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ゲスト
伊吹文明(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元衆議院議長 前衆議院議員
田﨑史郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 政治ジャーナリスト
中北浩爾(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 一橋大学大学院社会学研究科教授
抜粋
私の提言 伊吹氏「温故知新。吉田茂氏の国葬、浅沼委員長が壇上で殺害されたことなど、昔のことを学び、先輩がどう対応をされたのかを岸田さんらは学ぶべき」
伊吹氏「ウクライナや物価高の問題。これらは岸田氏の失政ではないので、大きな目標をかかげ国民を引っ張って欲しい」
中北氏「旧統一教会問題の解決を」
田崎氏「旧統一教会の解決策はないと思う。本来やる政策があるでしょと。お墨付きを与えたのが問題では?」
反町氏「はっきり聞きますが旧統一教会とは?」
伊吹氏「一切接触はなかった。世界日報が毎日自民党にあったのは覚えている。最初の当選の38年前に勝共連合に連れて行かれたことがあるが、朝鮮が発祥の団体だとわかったので関係を持たなかった」
(反町氏、伊吹氏の話体を揺らして聞き入る)
反町氏「ここまで自民党が細かく調査したのは、マスメディアが煽ったから?」 伊吹氏「そうだと思う。それに旧統一教会は献金問題から反社だと思うし、世界平和統一家庭連合に改名をしたのも知らなかった。30年間メディアが追っかけなかったのも問題があるのでは?」
伊吹氏「旧統一教会のことで、国会が回らなくなるのは困る」
メールに対し
伊吹氏「世論を聞き過ぎるのはよくない。ただ、世論によって動いた、その一票によって、今よりももっと悪い政権ができてしまうかもしれない、ということを議員は覚悟しておかなければいかない」
私見
野党議員が「情」を持ったら、国葬には参加するだろうし、れいわ議員のような国会での暴言はなくなるだろう。 なーなーで議論はして欲しくはないが、情が薄い議論のやり取りもどうかと思う、同じ日本人なのに。 暴言や相手を詰問すれば、国民の生活が良くなるとは思えない
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ゲスト
佐藤正久(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元外務副大臣
宮本雄二(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元駐中国大使
廣瀬陽子(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 慶應義塾大学総合政策学部教授
抜粋
佐藤氏「日中国交正常化50周年記念式典の番宣で、『中日は一衣帯水だ』と。『中台は一衣帯水だ』と言うのはわかるのですが、日本に対して言うとは思わなかった」
※一衣帯水(いちいたいすい)
二つのものの間にごく狭い隔たりがあるだけで、きわめて近接していることのたとえ。(goo辞書)
宮本氏「中国は世界経済に巻き込まれている。中国自身も抜けれないし、世界も中国無しには経済が回らなくなっているし、中国もそれはわかっている」
宮本氏「中曽根政権の頃の拡大抑止の話。西側(欧州)とは拡大抑止が大きく、日本とは小さいのでは?と日本国民に思わせないように苦労した。米国にとって日本も西側と同じレベルで大事な国であり、つまり拡大核抑止、核の傘は大事なのです」
反町氏「核の危険性は?」
佐藤氏「中国はロシアに使ってもらいたくないはず。なぜなら中国は核の数を米露並みに増やしたいと思っていて、もしロシアが使ってしまったら中国の核増産にSTOPが入ってしまう。現状、中国の核は350発で、米露は5000発以上」
宮本氏「もし実際に核を使ってしまうとロシアは『戦術核』で核の恫喝ができなくなってしまう。つまり、『このラインになると核を使うぞ』という、そのラインが明確になってしまう」
廣瀬氏「兵士は地方から動員をしていて、モスクワやサンクトペテルブルクからは絶対に動員しない。動員するとデモが起きかねない。。またロシア国内ではウクライナの放送はなるべくしない。したとしてもうまく行っている程度。また、ロシア国内から逃亡した場合、『ノビチョクされる』と思っている。さらに国内の50%はプーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)支持、30%は代替案がないという世論」
反町氏「会談の冒頭で『中国側の疑問と懸念は理解している』の意図は?」
宮本氏「東方経済フォーラムで序列3位のリツ氏と会談したので恐らくその時に侵攻の事できつく言われたと思う、それに対する応え」
廣瀬氏「中国側への配慮。中国経済に迷惑をかけないように」
佐藤氏「ドイツ、メルケルさんの時は中国寄り。今のショルツ首相は左派で中国を避けていて、先に訪日したし、独中の経済関係も落ちた。また、中国は元々ウクライナとの関係が良く、完全にロシア寄りではない。今の習近平氏は中国経済の停滞を一番気にしている」