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ゲスト
片山さつき(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自由民主党 参議院議員・党総裁選管理委員会委員
辻元清美(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 立憲民主党 代表代行・参議院議員
後藤謙次(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 政治ジャーナリスト
小林鷹之(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自由民主党 衆議院議員・前 経済安保相(冒頭)
抜粋
小林鷹之議員を支援する安倍派議員らについて
立憲・安住氏「(小林議員の立候補会見に)同席をする前に国会に出てきて裏金を何に使ったか弁明すべきだ」と批判
後藤氏「私の見方であるが、閣僚懇談会の前で『出馬しない』と岸田総理が話された事で、林官房長官が出馬しやすくなったし、結果として8名が出馬の可能性なんて、今まではあり得ない、第2の派閥解消か?」
松山氏「岸田総理は一度更地にしたかったのでしょうか」
後藤氏「河野太郎さんですが、父の河野洋平さん(87?)は今まで麻生さんの面倒を見ていたので『太郎を頼む』と言ったらしくそれで麻生氏が推した(模様)。ただし全面協力までは洋平さんは要請していないので『太郎さんはご自身で頭を下げてお願いする』のだろう」
辻元氏「自民党の派閥解消ってホンマにするのでしょうか?そもそも、麻生さん二階さんがいなくなるから、岸田さんがキングメーカーになって菅さんとともに党内を仕切りたいのではないか?と思う。まず総理が総裁選に出なかったのは勝てないとわかったからでしょ」
片山氏「かなり円高だったのは”自社さ”の時で、私は社民の財務相の時に仕えていた(財務官僚)し、その時と民主党政権の時も円高で、国内での製造はできないということで、工場が海外に移転したわけですよ」
辻元氏「経団連が出して来た案の中に、非正規雇用の増加を言って、自民はそれを飲んで、相当、非正規雇用が増えたんです」
私見→少子化を解消したいのなら、非正規雇用を正規雇用に変えれば良い。経団連の顔色を見て、自公はそれができないのか?
松山氏「野田さんはなぜ(立憲の代表選に)態度表明されないのか?」 後藤氏「熟しているんだと思う。度々メディアに出て熟せば落ちる、という意図だと思う。本当に出ないのなら、山の仙人になれば良いわけで」
辻元氏「(立候補は)50/50(50%)」
片山氏「岩手の補選は(自民は候補者を)立てられませんよ、こちらのミスですから」*参院広瀬めぐみ氏の辞職にともなう補選
メール「民主党政権の時、防衛大臣森本氏を起用した」
辻元氏「正直みんな頭打ちましたよ。官僚との関係を見直したいと思う。防衛大臣は議員がなるべきと思うが優秀な民間人の起用はあっても良いと思う」
→「官僚をあてにせず自分達で」というのが当時の民主党だったらしい
提言:政治への国民の信頼を取り戻すために
片山氏「刷新と覚悟」
辻元氏「国民のために(働く)」
後藤氏「両党、現実に実行することを問われていると思う」
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ゲスト
田﨑史郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 政治ジャーナリスト
久江雅彦(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 共同通信特別編集委員
岩田明子(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) ジャーナリスト 元NHK解説主幹
抜粋
田崎氏「総裁選投開票当初9/20を9/27に延期した。その理由が総理が国連総会(クァッド)にどうしても出席したいということで。それは仕方がないとしても、政権の空白期間がそれだけ長くなる点、辞める総理を海外がどう見るか?私はそれらの理由で延期は腹が立った」
岩田氏「退陣する総理がこの日程を決めた、ということで、新総裁の手足を縛ること(その後の解散総選挙などの日程調整の幅を狭くした)になる。それはどうなのか?という話です。国連出席は代役でも十分対応可能だったはず」
竹俣アナ「麻生派は河野さんを全面支援?」
田崎氏「それはない。麻生派の中には小林さんを推す人がいます。要するに自由投票です。なぜかといえば、派として河野さんを推すと派が割れる、別の人を推す人がいるから。仮に決戦投票になったら麻生派として推す可能性はある」
総裁選の注目候補
岩田氏「自民党が変わらなければ、という見方なら小林氏や小泉氏といった若い世代が。ただ、国際社会の中で日本が埋もれないようにするのだったら、国際経験のある上川さんや茂木さん、加藤さんといった人達。ただ自民党員が選ぶので予想は難しい」
