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露軍ドンバスで攻勢か 兵頭×畔蒜が戦況分析 プーチンが狙う戦果は
ゲスト
兵頭慎治 防衛研究所 政策研究部長
畔蒜泰助 笹川平和財団 主任研究員
抜粋
・ロシアを追い込み過ぎると中国に接近する可能性。
・ロシアを追い込み過ぎると核を使う可能性。
・ロシアを容認すると中国も暴れる可能性。
これらをキッシンジャー氏は見据えたうえで、この侵攻は米露という大国観があり、2か月以内に停戦をと言った可能性。
兵頭氏「クレバ外相はクリミア半島の奪還まで提案する人が出て、ウクライナ政権内でも意見が分かれている模様。またロシアに占領された(東部やクリミア)地域をウクが侵攻すれば、全面戦争に発展する危険性がある」
ゼレンスキー大統領「キッシンジャー氏(99)が言うように、欧米の一部に、ウクライナ側が妥協して領土を提供すべきという意見が出ている」
私見→他国に領土のことを言われたくない気持ちはわかるが、ウクライナ側は武器供与が止まった場合も想定しておくべき。
反町氏「プーチンが食料の高騰を利用しているとしたら、侵攻の時から考えていた?」
畔蒜氏「彼は、最初はそこまで考えていなかったと思うが。ロシアが追い込まれたから、食料やエネルギーがカードになると気づいたのでは?」
兵頭氏「対ロシア制裁解除を言い始めたのは、欧米諸国への揺さぶり、プーチンお得意のデカップリングではないかと」
畔蒜氏「国連で西側から提案が出たということで、あくまでも推論ですが、ロシアやベラルーシのカリウム(肥料用)の輸出を許してくれれば、ウクライナの小麦の輸出を緩和する、というロシアの交換条件ではなかろうかと」
参考記事
https://www.sakigake.jp/news/article/20220421CO0101/
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もし日本で北海道や沖縄を占領されたら、盗られても良いのでしょうか?妥協すべきではない
畔蒜氏「おっしゃる通りです。ただフィンランドのように、領土の一部をロシアに盗られながら、独立国を保ったという歴史もあります」