BSフジ プライムニュース・7/8,10,11,12放送分

最終更新日 2024年7月12日

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7/8

都知事選&都議補選で 政局のかじ取りは誰に 自&立党首選に波乱は

ゲスト

逢坂誠二(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 立憲民主党代表代行

音喜多駿(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 日本維新の会政調会長


田﨑史郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 政治ジャーナリスト

 

抜粋

田崎氏「東京都は無党派層が50%にいますから、無党派層をいかに取り込むかが鍵だった。結果、無党派層の得票率は石丸氏(36%)、次に小池氏(32%)、そして蓮舫氏が15.63%しか得られなかった。そこが大きかったと思う」

 

田崎氏「そもそも立憲党と共産党が手を組んだことで、無党派層が離れたと思う。だって、支持政党を持たないから無党派なわけで、手を組んだことで政党色が強くなりましたから」

 

田崎氏「蓮舫さんは立憲の票を固めきれていたのか?が疑問。

支持政党が→立憲→共産

小池氏 13.77 12

石丸氏 10.73 10

蓮舫氏 72.06 69 (%)

蓮舫さんは支持政党が立憲の票の80%以上を固める必要があったはず」

 

田崎氏「木曜日に演説を聞きに行ったが、とくにうまいとは思わなかった。たまに拍手があったぐらい。ただあれだけの得票率だったので、SNSの使い方はうまかったとは思う」

竹俣さん「演説での拍手の量は別に関係なくて、重要な主張はあとで動画で見れば良いのかなと」

 

音喜多氏「話を聞くと石丸氏の動画が勝手に上がってきたそうです。おそらく人気動画として表示されたので、投票候補になったと思う。また、石丸氏自身『切り抜きして下さい。動画を録って拡散自由、配信で稼いで下さいね』と言われていて1つの経済圏ができてしまっている」

 

音喜多氏「石丸氏は既存メディアを否定したうえで、動画を見てと言っていた」

反町氏「トランプ(楽天市場で探すamazonで探す)前大統領が最初の選挙活動で特定のメディアを批判していた点に似ている」

 

田崎氏「広島の府中町で岸田総理が推した候補が落選した。(地元で強い議員が推しても負けた)ですから、石丸氏は広島に戻って広島1区あるいは広島県知事に出る可能性はある。ただ橋下氏にとっての松井氏つまり石丸氏が仮に政党を作っても統治できる人が今はいない」

 

音喜多氏「選挙用の動画といえども、例えば時代劇のラストシーンだけを見せてしまうような動画は作ってはいけないと思う。良い所だけを見せるような無責任なことをしてはいけないと思っている」

 

音喜多氏「選挙前に仲介者を通じて2回石丸氏と会った。彼は『支援が欲しいが政党色は出したくない』と。私は『野党2位なので正規で政策協定を結んで推薦を取って頂くので政党色を出さないのは無理だと思う』と説明しただけで喧嘩別れではない。彼は政党色を出したくないと」

 

田崎氏「石丸氏は一匹狼的な政治家だと思うし、昨日の会見で『政党を作りますか』と質問され『前向きに』と回答された」 逢坂氏「政治は仲間を増やしていく必要があるので壁にぶつかるとは思う。私も最初は政党色をつけたくなかった。ただ彼から学ぶべきことは多いにある」

 

東京都議会議員補欠選挙

自民党にとっては「2勝6敗」だった。

岸田総理「先送りできない課題の解決を優先。補欠選挙の結果は真摯に受け止めます」

田崎氏「落選者は気の毒で、岸田総理には『せめて事務所廻り位を』と要望したが全くしなかった模様」

 

田崎氏「都議補選は結局、当初は全敗すると思われた都民ファーストが勝った。一方、自民・立憲・維新・共産つまり既成政党が負けた、おそらくこちらも無党派層が強かったと思う」

 

逢坂氏「29年前、青島氏が東京都知事選に当選した時に『無党派』という言葉がでてきた。今回の選挙もそれぐらい大きな選挙結果だったと思う」

 

逢坂氏「自民党は総裁の顔を変えることで延命してきた党だ。そろそろ国民もそれに異論を。あとマスコミが総裁選を取り上げるから」

田崎氏「ならば同時期に立憲の代表選をぶつけて議論すべき。逢坂氏も立候補を。そこで都知事で共産党との連携は正解だったのか議論して」

 