松山氏「加藤さんは?」
田崎氏「総裁選は貸し借りを返す場なんです。(選挙の立候補などで恩を)借りた人は返す、貸した人は返してもらう場なんです。加藤さんの貸し借りが見えない(ので、推薦人の数の見通しを私は立てられない)」
久江氏「茂木さんは麻生さん(?)との会談の中で『もし自分が総裁になったら安定と継続をしたい』と言ったそうなので、そうなると解散総選挙はもっと先になると思う」
田崎氏「昔、中曽根さんが田中さんに『解散総選挙は年が明けてからにして欲しい』とお願いしたものの断られ、結局(1976/12/5に行われ)、ロッキード事件の影響を受けました(過半数割れ)。日本人には『年が変わるとある程度、印象が変わる』というのがあると思う」
岩田氏「トランプ(楽天市場で探す ・ amazonで探す)氏になった場合、外務省はトラ氏が顔を覚えているであろう当時の通訳を日本に呼び戻しているし、TPP担当の茂木氏、官房長官の加藤氏がトランプ政権の経験者。ハリス氏は日本にあまり興味がない模様です」
久江氏「立憲の代表選は立憲次第ですが、やはり総理経験者であるし、安倍氏弔辞で評価された野田さんでしょう。そもそも日本の50%の無党派層。その中の保守系無党派層を取り込むことができそうなのは、立憲なら野田さんでしょう」
田崎氏「野田さんは立憲の千葉県連から出馬要請を受けたわけでしょ?出馬しないのだったら、出馬要請を受けてはいけない」
久江氏「野党って、与党の案を正すだけでなく、内政外交もしないといけない。それに立憲民主党って、旧社民、民社党、自民党といった議員の集まりなので、政策を出そうとするとなかなか1つにまとまらない」
田崎氏「小林鷹之氏を推している人は自分達にメリットがあるからです。小林議員はこれまで何も無かった人。したい事は『自民党を変えたいこと』です。ですから推薦人らは『なぜ推しているのか説明をしやすい』、何も無い人だから(対マスコミの)デメリットがほぼ無い」
提言:自民党総裁・立憲代表選で注目すべき点
田崎氏「論戦の中身。討論会で候補者が増えても論戦を深める工夫を」
久江氏「自民党の信頼回復が得られるか」
岩田氏「覚悟。覚悟を示した人が残る」
8/21
ゲスト
岩田清文(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元陸上幕僚長
小泉悠(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 東京大学先端科学技術研究センター准教授
抜粋
自民党総裁選
岩田氏「台湾有事は日本有事です。それが近いと言われているわけですから、その場合は自衛隊25万人、国民1.2億人の最高指揮官となるわけですから、安全保障について議論して頂きたい」
小泉氏「プーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)大統領だけでなくアメリカ大統領とも対峙できる人」
松山氏「ロシアの軍事ブロガーがウクライナ軍の異変に気付いていたという話は?」
小泉氏「以前からブロガーの方が異変にいち早く気づいている場合はありました。ただその情報で軍が動いたことはないと思う。この事は日本でもあり得る話で、民間の情報をどう扱うかが課題」
ウクライナ軍の奇襲
岩田氏「5月には我々に予備選力は残っていないとNYタイムズにわざわざ言っていた。言い過ぎだと思うし、ゼレ大統領はのちに欧米諸国にも言っていなかったと各国の前で公表。つまり奇襲を成功させるために、同士(国)をもあざむいたのでしょう」
小泉氏「当初はハルキウ州にロシア軍が侵略してきたので『それはヤバイ』ということで、北西のスムイ州からロシアのスジャに奇襲で侵攻したと思われ(結果、ハルキウでロシアに占領されていた土地はゼロではないが、かなり減った)」
松山氏「ロシア側の反応は?」
小泉氏「慌てたと思う。ただメディアは『ロシアが統治している』と報道。そもそもロシア側は以前あったロシア人義勇兵がやった『旗を立ててすぐに逃げる』と想定していたが、2週間経ってもウク軍が居座っているので、今回は違うと」
小泉氏「露の核攻撃に明確なレッドライン(RL)は無いと思う。以前ウク軍はレーダー施設を破壊して反応を見ていたと思う。8/19ゼレ大統領は『RLはないことが証明された』と。つまり欧米は武器供与使用にRLがあるからと制限をかけてくる。それを避ける目的の侵攻では?」
セイム川の3本の橋をウク軍が破壊した目的
岩田氏「スジャの西方、セイム川の南にいたロシア軍を橋の破壊で孤立化に成功。川を渡ってくるであろう増援部隊の侵攻阻止にも。今後スジャの広い地域を占領か?」
松山氏「欧州への天然ガスパイプラインが」
岩「天ガの半数量」
小泉氏「ロシア軍におされている(ウクライナの)東部戦線から、わざわざスジャに部隊を回している意図を考えると、
(A)政治的な作戦で停戦にもっていく材料なのか?
