7/11 BSフジ・プライムニュース
テーマ
安倍晋三元首相が死去 盟友が語る人柄と信条 ∇参院選挙を徹底総括
ゲスト
甘利明 自由民主党前幹事長
大西健介 立憲民主党選対委員長
藤田文武 日本維新の会幹事長
後藤謙次 ジャーナリスト
抜粋
甘利氏「たとえば維新の吉村さんが言われることが、今、野党だから言えるのであって、与党だったら言えないかもしれない。言葉に責任を求められるわけです。国会議員の先輩として言わせて頂きました」
→与党、野党の立場では許される範囲が違うのは明白
後藤氏「自民党は野党の分断を狙っていたのに、選挙前から野党自ら分断していたのが敗因」
「維新の党は、安倍政権下では、官邸直結の野党、安倍さんがアドバイスして動く、大阪維新、日本の維新の会だった。ただ、岸田政権になって、その関係が薄れたものの、2021年衆院選で勝利した影響が、今回の参院選でも好影響したのでは?」
大西氏「後藤さんの言われる通り、立憲と国民民主の分断は否めない。支持母体は一緒なのに基盤が揺らいだのは事実
反町氏「1人区で負けた敗因で(安倍さんの)事件と関係は?」
大西氏「泉代表が『敗因を金曜日と結びつけるべきではない』と言っていたのでそう思いますし、実際のところ(ともらいが)影響したかどうかはわかりません」
私見→泉代表の考えがまとも。人の死で騒ぐ党はX
反町氏「安倍さんが防衛費2%と、高めの直球を投げて(大命題を出して)、岸田さんが骨抜きにして、どこから球が来るのかわからないように、これまではうやむやにしていたが、その安倍さんを失ったわけで」
反町氏「岸田ー安倍ー麻生の3角形から、安倍さんを失いました」
後藤氏「自民党は参院選挙で勝利したが、安倍さんを失ったことから自民党内部での流動化が起きる。派閥が分裂したり、党外に出たりなど、安倍派94人の動きを注視したい。岸田総理は至難」
甘利氏「バブルを経験した経営者は、負債のカット、人件費のカット、資産のカットで切り抜けた。つまり『カットで利益を生む』マインドから抜け出せないから、内部留保を開発に回すマインドにならない。その点を、以前、経済界に注文したことがある」
甘利氏「安倍さんの外交ユーモアセンスはスゴイ。私もそれはある方、と言われている方ですが」
反町氏「歌、歌っていたじゃないですか!♪マイナンバーカード、マイナンバーって」
私見→それを拾う、反町さんのセンス
メール「安倍さんを神格化するのは良くない。モリカケ問題が不透明なまま」
後藤氏「中曽根さんに『政治家は歴史という法廷において裁かれる』と言われたことがあります。安倍さんも同様」
大西氏「功と罪を残されたがモリカケを追求し続けるのは困難です」
メール「小野田さんは自民だけで勝ちましたが」
甘利氏「小野田さんはご自身の考えを貫いただけです」