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細野豪志(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自民党衆議院議員
津島淳(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自民党衆議院議員
橋本五郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 読売新聞特別編集委員
林尚行(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 朝日新聞ゼネラルエディター補佐
抜粋
細野氏「自民党は12年周期で2回下野している。ですから今ここが正念場だと思う」
細野氏「民主党政権が政権交代した時自民党離党して来た人が多かったので、充分に準備をしっかりしていた。でも、今はそれをしているとは思えない。野党にも優秀な知り合いが多いが、仮に政権交代できた時にしっかり対応できるのか?とくに外交は以前とは変わって難しく」
細野氏「正直、小選挙区で勝ち続けている野党の議員って、筋金入りの強者ですよ。『野党だから』で簡単に思わない方が良い」 「知り合いに言われる、野党で逆風、与党に来ても逆風だねと」
橋本氏「麻生さんがやったように、時間をかけない方が良い」
細野氏「そうなんです。来年になったら、野党だって政権交代の準備ができてますよ」
橋本氏「世界を見て下さい、政治ががらっと変わって来そうだし、変わったと思う」
反町氏「そう、ここに来てがらっと」
橋本氏「推測だが、もし岸田さんが出る、このまま続けるとなると茂木幹事長、高市さん、河野さん、上川さんは”出る”って言いづらくなる、閣僚だから」
反町氏「ということは岸田さんの人事がここに来て、うまく機能しているということですね」
提言:自民党に今必要なこと
細野氏「自立。自ら勝つ」
津島氏「原点回帰。立党の精神、議員の精神」
橋本氏「無責任体制からの決別」
林氏「若手力。若手が岸田氏から聞き出すことを」
その他
・津島氏のお話から「とりあえず岸田総理は党代議士会に出席し、これまでのお礼そしてお詫びを一言言えば流れは変わっていたかもしれない」と感じた。 そういう意味で「古来の日本人らしい上下関係」が政治では求められるのかもしれない。
・1票を入れた議員。権限としては同じだが経験値が低いと、何を言い出す、しでかすのかわからない。 だから副大臣から少しずつ経験を積んでいく必要がある。いきなり大臣は日本全体にとってリスクを負うことになる
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佐藤正久(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自民党参院議員 元外務副大臣
松原実穂子(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト
増田幸美(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 日本プルーフポイント(株)チーフエバンジェリスト
抜粋
KADOKAWAサイバー被害について
増田氏「公開された情報からの推論です。ハッカーはDDos攻撃を行うことでセキュリティ(楽天市場で探す)担当をそちらに目をむかせて、他方で暗号化をさせた可能性がある。そして電源を落としてはダメでネットワークの切断のみをすべきだった、なぜならメモリ内に残っていたであろうログが電源オフによって消えてしまったため、相手の履歴を追うことができなくなった。また経理部門に影響が出たということですが、本来なら公開する領域「ニコニコ動画」と、公開しない領域の経理部門などとセグメント(区切り)をしていなかった可能性があります」
佐藤氏「議員会館から移動する時、私は流しのタクシーで現金払い。つまり、アプリでタクシーを呼んでアプリで支払ったら、サイバー空間なので追われる可能性があるので、そういう場合はむしろアナログの方が安心」
私見→自衛隊出身の佐藤議員なら狙われる可能性あり
松原氏「こういうサイバー攻撃(楽天市場で探す ・ amazonで探す)を受けた時、3つのポイントがあります。1つは被害の最小化、次に業務の継続、そして復旧です。ただ発生から2週間経ってもこの状況で、不眠不休で大変でしょうが、まだまだです」
反町氏「情報統制は必要なのか?」
増田氏「はい。ハッカー集団というのはデータの身代金要求をするタイプと、その企業の株価を値下がりさせて空売りして利益を得るタイプもいる」
反町氏「身代金は支払った方が良い?」
増田氏「日本は最も支払わない国です。ですので、腹ってしまうと『あの日本で支払った企業』となり、さらに狙われます。一方でドイツが一番支払っている国です」
