多いからではないか?」
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泉健太(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 立憲民主党代表
成田憲彦(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元首相首席秘書官 駿河台大名誉教授
田﨑史郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 政治ジャーナリスト
久江雅彦(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 共同通信特別編集委員
小泉進次郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元環境相
抜粋
田崎氏「ここ数日の泉さんの顔色を見ると、つらそうな表情をしていたかと思えば、今日になってニコニコされている。それだけ推薦人集めに苦労されたということだと思う」
反町氏「現職なのに苦労されていた?」
田「どうもね、遅れて会合に来ても誰も泉さんに席を譲らなかったらしいんです。今の立憲の雰囲気は。普通、代表なので席を譲るじゃないですか?それをしないということは、泉さんを尊敬していない人が多かった、だから推薦人集めに苦労した、と私は思います」
久江氏「小沢さんはね、小選挙区比例代表並立制を導入した張本人ですよね。以前私は小沢さんが幹事長だったときに、選挙に勝てる選挙区、どうしても勝てない選挙区を見極めた上で、『足かせすれば勝てると判断した選挙区』に対しては思いっきりお金と人を投入していたんです、ご自身が導入しただけに小選挙区制を熟知されていたわけです」
反町氏「小泉氏の会見はどう?」
成田氏「映像的、服装的には良かった。ただ中身の政治活動費の廃止、旧文通費の国庫返納とか言われていたが、これらは専門家に突っ込まれるだけ。そもそも裏金問題はこれで解決できるわけではないでしょ?
パーティ券のお金の処理、その裏金化、そこに一切触れていない」
田崎氏「菅さんにしろ小泉さんにしろ、改革派なんですよ。ですから菅さんは小泉さんを推しているのは間違いない」
反町氏「小泉さんが会見でかかげた公約、これを1年でやるというのはなかなか難しいのでは?」
長野アナ「(公約の実現が)出来なかったら?」
小泉進次郎氏「出来なかったら?と考えていたらダメなんです。ですから、やるんです」
反町氏「解散と言われているが、解散をすれば自民党にはご祝儀相場があるじゃないですか?」
小泉氏「あるわけないじゃないですか?」
(根拠不明)
小泉氏「私は無派閥でやってきました。まず、派閥によるパーティは廃止されました。ですので派閥による献金はなくなったはずです。ただ、私は企業献金は廃止という(共産党の案)のはわかのですが、個人献金の廃止には反対です」