田崎氏「遅くとも8月には総裁選に出るかどうか表明する必要がある。それに岸田総理自身は態度表明をすべき。出るなら出ても良い。その方が反岸田の候補者が出てくるわけだから」

 

音喜多氏「候補者調整は1+1=2になるとは限らない。実際、都知事選で立憲と共産が共闘したことで、無党派層が離れた。そもそも政党の諸問題が嫌いだから無党派層だと思うので、他党と組んで候補者調整するかどうかはその都度」

 

メール「都知事選で一人の優秀な政治家が出てきた。既成政党の政治ではダメだという結果では?」

音喜多氏「カリスマ性のあるトップが有言実行すればドラスティックに変わるかもしれないが失敗することも。だから民主主義では合議制でトップの案を補正する政治」

→賛同

 

提言:総選挙で我が党はこう戦う

逢坂氏「人へ未来へまっとうな政治へ。自民党のやり方は間違っていたから少子化になった」

音喜多氏「改革姿勢。地道に」

 

田崎氏「今回の自民党の裏金問題で、誰も責任を取っていない、これが一番の問題。なんのために最高責任者がいるのか?ならば、最高責任者が責任をとるべきと私は思う」

 

7/10

ウ戦争変える欧州政変 小児病院に大規模攻撃 プーチンの狙いと焦り

ゲスト

岡部芳彦(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 神戸学院大学教授

遠藤良介(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 産経新聞外信部長兼論説委員

ジョセフ・クラフト(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) ロールシャッハ・アドバイザリー株式会社代表取締役

 

抜粋

ウクライナの小児科病院への攻撃

遠藤氏「ロシアはウクライナの防空ミサイルの破片が、と言っていますが、ロシアの巡航ミサイルが、防空システムにかからないように低高度で飛ばしてきたのは間違いない、映像も残っていますし」

 

岡部氏「この病院は、高度治療のがん治療を受けいてた子供たちが多くて、点滴を受けながら外にいたところに攻撃を受けた模様です」

 

病院への攻撃意図は?

遠藤氏「不明です。ただ、我々の(日本の)外交は仲良くしましょうという所から始まると思いますが、ロシアの外交はまず恐れさせてから、相手に従わせる、というやり方です」

 

クラフト氏「ウクライナ侵攻(楽天市場で探す)がここまで長期になった原因の1つはアメリカです。武器供与、F16はあげない、少し経ってからあげる、つまり小出ししてきたことです。ペンダゴン国防総省は小出しよりも適宜供与すべき、と言っていたのにバイデン政権(WH)は小出ししてきたから」

 

遠藤氏「プーチン(楽天市場で探すamazonで探す)政権は2012年頃から『欧州の右派との連携を強化』していた。水面下で右派との団体と会合をしていますし、フランスの極右・国民連合にはロシア系銀行が融資しています。プーチンの狙いはEUに懐疑的な右派の政治団体を支援することでEUの分断を狙っています」

 

反町氏「プーチン大統領にとっては左派でも右派でもとにかく反EUなら歓迎?。となるとフランスの左派にも露系銀行が融資していたのかも?」 岡部氏「融資は不明です。ただ左派のメランション党首は2014年のクリミア半島の時は『ロシアにも言い訳があるのだろう』と言っていました」

 

クラフト氏「ハンガリーのオルバン首相は、侵攻当初のトルコのエルドアンと同じように、いいとこ取りをしようとしているのではないか?そもそもNATOから抜けるつもりはない、ウク支援に不満を言いつつ最後には賛成をしたり、ハンガリー国内では彼はほぼワンマンなので」

 

反町氏「それってプーチンと同じやり方では?」

岡部氏「そう。だから総領事は強制退去をウクライナに明示されたし最近のオルバン首相はそこまではしていない」

反「NATOの規約違反では?」

岡「ですから、ザカルパッチャ州のハンガリー領事館は今は大人しいと思う」

 

