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ゲスト
小野寺五典(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元防衛相 自民党安全保障調査会長
道下徳成(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 政策研究大学院大学理事・副学長・教授
李相哲(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 龍谷大学社会学部教授
抜粋
反町氏「韓国海軍レーダー問題は?」
小野寺氏「決して消えた、解決した話ではありません。戦略的互恵関係がありますから、(有事における連携において)できることから話ましょうとなっているだけです。あの問題が消えることはありません、隊員の命に関わる問題なので」
李氏「韓国にとって、台湾有事は決して他人事ではありません。韓国への海路の50%が台湾周辺を通過しているからです」
道下氏「韓国軍は、とくに海軍力は北朝鮮に比べ圧倒的に優位なので、仮に台湾有事の際にはそのいくらかを回してもらえると助かる点。そして武器輸出国として韓国は世界上位クラスなので、万が一の際には頼りになる可能性がある」
反町氏「前、日本の海自の艦が韓国に入港できないという話がありましたが?」
専門家「それは日章旗の話だけで、実際は」
反「ですよね?有事の際に旗が問題なので入港できないなんてあり得ませんよね」
専門家「あり得ません」
私見→韓国の旭日旗反対の某教授の悪影響の事例
李氏「韓国の国民において、北朝鮮の核抑止はもう無理だという認識です。それに撃たれた後に撃つでは意味がない。ですから戦術核を持ち、そのボタンをどうするのか?アメリカとの共有ボタンではなく、自前のボタンを持つという意見が出ている」
李氏「もう一つの見方があって、韓国で自前の戦術核を持つ、という話になれば。今まで北朝鮮の核を野放しにしていた中国が北に対して核抑制の動きに変わってくれるのではないか?という見方もあります」
反町氏「怖い話です」
ランプ氏「北朝鮮は私の返り咲きを望んでいる」
李氏「北朝鮮は3回もト氏と会ったが、痛い目にあっている。それに現在はロシアとの関係が深くなり、核兵器の技術は向上しているので、余程、トランプ(楽天市場で探す ・ amazonで探す)氏が何かしらの大きなテーマを掲げない限り、難しいのでは?」
道下氏「以前のトランプ政権では大統領補佐官、国家安全保障問題担当のマクマスター氏がいて、トランプ氏の行動を抑止していたのですが、今回はマクマスター氏のような人が政権に入らない可能性がある」
道下氏「半分冗談ですが、トランプさんてバイデン政権をすべて悪としている。そのロジックでいくとするならば、バイデン政権下で色々な条約、締結を決めたとしてもトランプ政権になった途端『全て悪なので解約』と言いかねないので注意が必要」
竹俣さん「汚物風船で火災が起きたという話があり起爆装置があるという話も」
李氏「ええ。ここに来て精度が上がってきていて、つまり北朝鮮の軍が飛ばしているので、今はゴミですが突如(精密)兵器に変更することが可能であることを懸念し始めています」
道下氏「ゴミと思っていたとしても、撃ち落とした場合に中から生物兵器が散布される可能性があるので、安易に撃ち落とせない。ただ、彼らの意図はビラを送ってくるななので、脱北者団体に自制を求める動きが出始めている」
李氏「風向きが北にとって有利なので」
メール:台湾有事の際、米軍は?
道下氏「米軍、自衛隊も参加すると思われ、米軍も攻撃を受けるので反撃はするだろう。ただ『アジアの問題のなので台湾・日本・韓国で戦え、米軍はサポートだけ』とトランプ氏は言いそう。ただトランプ氏の予測不能は中国にとっても同じなのことが、唯一の有利な点」
メール:北朝鮮が韓国との対話の可能性は?