(B)アメリカのしばりを解除してもらうためなのか?のどちらかと。
米軍はATACMSはまだ供与せず」
ゼレンスキー大統領「クルスク州スジャに軍司令事務所を設置」と公表
岩田氏「これは軍事的なことだけでなく、捕虜にしたロシア兵や人道回廊を扱う場所にするのだろう。また、このスジャの地域は(ロシアとの)緩衝地帯となるので、長期的に占領する可能性が高い」
小泉氏「ロシアには1)非常事態令 2)対テロ作戦体制 3)戒厳令(戦時下) の3つあり、ウク軍の侵攻を対テロ作戦体制にしている。なぜ戒厳令ではないのか?はプ大統領の頭の中なので不明だが、第2次大戦後初めて他国の侵攻を許したことを認めたくないのかもしれない」
小泉氏「メディア報道もスジャに侵攻したことを報道しているし、プ大統領も『ウク軍のクルスク州進軍をテロ認定』している。まずプ大統領は特別軍事作戦と言ってウクライナに侵攻した戦争なのに、ロシア領内への侵攻については戦争と言わずにテロと言いたいのか?」
岩田氏「ロシア国内のオルガルヒなどに動揺が起きているという報道があるが、プーチン大統領だは臆することはなく、いつか必ずクルスク州に大反撃を行うと思う。まず現在東部戦線のポクロフスク/ニューヨークをロ軍は占領したという報道がありロシア軍は進軍している」
小泉氏「ウク軍の侵攻前のラインでの停戦の話はできなくなったと思う。プ大統領は今の占領地はもらう、さらにはNATOには非加盟と言うつもりだったのかもしれないが、ウク軍のロシア領内への進軍は、ウクライナはその停戦案を飲むつもりがなかったという政治的動きか?」
ウクのベラルーシへの進軍は?
小泉氏「今はないと思う。ただ来年、ベラの大統領選で2020年の際のそれは、荒れに荒れてロシアが軍を出すかも、といって沈静化。仮にウクがベラの大統領選の時期に侵攻したとしたら、ベラの反政府派が暴徒化しておそらく収拾はつかないと思う」
核使用のレッドライン(RL)
バイデン政権「米供与の武器で露領内への攻撃」
小泉氏「ウクライナ側だってどこかにRLがあるのは理解していてただ武器に制限をかけられ続けるとこのままではウクが消滅すると思ったのでしょうしRLは米の思う場所よりももっと先にあると思ったか」
小泉氏「ロとウクとの間で通常兵器での戦いの中で仮に核兵器を使ったら間違いなくNATOが介入してくるでしょうしロ対米の戦いになった時どこまでエスカレーションするのかわからないという不確実性をもロは抱えることになる。それが嫌だから使わないという、逆の核抑止が働いているとも言えます」
小泉氏「今のロシア人は、おそらくウクライナの侵攻の巻き添えで何人かのロシア人が多分死んでるでしょう、それへの不満は持っているでしょう。ブチャのように死体が転がっている状況ではないのはロシア人はわかっているし、ロの軍事ブロガーが冷静に現状を分析していると思う」
小泉氏「ウクライナが受け入れたくない停戦案は2割の領土を盗られた上に非軍事化、かいらい政権。できれば、我々が選んだ政権の維持、そして軍事保持は最低限主張するために、クルスク州のスジャという小さいエリアだがそれを占領し交渉材料にするという政治的な動きかと」
提言:ウクライナ軍、ロシア領制圧、成否のカギ
岩田氏「米国の制限解除。大統領選も関与」
小泉氏「勝利条件。占領地の面積ではなく、その目的。小さくても目的が明確なら」
8/22
ゲスト
武藤正敏(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元駐大韓民国特命全権大使
河野克俊(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元統合幕僚長・元海将
興梠一郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 神田外語大学教授
抜粋
岸田総理の辞任について中国は?
興梠氏「(中国政府広報が専門家を通じて公表)簡単に言えば『誰に代わっても基本的に変わらない。日米安保があるから、日本はアメリカにこれまで通り追随するだろう』という見方。ただ本音では『戦略的互恵関係を取り戻したい』模様」
岸田総理の辞任について韓国は?