反町氏「それってプーチンと同じやり方では?」

岡部氏「そう。だから総領事は強制退去をウクライナに明示されたし最近のオルバン首相はそこまではしていない」

反「NATOの規約違反では?」

岡「ですから、ザカルパッチャ州のハンガリー領事館は今は大人しいと思う」

 

遠藤氏「2016年トランプ氏が当選した時ロシアの極右は当選を祝うパーティを開いた。つまりプーチンは『世界はいくつかの大国が統治すべき』という考えで、トランプの自国第一主義そしてトランプが好きなディール(取引)を、これらをプーチンは好むので」

 

プーチン大統領の「バイデンは経験豊かで予測可能だ」

クラフト氏「これはバイデンは年寄り古臭いあきらかに皮肉ですよ」

反町氏「米大統領選は?」

ク「バイデンハリスキャンペーンとして集めた献金なのでルール上バイデン、ハリスしか使えない。それ以外は集金し直し」

 

クラフト氏「ロシアからの停戦案ですが『クリミア半島と侵攻した4州(ルハンスク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソン)からウク軍の撤退』として1年前からアメリカに言っている。もちろん米は了承しているわけではない」

 

クラフト氏「ゼレンスキーは2月24日以前の奪還と言っている。つまりクリミア半島ぐらい。なぜなら『4州とクリミアをロシアに渡した大統領』というレガシーを絶対に受け入れたくないからのだろうと米政府は判断しているし、まさにそれだろう」

 

クラフト氏「ハンガリーのオルバンにしろ、トランプにしろ、彼らの発言をいちいち取り上げない方が良い。その場でふと言っている程度で、トランプが再選したら取り巻きが考えて案を出すので」

 

岡部氏「インドのモディ首相がロシアが訪問しましたが、彼は『今、世界がこの場を注目しているだろう』と言ったらしいのです。日本の政治家でそんなことを言った人はいませんよね?つまりモディ首相は政治家としてそういうことを言いたかったのでしょう」

 

反町氏「茂木氏とトランプ氏との相性(関係)は?」

クフラト氏「ダメですよ。かつてアメリカに留学していた茂木氏の恩師はバリバリの民主党員ですよ」

反町氏「おぉぉ。そういう見方ですか」

 

 

クラフト氏「今回のNATO会議において、いつも以上にバイデン大統領は奮起すると思う。なぜなら大統領選が近いから。このNATO会議で成果のあることをアメリカがしたということをバイデンは示したい。ウクライナが勝つではなく自分の大統領選のために」

 

提言:対ウクライナ戦争。日本の覚悟

クラフト氏「MAR A NATO。日本も積極的に」

遠藤氏「人と共に。負傷しハンデを持った兵士への支援」

岡部氏「不変をもって万変に応ず」

 

7/11

トランプリスクへ備え 米国抜きの安保戦略? NATO&日本×中国

ゲスト

森本敏(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元防衛相

小原凡司(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 笹川平和財団上席フェロー

鈴木一人(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 東京大学公共政策大学院教授 地経学研究所所長

 

ゲスト

NATO新司令部をドイツに置いたとしても

鈴木氏「トランプなら『勝手にやって』と言って(パリ協定同様に)離脱する可能性があるので、大統領選よりも前に決めたとしても無意味。ただキャンプデービッドでの日米韓共同声明の方が実態を伴っているので離脱しないと思う」

 

小原氏「先ほど森本先生がアメリカがNATOを見ている方がと言われましたが、ウクライナ侵攻が長期化すればするほど喜ぶのは中国です。なぜならアメリカ、ロシア共に疲へいするからです。そして我々にとっては疲弊したアメリカの先が不透明である事が心配」

 

日比円滑化協定(RAA)、中国vsフィリピン

鈴木氏「バシー海峡はアメリカも関与はするでしょう。ただトランプ氏になった場合『そこは中国とフィリピンの問題だからそちらでやって』と言って米軍が backdown(一歩下がる)可能性はゼロではない。ただ比の後にはRAAがあると」

 

森本氏「ASEANにおけるアメリカの活動に対し、東南アジア各国は信用を置いていない。一方、日本のASEAN外交には信頼を得ている。万が一日本がここから撤退したら、これまでのASEAN外交(の成果)は消滅する」

 

