BSフジ プライムニュース・6/2放送分

最終更新日 2024年9月22日

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“自衛隊”実力と課題 元指揮官に聞く本音は 周辺危機と日本の防衛


ゲスト

河野克俊(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 前統合幕僚長 元海将

山下裕貴(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元中部方面総監 元陸将

福江広明(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元航空総隊司令官 元空将

 

抜粋

・山下氏「南西諸島に中国が侵攻するとしても、明日すぐに来るかどうか?については情勢による。陸自の常駐や派遣の時機や日数も大事だが、民間人の避難も懸念される。1500人の島なら短時間で可能だが、宮古島、石垣島の5万人は短期では無理。訓練もしていない」

・河野氏「台湾が中国に盗られたら、日本にとってはシーレーンも盗られることになる。ちなみに中国軍は中距離ミサイルを1500発持っている。その距離は第2列島線まで、それでも中国軍は有利である。もし将来、米軍の中距離ミサイルが第1列島線か日本国内に配備されれば中国本土を狙えるようになる。するとバランスがひっくり返って米軍が有利になる。なぜなら、中国のミサイルは米国本土には届かないが米軍のミサイルは中国本土に届くから。さらに、そのミサイルには核弾頭を搭載可能である。よって、核シェアリングの議論になって日本はどうするんですか?と問われるはずなので、日本も議論をし始めるべき」

・河野氏「中国がグアム方向へ侵攻しようとすると仮定すれば、宮古島、久米島、石垣島の第1列島線を日米で死守する。アメリカはグアムサイパンの第2列島線で防衛するはず。とにかく日米が第1列島線で防衛すれば中国は艦艇が出られないので困るはず」

・反町氏「弾切れになった時、国内の防衛産業で製造できますか?自民の佐藤さんは国内で弾を作るべきと」

 

河野氏「防衛産業自体が縮小しているが、コロナのマスク不足のことを思えば、国内の企業に継続的に生産してもらえる状況を作らないと。実際、弾が切れそうになったら戦術を変えるしかない。硫黄島の戦いがそうだったはず。洞窟にこもって弾薬を節約した」

・ロシアの進軍が止まっているという状況はウクライナからの攻撃(反撃)が行われていて、バランスが取れている状態、摩擦が起きている状態。

・結局、ロシアの爆撃機が北海道内の複数のレーダー施設を直接破壊しにくることを10年前から想定していた、という話。

→メール「北海道のレーダー施設周辺に海外資本が土地を購入しているそうですが?」

福江氏「10m四方は買えないような法整備を期待します」

河野氏「10kmではなく10m?」

私の提言

河野氏「真に戦える自衛隊」

山下氏「真に戦えるバランスある防衛力」

福江氏「実効性の追求」

その他

海外から侵攻された時、日本の自衛隊では数日しか持たないということを、弾数(弾薬量)を使って細かくテレビで解説。 これで危機感を持つ日本人が増えればGDP2%達成は容易だが、これでも反対する人は「外交力で」と言いそう



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投稿日 2022年6月2日
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