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ロシア軍事侵攻と安保 専守防衛&憲法9条は 核・侵略…備えと覚悟
ゲスト
小野寺五典 自由民主党安全保障調査会長 元防衛大臣
先崎彰容 日本大学危機管理学部教授
抜粋
先崎氏「複雑な話はちゃんと言語化すべき。人はわからないと騒ぐ、そして泣きだす」
反町氏「核の議論を平場ですべきということ?」
先「そうです。議論をして言語化すれば人は安心する」
小野寺氏「先崎先生に言語化して頂き、マスコミには正しく伝えて欲しいです」
私見→戦後の歴史は、ほとんど教科書に出てこなかったから、恐怖心をあおっていると思う
先崎氏「日本は戦前は塩やタバコを専売していたが、1990年代以降、競争原理で規制緩和してしまった。その結果、ロシア侵攻で輸入しているエネルギー資源が高騰、物価高となっている。日本政府は有事を想定し、生活に関わる部分は戦前のように規制緩和から切り離すべきと思う」
先崎氏「国会で議員さんが左と右とで議論しながら、裏で密約みたいなものがあるのなら、まだしも、単に左と右とで分かれて言い合っているだけなら意味がない」
反町氏「国会の野党や学会が話題にし、それをメディアが大きく取り上げるから議論を止めている?」
先崎氏「人の命を守る、という点では日本だけでなく世界の多くの人は、その気持ちを共有できるはずなのに、そのやり方がそれぞれ異なるから議論でもめる」
非核3原則「持たず作らず持ち込ませず」
先崎氏「福島事故を近くで経験した私。以前、視察した原発には『もし事故が発生したら、ドローンを含め原発専用の消防隊が登場する施設が日本で初めてできた』そうです。一方、フランスでは1970年代以降、同様の施設はあったそう。『なぜ日本では初なのですか?』と尋ねると『日本の原発技術は優れているからです』と言われた。つまり「安全神話」があったようで、そこでもし私が『それでも事故になったら?』と言ってしまうと『私は非国民』です。
その一方で、これまで核の話をしたら賛成か反対かと言って、議論はそこでで止まっていたが、もし仮に他国から東京に原爆を落とされた場合、残念ながら日本の国力は半分以下になります。そんな日本をアメリカが助けてくれるのでしょうか?
つまり、核議論にしても日米安保にしても『意見が二分して、そこで止まっていたんです、これまでは』。ですが、くしくも、プーチンの行動によって、それらの議論を止めてはいけないと思うようになったでしょうし、(原発が事故したら、ちゃんと消火作業できる体制を整えたように)『もし日本が攻撃された場合や、非核3原則は今のままで良いのか、次の段階を想定した議論』はちゃんとしておかないと思います。」
私の提言
先崎氏「教訓。ロシアの侵攻から学ぶべき」
小野寺氏「今日のテーマは実は昨年末から提言していたのですが、まさにプーチンが示した。ですがあまりにも大きい」
私見→教訓にと言うのは容易だが、あまりにも多くの被害者が現在進行形で出ているのは同じ人間として辛い
その他
私見
なんでもかんでも個人情報保護と騒ぎ、もし政府や警察が介入すれば人権侵害だ、と言う世の中になってしまったが、「トラブル時」に限って役所や警察が介入できるシステムができていたら、4630万円の誤振込問題は最初の段階で終わっていたし、そのためのマイナンバー