鈴木氏「アメリカにあって中国に無いもの、それは同盟国とよく言われている。そういう意味で今回の日英豪の共同訓練は、その同盟国間の結束が強くなるのでアメリカは歓迎していると思う」

森本氏「護衛艦、哨戒艦、揚陸艦とバラバラの3種で訓練したこの意義は大きい」

 

森本氏「ASEAN・豪州の海域はとても広い。その海域において日本のプレゼンスを高めるには友好国を増やしていくこと。結果、海自が寄港できる国が増える。でなければ補給艦が必要となる。そうやって海自があちこち動けるようになると中国は『動きにくい』と感じるはず」

 

提言:日本が目指すべき安全保障の形

森本氏「戦略的自立性のある安全保障に」

鈴木氏「多元化と多層化。日米だけでなく英や豪との多元化、サイバーやAI(楽天市場で探すamazonで探す)を含めた多層化」

小原氏「NATOと協力できる態勢と能力の構築を。今はないので」

 

7/12

「石丸旋風」の表と裏 陣営“軍師”全て語る 既成政党NOの危機感

ゲスト

藤川晋之助(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 藤川選挙戦略研究所代表理事

岩田明子(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) ジャーナリスト 元NHK解説主幹

林尚行(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 朝日新聞ゼネラルエディター補佐

 

抜粋

藤川氏(石丸氏の選挙対策事務局長)「当初ネット中心の選挙戦をやっても若い世代は投票に行かないだろうと思っていた。またシニア層には石丸氏のウケが良くない。ですが20-40代の得票率が高かった。予想とは異なった。1.4万箇所のポスター貼りをボランティア千人に頼んだ

 

藤川氏「石丸氏と選挙活動をした所は蓮舫さんに勝った。逆に活動していない所は蓮舫さんには負けた。人が集まり過ぎて驚いたし小さい駅では開催が無理になった。またポスター30万枚を用意したら1日で15万枚をボランティアが配ってくれた。想像以上のボラ数だった」

 

藤川氏「3か月前から準備をしていたら小池氏に勝てたかもしれない。それぐらいの石丸氏の勢いがあった」

 

林氏(朝日新聞)「藤川氏は我々からすれば選挙の神様のような方です。たしかに無党派層で石丸氏が強かったのは理解できます。ですが中高年より上の世代は無党派層を含めて小池氏が強かったのは事実です。また、我々のような活字メディアからネットメディアに変わる潮目か」

 

藤川氏「たしかにOLDメディアからNEWメディアに変わる潮目なのかもしれない。ただ石丸氏が運が良かった面がある、安芸高田市長選ではあの事件(贈収賄)があり、知事選でも事件(自民の裏金)があった、そういう時期に出た選挙だったという点もある」

 

藤川氏「私は田中角栄さんの時から選挙に携わっているが選挙は戸別訪問をすることからと教わった。だからもし彼が次回も私に依頼したら、次は3万件の戸別訪問をしなさいと言う」

反町氏「166万票捕った人が戸別訪問しますかね?」

藤「?風だけで票を得た人は次落ちやすい」

 

林氏「実は街頭演説の1日の回数、石丸氏は15回、蓮舫氏は多くて2回。ですから生石丸、生蓮舫に会える、結構これ大事」

藤川氏「その結果、石丸氏1日で累計10万人が街頭演説に集まった模様で、その結果、動画を録ってUpする人が増え再生回数まで増えた、爆発的な知名度Up」

 

藤川氏「石丸氏の考えは『20分以上演説しても話を聞いてくれない。それに公約といっても民主党政権下で公約が守られたのはわずか。だから、政策を言うのではなく票を入れて下さい』と。彼は各地で演説をしたが、どこでも同じ内容で喋った。それでも涙を流す人がいた」

 

反町氏「(その石丸氏の街頭演説のやり方は)橋下徹さんと同じやり方じゃないですか?」

 

林氏「今回の都知事選ではポスターの問題がありましたが、動画の再生で報酬が発生した。この報酬は元々プラットフォーマーのシステムなので、そこに選挙がからんでしまった。また、メディア側としては報道の仕方も含め国会で議論すべき時期かもしれない」

 