李氏「北朝鮮は基本アメリカを見ている。ですので、アメリカと対話ができるようになり、アメリカの付随国である韓国が北に対し課している制裁をすべて解けば、の話でしょう」
提言:日本が最も重視すべき有事への備え
小野寺氏「自立と同盟」
李氏「核で日韓は連携必要。北が核を放棄しないのは確実なので、核保有を日韓で議論すべき」
道下氏「国民の安全と安心感を確保する」
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ゲスト
杉山晋輔(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元駐米大使
木村太郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) ジャーナリスト
小谷哲男(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 明海大学教授
抜粋
激戦州について
小谷氏「2020年トランプ氏が激戦州で負けたのはコロナによる経済低迷です。それらの州の労働者はコロナで仕事を失った点。そしてコロナで郵送による期日前投票で民主党のバイデン氏に有利に働いたと思われます」
小谷氏「ベネズエラの大統領選があり不正を言われていますが、とにかく2,3か月後にはアメリカを目指す移民が急増する可能性があり、ハリス氏にとって不利になる可能性があります」
木村氏「共和党寄りのシンクタンクが『バイデン大統領をクビにしたのは州制度に違反だ』という訴訟を起こすと思います。つまり大統領を辞任させるには多数決で決めないといけないのに、その手続きを踏んでいないからだと」
反町氏「下品なネガディブキャンペーン、有罪になった人が大統領候補というのは?当選者は核のボタンを持つのに」
小谷氏「核のボタンの話は同盟国側の視点だと思います。それにエリート層はおかしいと感じるかもしれないが、ラストベルトの労働者なら『有罪者であっても生活が良くなるなら』と思うでしょう」
反町氏「木村さんのJTバンスの背景を聞くと、バランスを取ろうとしたのはわかりました」
杉山氏「アメリカの選挙選は切り取りが当たり前」
反「私は"切り取り"が嫌だからなるべく番組に出て頂いて好きなだけ話して頂くスタイルでこの番組をしているつもりですが」
小谷氏「バンス氏は女性蔑視の弁明は言いましたがそれとはまた別の失言が出ていて『子供のいない女性には課税を』と。どちらの失言も公職につく前で民主党批判のつもりで発したようですが、バイデン陣営の中では副大統領候補の人選のミスかという話が出始めています」
木村氏「トランプ氏は自分が後4年しかできないとわかっている。だから、自分の後任としてバンス氏を選んだ。(失言含め)バンス氏は一貫して考えが変わらないでしょ?自分に似ているし、もはや共和党はトランプ党になったし、それの後継としてふさわしいと」
木村氏「アメリカの選挙は経済政策で決まる。温暖化対策といった政策で決まることはない。トランプ政権の時に規制緩和をし、その結果、富裕層だけでなく一般国民にもメリットがあった。だからハリス氏が11月までに物価を下げないと厳しいかも」
小谷氏「労働者の人達に『気候変動のことを言っても、何?』と言われると思います。アメリカの中にも気候変動を気にしている人はいますが、とくに接戦州の人達にとっては関心はないので、選挙戦でその政策が出てくることはないでしょう」
小谷氏「結局、アメリカは接戦州の人達(約4万人)を喜ばせるような政策で大統領が決まっていると思う」
反町氏「ということは、スイングステートのスイングボーダーの人達の動向によって世界が振り回されていると言って良いのですか?」
小「そう言っても良いと思います」
木村氏「私はハリスがウィットマー知事を副大統領候補して、女性女性にして中絶問題だけをイシューにしたら共和党は何も言えなかったと思う。世の中の半分は女性だし。でもウィットマーが候補から降りた。彼女はハリスでは勝てない、自分の政治生命も終わると思ったから」
小谷氏「今、民主党はハリス1人にまとまっているように見えますが、これから綱領を作っていく段階で割れる可能性がある、日本の都知事選のように」
反町氏「それってあの政党のこと?(一つにまとまったが逆効果)」
小「それは・・・」
反「わかりました。言いません」
小谷氏「バイデン氏が撤退したのは、議会選挙において接戦州だけでなく、これまでは民主党が勝って当然の州においても落選議員が出そうな数字が出たから、撤退を決めた模様です」
反町氏「それは上院?下院?」
小「どちらもです」
メール「なぜ富裕層を優遇するトランプ氏に対し、低所得者層の米国民からも支持を得られるのですか?」
杉山氏「アメリカのここ数十年来の問題がトランプ氏を生んだと思う」
反町氏「そこをもっと掘り下げたいですね」
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ゲスト
伊藤融(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 防衛大学校国際関係学科教授
鈴木一人(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 東京大学公共政策大学院教授 地経学研究所所長
小泉悠(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 東京大学先端科学技術研究センター准教授
抜粋
伊藤氏「バンス氏の奥さんはヒンドゥ教でご両親も。その事がインドでは広く伝わっているので、インドではバンス氏の方が好意的」
反町氏「ハリス氏はジャマイカとインドの」
伊「ハリス氏は黒人のイメージの方が強いので、やはりバンス氏の方が」
小泉氏「プーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)大統領はウクライナとの停戦条件として現在の政権の解体ウクライナ軍の解体です。結局ロシアにとって都合の良い政権を作ってロシアに対抗できない主権のない国にすることが目的であって、NATO加盟どうこうは二の次ではないかと。彼は主権にこだわっている」
なぜ7/8 にロシアとインドが首脳会談をしたのか?