増田氏「それに一度支払ったからと言ってそれで終わりとは限りません。二重攻撃をするハッカー集団がいて、最初は暗号化したので解除には払えという。解除する方法を教えた後で、今度はこちらにはデータの一部を持っている、削除するには払えという2度目の攻撃がある」
松原氏「ウクライナ侵攻(楽天市場で探す)が始まる2年前、アメリカはキュリティ部隊をウクライナに派遣していた。その結果、ウクライナの鉄道システムにロシア製のウィルスを事前に発見することができた。ひょっとするとロシアは侵攻当日にウク鉄道のマヒを狙っていたの可能性がある」
松原氏「日本のネットワークの9割は民間です。その上でハッカー攻撃をするのが民間だけとは限らず国家が行う場合もあります。国家が行う場合があるので日本政府の専門部隊を察知した時点で民間企業に通知すべきですし、それを民間だけで行うのは無理がある」
通信の秘密について
佐藤氏「昔は音声、今はデータ」
反町氏「昔、大韓航空機の事件がありましたよね」
▼参考程度(この事件と私は推定)
大韓航空機撃墜事件の「事件の発覚」
「録音テープは、後にアメリカがソ連に対し撃墜の事実を追及するために、中曽根康弘首相の判断で日本国政府からアメリカ合衆国連邦政府へ引き渡している」
増田氏「日本が今弱いのが詐欺メールです。以前は不自然な日本語のメールが大半でしたが、AI(楽天市場で探す ・ amazonで探す)の性能が上がって流ちょうな日本語となりました。ですから、迷惑メールかどうかの判定にDMARCという機能が出てきました」
増田氏「先ほどの反町さんの例で上海でと言われたが、実際のサーバーが上海にあるとは限りません、日本かもしれないし、アメリカかもしれない。サーバーの場所と攻撃対象となる実際の場所とが一致できる可能性は低いです」
増田氏「かつて中国の6139部隊がアメリカに手土産ファイルを渡した。起動したらPCのカメラが動いて盗聴に気づいたので、アメリカが6139部隊を訴追できたが、これは10年前の話。今、手土産ファイルを受け取ることはないし、他のサーバーを介するのですぐには判明しない」
メール「中小企業はどうすれば?」
増田氏「まず当たり前のことをすべき。バックアップを取る、パスワードの使いまわしをしない。OSの修正パッチをこまめにする、以上が大事。後はアウトソーシングの利用や保険への加入。ただ政府対応が最優先」
提言:サイバー防御に一番必要なこと
佐藤氏「政治の熱量国民の理解(通信の秘密に対し)」
松原氏「応援と感謝。離職率が異常に高く、完全に業界から離れる人も多い。なぜなら99%防げても1%防げなかっただけで叩かれるので辞める人が多いのです。ですので感謝をして下さい、お願いします」
増田氏「速。費用対効果があるので、少しでも速く国家でサイバーに投資を」
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片山さつき(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自由民主党政務調査会長代理
長妻昭(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 立憲民主党政務調査会長 元厚生労働大臣
加谷珪一(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 経済評論家
抜粋
長妻氏「これから金融教育も必要だと思う。アメリカでは子供の誕生日に100株あげて、それで運用してみろと。これは金儲けだけでなく、人に騙されない、詐欺などが多いですよね、ですからそういった教育が必要では?」
メール「年金制度は止めて各自で資産を増やした方が」
加谷氏「私の経験として、自分で資産を増やすというのは相当大変です。やはり人生は波があるので。それらをご理解頂ければと」
提言:年金改革、政治の覚悟
片山氏「年金は支え愛」
長妻氏「正直」
加谷氏「国民力」
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武見敬三(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 厚生労働大臣
唐木英明(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 東京大学名誉教授 (冒頭)
坂巻弘之(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 神奈川県立保健福祉大学シニアフェロー(後半)
抜粋
武見大臣「小林製薬からの報告で毎日入院患者の数は増えていたのに、死亡者数は当初の5人のままだった。6/13に『本当に5名のままですか?』と問うと翌日『もう少し増えるかもしれません』と。この企業としての態度に私は少し大人げない会見をしてしまいました」
唐木氏「いわゆる健康食品でカプセル、錠剤のようなものを日々摂取して、物によっては被害が出る商品があったから、2015年に以降に機能性表示食品やトクホというのものが生まれた。例えば女性ホルモンが摂れてバストアップや若さを保てる健康食品で被害事例が過去多かった」