藤川氏「石丸氏を追っかけて動画をUpしていた人で、一部には500万を稼いだ人がいたらしく、事実なら私も、と思うじゃないですか?」

岩田氏「LINEはOKでメールだとダメという件、補選で号外が配布された件など、ぜひ国会で議論して欲しい」

 

反町氏「正直、我々メディアがね極端な話、例えばフジはずっと保守系政党を、朝日さんはずっと野党を応援するようになった、つまり各メディアが政治色を強めた方が良い?」

藤川氏「私自身は、そうなった方が良いと思っている」

 

藤川氏「ただ保守の比率、左派の比率って昔から変わらない。だって外交なんて与野党で変えようがないし、内政問題で際立った政策が出た時に、普段は真ん中の人が左に行ったり右に行ったり(スイング)しているだけ。護憲・改憲の比率も昔から変わっていないんですよ」

 

岩田氏「石丸氏が言った『国政なら広島1区?』ってパワーワードですよね、岸田さんですから」

反町氏「刺客みたいな」

林氏「でも次の広島1区って、総理のおひざ元とは限らないですよね(総裁が別の人になる可能性)」

 

藤川氏「石丸氏は日本を変えたいと思って都知事選に出た。ただ総理を目指すとなると何十年もかかるから都知事になることを目指した。ただ都議会選を狙って、彼を中心とした新党ができて、そこから候補者を立てるという手はある。ただ、新党というのはほとんど残っていない」

 

反町氏「なぜ新党は長続きしない?」

藤川氏「与党だと活躍できるポストがたくさんあるから、長続きできる。野党の場合、党首や幹事長など活躍できるポストが限られているでしょ?ですから『俺が俺が』ということで党が長続きしないと思う」

 

反町氏「藤川さん、次、石丸さんに依頼されたら選挙活動手伝う?」 藤川氏「実は無報酬。だって1500人がボランティアしているので私がもらうというのは。そもそも石丸さんとの関係はたった1か月です」

反「え?」

 

藤川氏「だって私は144回選挙を手伝って来た経験で、時給はいくらですか?という人が大半なのに、今回はボラが多かったのは新鮮だった。ただ私は、石丸氏が大谷選手や藤井棋士のような変化を起こしてくれる政治家だと思って応援した」

 

藤川氏「私は144回(プロとして)選挙応援をしてきたが、せっかく当選までしたのに議員になった途端、お金で失態をする議員がいるじゃないですか?本当に応援して良かった政治家は数えるほどですよ、腹立ちますよね、応援したのにって」

 

岩田氏「自民党は派閥が無くなりましたよね、そのせいか、若い議員があちこち集まっているんですよ。安倍さんのお墓参りをしたり、奈良の現場に行ったりと。派閥のしばりがなくなったのでしょうね」

 

反町氏「小泉元首相、森さんが終わった途端、『自民党をぶっ壊す』と言って総裁になりましたよね」

藤川氏「色々派閥がある中、一匹狼的な議員でしたが、そこに至るまで修練されていたから、出るといって当選できたわけで、今の自民の若手にはそれはいないでしょう」

 

反町氏「自民党、石破さん以外にもこれだけ総裁選に出られるそうな人がいる。一方、立憲は」

藤川氏「いないでしょ。代表選では泉さんぐらいしか」

反「野田さんは?」

藤「いや、昔の名前で出ています、でしょ。どの党も人材育成不足。安倍さんですら高市さんぐらいで」

 

石破氏「最近、橋下さんが馬場さんに不満を言ってるでしょ?」

藤川氏「橋下さんって首長の経験者だが議員の経験をしていない。経験がない頭で馬場さんに対し色々言っていると思う。やはり、議員の馬場さんにしかわからない悩みはあると思う」

 

林氏「今回、石丸さんがここまで票を獲得できたのは熱量と技と思う。藤川さんが与えた技で加速」

岩田氏「自民党内でもネットの使い方を議論している模様です」

 

提言:変容する選挙との向き合い方

岩田氏「進化。選挙法の改正が必要では?」

林氏「政策本位。候補者の仕事」

藤川氏「討論会。民主主義の基本。討論会を逃げてはダメ。不誠実な対応はやめてアメリカの討論会のように。知事選だけでなく党首討論でも不誠実だった」



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