伊藤氏「2000年から年次でしていたが、コロナやウク侵攻があったり、G20議長国だった、双方の大統領選が終わったので。モディ首相はこれぐらいなら大丈夫だろうという読みで訪問。しかしアメリカは激怒」
伊藤氏「ただモディ首相の読みを間違えたのは、ロシアがウクの病院を攻撃したことは想定していなかった」
反町氏「インドって有名な工科大学があるから半導体は?」
伊「大量の水と電気が必要で、インドの弱点です。だからモディは米国マイクロンの工場を作る予定」
伊藤氏「インドはロシアから石油を大量に買っているが通貨はルピーなんです。ですからロシアにとってはルピーを使う機会がない。それにインドとしては早く戦争を終わって欲しい。なぜならロシアの弱体化がインドにとっては一番困るので」
鈴木氏「インドは仮に中国と対峙するようになった時にロシアが仲介になってくれる、重石になってくれるという期待がインド側にはあるので、インドの弱体化は避けたい」
伊藤氏「モディ首相のロシア訪問でゼレンスキー大統領は激怒したそうです」
伊藤氏「インドが仲介した経験値はないです。仲介できるものならしたいぐらいです。ただグローバルサウスの中では一番ロシアに物が言えるのはインドぐらいです。なぜなら『売る先のない原油を買ってやっているのは我々インドだ』と。かつては露製のミグ戦闘機を買っていた」
伊藤氏「最近は露以外のフランス、イスラエル、アメリカからも戦闘機を買っています」
反町氏「それって有事の時」
小泉氏「大変だと思いますよ。ロシアはセンチ、米国はインチ、スパナ1つですら共有できない。おそらく部隊ごとに分けて運用では」
伊藤氏「インドは2020年中国との国境問題、パキスタンとはカシミール地方での争い。アフガニスタン、イランとは戦略的パートナー。できればロシアの原油をイラン経由の海から購入したい」
伊藤氏「元々インドはロシアを保険にしている。その真意は『インドがロシアとの関係があっても西側諸国は我々インドを非難することはあっても切ることはない』と高をくくっている。要するに実利優先の国。2023年G20議長国の声明文をインド主体で出して来た。そもそもロシアも中国もいるG20でまとまった意見が出にくい、ならばインド主体で出した方が、という考えだったの可能性がある」
小泉氏「インドが造っていた空母、エレベーターはロシア製、着艦機は別の国、エンジンの別の国、とよくもまあ、インテグレート(一体化)したなあと思いました」「ロシア人のインド専門家が言うには『インドと国境を接していなくて良かった。接していたらケンカが絶えなかったかも』と」
小泉氏「安倍さんがされた対ロ政策は正しかったのか検証する必要はある。クリミア半島の時、制裁を強化しなかった、それは中露の接近阻止するためだったのでしょうしその努力は評価したいのですがこのように今の日本政府は10年20年後にどうなるのか想定した対ロ制裁を」
提言:あるべき日本リアリズム外交
伊藤氏「将来と現在の国益に基づく外交」
鈴木氏「米中のバランス」
小泉氏「”日本の”リアリズム。日本にとってリアリズムの再考を」
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ゲスト
先﨑彰容(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 日本大学危機管理学部教授 思想史家
山本圭(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 立命館大学法学部准教授
抜粋
先崎氏「都知事選でNHK党が多くの候補者を出したことは合法的テロリズムだと思う。世の中を転覆させることはできないから、一般の人達に対し皮肉を言う、やゆすることで心を惑わし、現状の閉塞感を打破しようとしたのでは?多くの候補者を出すことで世の中に動揺を与えた」