武藤氏「ユンさんの眼目は日米韓の堅持。正直、ユンさんは何をやっても国内では批判される状態」
河野氏「今、日韓関係が良いのは韓国が変わったからで、日本は何も態度を変えていない。それだけの話」
興梠氏「中国は当初のバイデン政権は歓迎。だがバ氏がトランプ氏の政策を継承しさらに機械的にし為評価は変わってしましった。それは防衛で日米韓を強固にしたりAUKUSとか。あと米がEUと強固に。だから中国は『米を囲いこまないと対応できない』と判断。原因は習氏なのに」
河野氏「トランプ氏は米朝会談で破談したでしょ。普通なら仕切り直しなのですが、彼は北朝鮮の興味がゼロになった。その結果『トラ氏は米韓軍事演習は金がかかるから止めろ。ミサイルを海に撃つのは普通だ』と言った。軍事演習が再開したのはバイデン政権になってから」
河野氏「トランプ氏は台湾は『遠い離れた所』と言ったぐらいでほとんど触れない。もし再選した時『台湾有事で困るのは日本だけ』と言いかねない。有事で日本が行動するには米の介入が必須。中国は米の介入前を狙う可能性が。トラ氏は台湾有事を皮算用で判断するかも」
河野氏「金がかかるから米韓軍事演習を止めたのは韓国は困ったと思し影響が大きかったはず。言語が違うからこそ演習を重ねて連携ができる。それにトランプ氏が再選すると『一番任期が長いのは私だ』と言って、他国のトップや米国第一政策研究の意見を聞く保証がない」
非核三原則
河野氏「米が核搭載可能な中距離Mの配備を第一列島線の国フィリピンや日本に配備する可能性がある。第二列島線では遠いし、中距離だと本土からは届かない。となると日本に配備させてくれと言いかねない。『持ち込ませず』を外し『持たず作らず』の二原則にし配備したら中国は日本を脅威と捉えるはず」
河野氏「アメリカの対中戦略上、(地理的に)日本が重要になっている。裏を返せば、日本が米に物が言えるようになったということです。ですから、米軍が日本に武器を配備することがあれば『配備は許可するが条件がある』と言えば良いだけの話」
興梠氏「李強首相は習氏の昔からの側近で習氏が地方のトップだった時、隣の部屋にいたのが李氏で習氏が残業すればそれにも付き合う仲。結局習氏が国のトップになったから『君も来いよ』と言われて来ただけ。習氏の周りはそういう人達。だから二人の仲を悪くしたい輩がいて、色々と噂を流している」
興梠氏が指摘する習氏失策
1米を敵に回す
2ウク侵攻でプーチン氏を支援
3コロナでロックダウン
4民間企業叩き
「李首相がこの時期にベラルーシへ。EUから見れば『やはりそちらですか?』と見えていますので、あからさまに対中強硬になっているでしょ。それに中国国民にとって一番きつかったのはロックダウンで、これは中国の専門家でもロックダウンは不要だと言っていたらしいし、イギリスの村では過去に(話の内容から、コロナではないと思われる)ロックダウンでみんな死んだという話もある。習氏はITや不動産は稼ぎ過ぎと口にした途端、官僚たちがITや不動産業界に制限をかけ始めた、その結果、景気低迷に。あと、中国は全員はスマホで管理されている、お金の支払いまでもトラッキングされている」
興梠氏「昔の中国は日本から援助を受けていたが、今の中国は平気で日本人を拘束控訴したでしょ?靖国神社に落書きをされても日本のトップは何も言わない、それで良いのですか?完全に中国は日本を下に見ているし、勝ったと思っている、中国は鉄砲で始まった国そういう国」
武藤氏「お金がないと、地盤がないと政治家になれない、こういう政治システムを変えないとダメ。変えれば、若くて有能な人が政治家になれると思うし、日本には有能な人がもっといるはず」
提言:揺れるアジア情勢で注視すべき事
武藤氏「米国をアジアに引き留める」
河野氏「タブーなき核抑止論」
興梠氏「中国経済。オバマ政権時のレポートにもあったが『中国経済は良い方が良い。中国経済が低迷すると対外的に強硬になる可能性が高い』と。蘇州の件もそうだと思う(→日本人親子が切り付けられて、中国人女性が亡くなったでしょ?犯人は中国社会への不満からだった)」
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ゲスト
杉山晋輔(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元駐米大使
