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米下院議長に中国激怒 ▽日本の感染世界最多 “2類相当”見直しは
ゲスト
富坂聰 拓殖大学海外事情研究所教授(前半)
野嶋剛 ジャーナリスト 大東文化大学教授(前半・電話出演)
田村憲久 前厚生労働大臣 自由民主党衆議院議員(後半)
小川淳也 立憲民主党政務調査会長(後半)
木村盛世医師 元厚生労働省医系技官(後半)
抜粋
2類から5類にする話
木村盛世氏「法改正をすべき。全数把握に意味はない。風邪のウイルスだ」
田村氏「法改正をする時間がない」
→政治家と非政治家の話だからか、以前から噛み合わない。現実的な視点は木村氏側だと思うが、彼女に権限はないし風邪だが致死率は高い
木村盛世氏「3年経って同じことをやっていて、どうするんですか?」
田村氏「3年間同じことをしていませんし、治療薬が出てきた。経済も回さないといけない。全数把握は無意味だと思うが法律上しないといけないので」
木村氏「インフルでも1万人。コロナを特別視し過ぎ」
田村氏「酸素を吸いたい人は吸える環境にしたいし、検査をしたい人には検査を提供したい。ただ医療がひっ迫してはいけない。防護服を着ても医療機関でクラスターが起きているのが現状。コロナは感染力が違うのです」
反町氏「二人のやりとりは政治側の意見と、医療現場に近い人の意見の違いのように見える」
小川氏「木村氏のようにはっきり言えるのがうらやましい。新型コロナは高齢者の致死率が高い。デルタ株5%, オミクロン株2.5%です。一方インフルエンザは1%未満(0.5か0.7%)」
*致死率はあいまいです。要するに「インフルエンザよりもコロナの方が高い」という話です。
別途記事 読売新聞 2022/3/20
オミクロン感染の致死率は「インフルより高い」0・13%程度…厚労省助言機関
「2020年1月~21年10月の新型コロナ感染の致死率4・25%よりは低くなったが、複数の方法で推計した季節性インフルエンザの致死率0・006~0・09%を上回っている」
木村氏「コロナは1波の時から、致死率が高いのは高齢者。老人ホームで面会もできない。葬式もまともにできない。こんなことをいつまでもやり続けるのですか?早急な法改正を」
→10代や野球選手など若い人でも亡くなっている。木村氏の理論でいけば若年層の死は無視
木村氏「高齢の医師が営むクリニックなどに多いのですが『コロナ患者はみない』と言っているのがおかしい。だからこそ、コロナを風邪とみなすべき」
→完治できる治療薬と効果が高いワクチンがない現状、「コロナにうつりたくない」と思う医院がいてもおかしくない
木村盛世氏の意見に賛同した場合、死者とくに高齢者が多少死ぬのは、他の病気で死ぬのと同じで仕方がないから、国民全員が風邪と思って普通の生活に戻すべき、という考え方になる。
国は「なるべく死者を出したくない」から、今の方法をとっている、と思う
メールの時間で
「後遺症の議論は?」とあり、「後遺症」で苦しんでいる方が多いのは事実である。
その他
・小川氏「ワクチン1回1万円、治療薬が5万(3万)ぐらいします」
・中国は計21機の戦闘機を台湾の防空識別圏へ飛ばした。また台湾周辺の海空域で実弾演習をした。 実弾演習は4日以降も実施予定
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