7/22 BSフジ・プライムニュース
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石破×先崎「政治論」 憲法改正&防衛力強化 国葬と統一教会問題は
ゲスト
石破茂元 自由民主党幹事長 元防衛大臣
先崎彰容 日本大学危機管理学部教授
抜粋
先崎氏「参政党の『1から憲法をつくる』とか、改憲の是非よりもまず先に、天皇陛下たることを語れる政治家が、ゆっくり落ち着いて語れば、改憲の話は進むと思う」
石破氏「合区はおかしい。もちろん1票の格差は大事。でも、有権者が候補者の演説を聞かないまま選挙をするのはおかしい。(改憲よりも先に)公職選挙法の改正で対応できないかと思う」
先崎氏「少子化が問題で10年で100万人減。で、国内の防衛産業が衰退している。韓国のように輸出となると、日本だとハードルが高いが、まず防衛産業を国が支える必要があると思う。なぜなら海外の軍事品を購入するにしても、その国から秘密軍事情報を求められる。そもそも日本は秘密保持が弱いし、サイバー攻撃を受ける可能性もある」
先崎氏「選挙の時に、スポーツ選手やタレントの再就職先だよね?とか、コンビニで弁当を選ぶみたい、といった声を聞いた。そういう候補者選びはどうかと思う」
→同感
先崎氏「参政党の先守防衛の概念を説明をできる人はいないと思う。『先守』の定義があいまい。一方、そもそも日本は中長距離武器を持っていない。防衛の近距離のみなので個別的自衛権もあやうい」
石破氏「先守防衛という言葉並べは止めて」
某宗教団体について
反町氏「旧統一教会から献金をもらったことは?」
石破氏「この際、過去を知れべてみたら無かった。ただ、名乗っているとは限らないし、『あなた、統一教会ですか?』とは聞けない。霊感商法は詐欺なのでダメだが、宗教の自由があるので司法の判断が必要」
先崎氏「過去に、日本は政治家を批判しても殺されないが、宗教を批判すると殺されるかもしれないと友人と会話したことがある。また、その団体の『世界を救うという』言葉に魅了された人、主に女性ですが、そうやって宗教を浸透させ人やお金を奪って日本支配を狙っている可能性ががる、と書物で読んだ事がある」
先崎氏の提言
「今から1200年前の白居易の言葉で『熱散由心静』。そういう気持ちで政治を語るべき」
熱の散ずるは心の静なるに由る
私見
・結局、今の日本はイージス艦の防衛しかない。迎撃も貧弱だし、反撃能力という言葉は出ても、長距離武器は1つも持っていないのが日本の実状。多分、「やられたら、やられっぱなし」。
・先崎氏「政治家は歴史の勉強をすべき。とくに若手は。私はそう思います」
メール「国葬には反対です。哀悼の気持ちはありますが、なぜ税金?と思います」
石破氏「政府や与党にはそれを説明する責任がある。決めたのですから」
先崎氏「まず9.11テロの時、『よくやった』という声を聞いたことがあります。でも、まず、たくさんの人が亡くなったのに、自分のイデオロギーを語るのはどうかと思った。
要するに、国葬は税金だからムダとか(自分のイデオロギー)を語る前に、まず、人が亡くなったばかりなのですから、一度、(そういうことは言わずに)寡黙になるべきだと思う」
反町氏「国葬の議論が早すぎた?」
先崎氏「はい」
私見→先崎氏に同意