武見氏「厚労省の食品衛生法、消費者庁の食品表示法で規制しちゃんと企業が守っていれば、プベルル酸という青カビなんて出るはずがない。だから小林製薬がそれらの法律に基づいた品質管理を守っていなかったということになります」
解熱鎮痛剤、咳止め薬、去痰剤(たんきり)不足
坂巻氏「私は冬の感染症で不足になっていると思い今年の春には落ち着くと思っていたのですが、夏には夏の感染症があるので、今だもって不足となっているのが現状です」
武見氏「ジェネリック医薬品の企業は多い。ですが、そういったメーカーは特許の期限切れ直後の薬を製造、すると価格は高止まりしているので利益は多い。その後価格が下がると、今度は別の期限切れ間近の薬を探す、少量多品目生産というビジネスモデルをどうにかしないと」
薬の安定供給のために
武見氏「特定の薬や成分を作れと厚労省が言えば独禁法に触れるので、公正取引委員会と話し合いをしながらやっていこうと思っています」
限定出荷になる原因
坂巻氏「原材料調達、製造、品質トラブルが発生したり、それにより行政処分が起きると出荷数に限定が入る。その結果、同じ薬品を作る他社にしわ寄せ、もらい事故が起きて出荷できない、出荷数が落ちる限定出荷となっている」
武見氏「少量多品目生産の話ですが、各メーカーは生産計画を立てていて、薬Aの生産が終わったら工場内の容器の洗浄をしてから薬Bの生産に入る。つまり年単位で生産計画を立てているので、足りなくなったから増産せよと言われても対応できないメーカーは多い」
坂巻氏の懸念「ジェネリック薬品不足が深刻化?」
9月末:企業の撤退増加の恐れ
10月まで:一斉点検で問題発覚
10月以降:先発品の患者負担額が増加。患者が『ジェネリックではなく先発品が欲しい』と言った場合、差額の4分の1を患者が負担する制度が始まるので。その結果、ジェネリック薬品生産が追い付かなくなり、先発品を買わざるを得ない人が増えるのではないかと。
メール「漢方薬でも手に入りづらくなっている」
坂巻氏「ジェネリック不足の代用で漢方薬の需要が増えているのと、中国で品質管理が厳しくなって輸入が滞っているという問題が起きています」
提言:薬をめぐる力を強化するために
武見氏「新しい資本主義と医薬品産業改革」
坂巻氏「つくる技術力、ものづくり日本カムバック」
メールから
武見氏、坂巻氏「薬の一部の原材料は内製化をしようという動きになっています」
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木原誠二(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 衆院議員 前官房副長官
高安健将(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 早稲田大学教育・総合科学学術院教授
鶴岡路人(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 慶応義塾大学総合政策学部准教授
抜粋
高安氏「勝利した労働党ですが、移民問題(ボートで来る程度の少数移民)、物価高政策、医療政策に対して明確な政策を提示していない。ただイギリス国民には『労働党を選べば、これ以上ひどいことにはならないだろう』ということで選んだと思われる」
鶴岡氏「フランスの国民連合の躍進は、マクロン大統領があまりにも人気が無いという表れで、国民連合や左派連合に票が流れた。また仏では左派の存在感がある、そのうえでこれらが連立を組むことはありません
鶴岡氏「国民連合が唱える反EUですが、英国のブレグジット(Brexit)のおかげでEUから離脱するとどれだけ損であるかということがわかったので、国民連合は以前ほど反EUを言っていません」
グローバルサウス(GS)から見た中国
鶴岡氏「経済的に豊かになった中国は成功例でしょう。となると中国の統治のやり方(共産主義)でも豊かになれるとGSは思うわけで、我々G7は民主主義による豊かさの良さをGSに説明しないといけないでしょう」
鶴岡氏「これはフランスが右派になるというインパクトは大きいと思う。つまりハンガリーだけが別の方向に向かう事と、フランスが右傾化する事とを比較すると仏の方が影響が大きい。ただ仏は大統領制なので全てが右になるということではない」
高安氏「仏の国民連合の自国ファーストというのは、仏人を優先しそれ以外を二級市民化。差別や区別をする可能性があり、とどのつまり移民だけでなくジェンダー問題にまで及ぶ可能性があり国連のルペン氏の父は差別主義者で、選挙中にもルペン氏は差別者?の話題がちらほら」
提言:変容する民主主義に日本は
木原氏「安定を提供」
高安氏「共通の基盤を再構築」
鶴岡氏「基本を再確認。何のための選挙か?何のために人権を守っているのか?」
最後に
鶴岡氏「イギリスは同じ党の首相が二人続くと、飽きるというか、今度は野党側に期待する、という傾向がある」
私見→変化を求めるということか