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鈴置×真田が韓国分析 尹政権で日韓関係は? 元徴用工に新基金案が
ゲスト
真田幸光愛知淑徳大学教授
鈴置高史元日本経済新聞社編集委員
※私の読解力の無さで、重複箇所が多いです
真田氏「韓国は与野党支持が各30%残り無党派。今のユン大統領の支持率だと世論を見て政治をする可能性が。米国に近寄って世論が反発したら中国の方に寄るかもしれない。北朝鮮対応でも失敗するかもしれない。結局、攻める所がなくなった時、世論の支持率稼ぎのためにユン大統領は日本叩きをするかもしれない。ユン大統領に限らず、韓国は昔からそう。今に見てごらんなさい。韓国は末期になると前の大統領を逮捕する。そういう国なんです。ムン前大統領は逮捕を回避する方策をしたが」
・私の提言
真田氏「攻め」
鈴置氏「罠だらけ」
鈴置氏
「通貨スワップのメリットは韓国のみ。イミョンバク政権の時スワップをし、日本の国内企業はウォン安で苦しめられ、イ大統領は竹島に上陸するなどやりたい放題。韓国がスワップすると海外投資家が『背後に日本がある安心感を持つ』だけ。日本にメリットなし」
真田氏「経団連会長の十倉さんが訪韓した時、韓国の経済界に『スワップよろしく』と言うほど、韓国にとっては便利なもの」
鈴置氏
「もし、韓国が中国寄りになりそうになったら、アメリカとしては何を考えるか?それは焦土化です。北朝鮮の核兵器を廃棄させ、韓国の半導体メーカーが縮小できれば米はそれで良いと思っている。中国にそれらを盗られるのを防ぐため。
詳しく言うと、韓国の半導体メーカーは主要な工程は中国の工場で、一部工程を韓国国内で。一方、台湾は台湾内で生産を集中。万が一の話、朝鮮半島が中国に盗られそうになった場合、米国は韓国を捨てて台湾を選ぶと思われる。
これは朝鮮半島は昔から、歴史的に見ても不安定な地域である話なので、そう思うと、そこに住む韓国人は気の毒ででもある」
真田氏
「日米豪印クァッドには韓国は入っていないでしょ。だって軍事同盟ですから、米国は信用のない国は入れるつもりはない。一方IPEFは経済枠組みだから米国は入れた。先に米は韓国を訪問し日本に来たでしょ?『IPEFには入れよ』と米は韓国に言ったと現地記者から聞いた」
真田氏
「ユン大統領になって若干、韓国は米国寄りになったとは思う。ただ、中国の顔色はいまだに見ている」
鈴置氏
「韓国はホワイトリストに戻せと言っていますが、結局、フッ化ポリイミド(*)の量が減っただけで、他の項目は変わっていないと思う。それは日本のフランス支店から輸入していたりして、合計するとそんなに減っていない。フッ化ポリイミドは日本の要請通り帳簿につけるようになったから適正な量になっただけ。以前は韓国が大量にどこかに横流ししていたから、それがなくなった分、量が減ったように見えるだけ」
*別のフッ化原料かもしれません。
鈴置氏
「徴用工ではなく応募工。現金化は迫っていない。持株会社の株式現金化は困難。売掛金債権の現金化の方が容易。つまり韓国側の目的は日本をテーブルにつかせたい。日本は植民地支配は不当ではなかったという立場。韓国は植民地支配が不当だったと日本に認めさせたい。そもそも韓国側では『徴用工問題』ではなく『新日鉄における強制労働問題』で、それにいち早く気づいたのは安倍元総理で、安倍さんは当時、強制労働問題と言い換えたが、マスコミはいまだに徴用工問題と言っている。また、最近の韓国は『そもそも植民地支配はなかった』という世論が出てきているので、この問題に日本を巻き込んで、日本に『植民地支配は不当だった』と言わせたいので、日本政府はこの問題にタッチしないのが良い。そして『現金化を迫っている』と言っている人の背後には韓国側の政府か企業がいると思った方が良い」
鈴置氏「韓国が竹島のEEZ付近で2回調査したでしょ。日本は1回目は無視したが、2回目は抗議した。もし無視し続けたら、国際司法裁判になったら『調査をしても日本は抗議しなかった』として韓国側は有利になった話。海保や自民党外交部会かは不明だがスッパ抜いて、産経に流しから、岸田総理と林外務大臣は助かったが、もしスッパ抜いていなかったら、どうなっていたか?『林大臣が訪韓している間に、韓国はEEZで調査していたのに、大臣は何も言わなかった』となる」
メール「徴用工問題は?」
鈴置氏「自称、徴用工問題ですが、日本側は放っておく。韓国側は現金化するはずがない。したら終わりだから。(応募工問題)」
メール「政治経済は別ものと韓国の人が言いますが?」
鈴置氏「一体化。別々にはできない」
真田氏「注力を政治か経済かをするのが政治力」
新美アナ「結局、今日の結論は?」
真田氏「結局、日本は守る姿勢で。ただ、攻めつつ守るという私の意見と、最初から守りのみという鈴置先生の意見の違いだけ」
新美アナ「最後になりましたが、日韓関係が良好になれば良いと思います」
→どなたかは書きませんが、「それはナイナイ」と手を振る