山本氏「嫉妬が生まれるのは比較をするからで、アリストテレスの時代から。ただそれは近しい人との比較で『あの人には負けたくない、彼よりもう少し給料が』という感情で、スーパーリッチは比較の対象外。実際『あと給料が上がるなら』という質問で『15%』の回答が多かった。つまり、給料が15%よりもっと多い人達は嫉妬の対象外ではない、ということがわかります」
山本氏「SNSで嫉妬を燃やす燃料を増やしている可能性がる。というのもSNSは全く知らない人、インフルエンサーの生活が垣間見える。普段の写真だけでなく一部には『(旅行や食べ物をいつもより)盛る人』がいて、それらを見ることで『嫉妬』という燃料を増やしていることに」
下方嫉妬とは?
山本氏「部下の手柄は会社にとっては良いことだが上司の自分としては嫉妬。もっと世の中で言えば『子育て支援策』で『自分達が子育てしていた時にはそんな支援はなかったのに今の人達は』という嫉妬」
反町氏「『支援策』でそう思っている人達は多いと思う」
反町氏「つまりお金持ちに対する嫉妬心から、累進課税や相続税が国の制度としてビルトインされていると?」
山本氏「正確な数字が違うかもしれませんが、昔、年収8000万の人は70%の課税だったが、今は45%。嫉妬心があったといえ課税は下がっているのが現状」
先崎氏「昔、川原と神社の前は治外法権だという話があった。つまり神社の前で商売をした時、そこではずっと神様が見ているわけでボロ儲けしてはいけない。だからこそ(誰が商売をしても)平等な場であった。そういう意味で宗教がからんでくる」
先崎氏「累進課税の話を出されたが、例えば今の少子化対策は、要するにお金の再分配をしているだけであって、それをしたからといって子供が増えてくるわけではない。結局、国民の心の方に要因があって、だからこそ宗教がからんでくる」
先崎氏「ポピュリズムって、第一次世界大戦後の社会生活の向上で、各個人は(今の豊かな生活に)ニンマリしているが、全体として見ればみんなニンマリしていて気持ちが悪いという話」
先崎氏「ポピュリズムは『犯人をずばり指さす』ことで、例えとしては不適切かもしれないが『小泉政権で郵政民営化に反対する議員は悪だ』といったのは、今言えば行き過ぎたポピュリズムだったし、トランプ氏の『移民は悪』だというのも同様」
先崎氏「私が極左の人、極右の人両方を支持できないのは、彼らはいつも怒っているという共通点がある。彼らに言いたいのは『双方が怒りを持ち続けるのではなく、どこかで妥協点を見出すべきではないか?』ということ」
先崎氏「アメリカで出自を問うような批判をしているが、それって変えられないことじゃないですか?都知事選の政見放送だって、おかしいと思ったとしても放送せざるを得なかったわけで、ならば『合法的テロリズムをする彼らを生まないようにするにはどうすべきか?』」
反町氏「例えば内閣人事局の任命権を立法府が持っていること、これが大きくなりすぎると、行政府と立法府のバランスが崩れますよね」
先崎氏「国が主導すべき安保の話、一方、国ではなく地方分権、集中すべき話と拡散すべき話(それぞれの切り分けを)」
山本氏「フランシスベーコンという哲学者がいて、個人の嫉妬はダメ。ただ公的な嫉妬は違う。例えば貧者が多くいて、一部に富裕層がいると嫉妬が生まれる。富裕層は貧者の暴走を恐れることで(資産の)再分配が起きる可能性があると、彼は言っている」
先崎氏「五輪の選手だって、(前回のメダリストに対する)嫉妬心から頑張って頑張って努力をしてメダルを目指しているわけで、その嫉妬心は別に悪くないと思う。ただ、その嫉妬心から単に選手を誹謗するのは間違った嫉妬心だと思う」
提言:嫉妬とうまく付き合うには
先崎氏「軸。軸とユーモア。自分の軸を持ったり、余裕を持つユーモアを持った方が」