グレン・S・フクシマ(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 米国先端政策研究所上級研究員
ジョセフ・クラフト(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) ロールシャッハ・アドバイザリー代表取締役
抜粋
クラフト氏「日本の外交官や官僚らはオバマトランプバイデン政権を経験し知識を蓄積しているので、対応できるでしょう」
フクシマ氏「ワシントンから見ると日本の総理の交代は慣れているので問題ないし今回も政権交代ではないから、ほぼ変わらないと見ているでしょう」
松山氏「なぜペンシルベニア州のシャピロ氏ではなくミネソタのウォルズ氏を選んだのか?シャピロ氏を起用すればペンシルベニアでの勝利はより確実のものになったはずなのに。ミネソタはすでに勝利確定済み」
クラフト氏「民主党員に聞いた話を分析すると、ウォルズ氏で白人高齢者層を狙った、ハリス氏と同い年なんだがウォルズ氏の方が年上に見える。そしてペンシルベニアのシャピロ氏の演説を聞いたらかなり盛り上がっていた、そのあとにハリス氏が出ても。それぐらいシャピロ氏はカリスマ性が高いので、ハリス氏が自分より目立つ人を嫌がったのではないかと思う」
フクシマ氏「バイデン氏の撤退はナンシーペロシ議員の影響が大きかったと思う。年齢はペロシさんの方が3つ上ですが。また、ハリス氏を選んだのはやはり、献金で、バイデン氏に集まった献金だが討論会での失態のあと、献金が停止されたままだった。このままだと返金の手続きなど面倒なことになりそうだったので、ハリス氏を選んだと思う。そうすることで献金がそのまま使えるので」
杉山氏「ヒラリークリントンさんの『ガラスの天井を突き破れるかもしれない』、アメリカ初の女性大統領が生まれるかもしれない、それだけ大きな言葉だったのではないか?」
フクシマ氏「バイデン氏の撤退は、年上のナンシーペロシ議員の影響が大きかったと思う」
ハリス氏の受諾演説
クラフト氏「共和党から見れば、トランプ支持者をさらに孤立させたいのか?それにホワイトハウスに入ればトランプ氏の案をひっくり返すように見える。民主党からすれば称賛されるでしょう。ただ彼女の前のオバマ氏の演説が良すぎた。いまだに人気が」
クラフト氏「バイデン、ハリス政権の政策に対し不満をもっている国民が意外と多いんです。ですから、トランプ氏はそこを突けば相当有利になるはずなのに、全くしていない。現在の政策の悪い所を突かれたらハリス氏は言い返せないから」
クラフト氏「ロバートケネディジュニア氏の5%は少なそうに見えますが、トランプ対ハリスで2%で競っている選挙なので影響は大きい。ただ、ケネディ氏は共和党から重要なポストを用意されたわけですから、トランプ氏に金で買われたようなもの」
(どなたか)「ケネディ氏は元々民主党で、バイデン対トランプの時はバイデン氏の票をとりそうだったが、ハリス対トランプになったことでトランプ氏の票をとりそうになったので、ケネディ氏を取り込んだと思う。ただ、ケネディ氏はアメリカ全州でいえば投票用紙に書けない州があるので、そもそも勝つつもりはなく、最近になって民主党に行って『なにかポストはないか?』と聞いたが追い返されたので、共和党に行って『ポストを用意してもらった』という話です」
クラフト氏「ロバートケネディジュニア氏の5%は少なそうに見えますが、トランプ対ハリスで2%で競っている選挙なので影響は大きい。ただ、ケネディ氏は共和党から重要なポストを用意されたわけですから、トランプ氏に金で買われたようなもの」
フクシマ氏「バイデン氏はペンシルベニアという小さい州の限られた都市で育った人、ハリス氏はカリフォルニア州という人口が多く経済都市。ハリス氏が大統領になればバイデン政権時よりも『対外貿易による経済が活性化するのではないか』と思う」
メール「アメリカの弱みは?」
フクシマ氏「オバマ政権の頃から中国をはじめアジア地域により強く関与しようしようとしてきたのだが、そのたびにウクライナやイスラエルなど他の問題が起きて、関与できていない。そこが弱みといえば弱み」
提言:大統領選を制するための条件
クラフト氏「トランプの敵はトランプ。政策論争をすれば有利なのに中傷ばかり」
フクシマ氏「HOPE→FUTURE」
杉山氏「時代の転換。大きな流れを見る人が勝てる」
メールQ.隠れトランプ支持者は?
A.2016年程はいないが激戦州では不明