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櫻井よしこが説く安保 小野寺元防衛相の戦略 日本の危機と覚悟とは
ゲスト
小野寺五典 自由民主党安全保障調査会長 元防衛大臣
櫻井よしこ 国家基本問題研究所理事長
抜粋
反町氏「核廃絶の人、核シェアリングの人、さらには自前の核を持つべきという人、この幅が広いと思うのですが」
小野寺氏「遠い将来の目標として核廃絶があるのを丁寧に説明していきたい」
櫻井氏「軍隊を持ってはいけないと憲法に明記されているのに、色んな思考をして自衛隊を存続させている。こんな国は日本以外にはない」
私見→改憲に反対する人が多いから。改憲をすると日本は戦前のように侵略国になるから、と。侵略したいと思う日本人はほぼいないと思う
小野寺氏「日本は被爆国です、核兵器を開発した人を恨みます。核廃絶を望んでいます。ですが現実問題として核保有国が世界にいるわけです」
私見→この考えに私のように納得できる人もいれば、「それでも日本は核兵器禁止条約に署名すべき、核兵器絶対反対」という人もいる。
小野寺氏「5/25に3発撃って2発が落下しましたが、1つ目は大陸間弾道ミサイル(ICBM)、2つ目は日本に届くミサイル、3つ目は韓国に届く短距離、とアメリカ、日本、韓国をターゲットとした異なる射程のミサイルを、意図的に撃ったとも推測できます」
私の提言
小野寺氏「現実を見据える。ウクライナの状況も踏まえるべき」
櫻井氏「徹底した現実志向。日本はまさに国が亡びるかもしれない分かれ目だと思う」
メール後
小野寺氏「ウクライナにはシェルターがあったから持ったという話がある」
櫻井氏「これまで日本では議論は不要だったが、中国ロシア北朝鮮の最近の行動を見れば、議論をしなければならない時が来たんですよと。ロシアはウクライナに侵攻したんですよ。今こそ議論を」
私見
1994年のブタペスト覚書で、ウクライナは核を放棄。その覚書には「ウクライナの国境は尊重する」と明記。 にもかかわらず、その覚書を破棄したのはロシア。 つまり外交努力しても一瞬に泡となることがある。それでも野党は外交だけでOK?
普通に考えれば「日本」対「ロシア、中国、北朝鮮」では確実に日本は負ける。 そういう対決にならないようにする政策を政治家に思案してもらいつつ、「何もせずに降伏そして占領」という状況だけは回避したい。「ウクが核を持っていたら占領されなかった」という案も参考に
民主主義の日本は住みやすい。言論の自由もある。 ただイージスや核保有、反撃能力といった議論ですら、長年まとまらない。 このままだと、国防が進まないまま有事になる可能性もある。単に反対する人は、危機感がないのか、思考停止なのか、海外から資金を得ているのか
2022/6/1 の一言のみ追記
田中元外務審議官「自民党の外交部長が誰かは知らないが、その人が、人を人とは思っていないような罵声を浴びせることがあり、それで外務省の人間の何人かは辞めた」
杉山前駐米大使「約1年前まで勤めていた立場でいえばそこまでひどくはないと思う」
私見→事実ならオオゴトかも