山本氏「私の嫉妬は私だけのもの」
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ゲスト
江崎道朗(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 麗澤大学客員教授
ジョセフ・クラフト(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) ロールシャッハ・アドバイザリー株式会社代表取締役
山岸敬和(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 南山大学国際教養学部教授
抜粋
各種世論調査の支持率平均値
ハリス 46.5% vs トランプ 47.7%
反町氏「この数値について」
江崎氏「残り100日、州知事未経験のハリス氏が行政能力、外交能力を示せるかどうかだと思う。またアメリカのメディアの大半は民主党寄りなので『盛ってこの数値』かもしれない」
クラフト氏「JDバンス氏はラストベルトの人達の票さえ獲れば良い。そのための副大統領候補。そもそもラストベルトの人達はバンスの失言を我々ほど問題視していない」
クラフト氏「ハリス氏は、県予選をせずにいきなり甲子園に出ているようなもの、それで勝てるのか?という話」「アメリカ南部の黒人なまりと、ハマスのなまりは違う。演説ではダメ」
江崎氏「下手にまねすれば反感を買う。東京の人が関西に来て関西弁をしゃべるようなもの」
クラフト氏「民主党はアイデンティティポリティクス(IP)というのがかなり激しい。例えば米国でカマラハリスの発音を間違えたら、すると『あなたは女性蔑視でしょ』と非難される。そのことに男性の多くが疲弊」
山岸氏「白人男性が一番IPの恩恵を受けない。だからハリスは男性支持率が低い」
クラフト氏「最近のハリウッド映画もそうじゃないですか?白人がいて、黒人がいて、アジア系がいる。もし(白人だけという)バランスをとっていなかったら民主党からクレームが入る。それを恐れている。一方共和党はそれが嫌だからグッズ販売でもモデルを使わないのでは?」
ハリス氏は黒人か?インド人か?というトランプ氏の発言について。
反町氏「この聞き手の女性、トランプ氏をあおっていますよね?」
クラフト氏「まず、Foxニュースはこの映像を取り上げなかった。CNNとABC(多分)は『ハリスはどっちだ』という発言の部分だけを流して批判している。この番組は冒頭の部分から全部流したので素晴らしいと感じた。全部を見ると、たしかにトランプ氏の発言は問題だが、白人男性が思っていることを彼を言ったし、聞き手の女性も軽い質問からすれば良かったのに、いきなり非難ばっかりして質問をするから、トランプは怒ったと思う」
反町氏「(政策を作って提示したり政権に入ろうとする)非営利団体AFPIはトランプに忖度している?」 クラフト氏「もちろん。昔、米国の友人にモリカケ問題を説明する時に『君らは忖度する?』と聞いたら『当たり前だろ。会社でも家でも忖度だらけ』と、米では忖度は普通」
反町氏「安倍さんが親しくなったトランプ氏、今度も大丈夫?」
クラフト氏「銃撃直後の共和党大会で、神のおぼし召しを受けたトラ氏は変わるかな?と思ったら、全く同じだった。だから日本の次期総理が安倍元総理の対応方法を活かすことができればトラ氏は怖くない」
クラフト氏「民主党は米下院を落としたくなかったわけ。だって、予算を握っているのは下院。トランプ(の政策)を阻止できるのは下院。だから民主党はバイデンを降ろした。(バイデンだと下院も負けそうだったから)」
提言:米大統領選勝敗の分水嶺
江崎氏「経済。選挙直近の経済次第でハリスの勝敗が」
クラフト氏「TRUMP。彼自身が右寄りなら勝つ。中道になると負けるかも」
山岸氏「ハリスがストーリーを作れるか?」