5/15 テーマ
ゲスト
泉健太(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 立憲民主党代表(冒頭)
松井孝治(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 慶應義塾大学総合政策学部教授(冒頭)
佐藤正久(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元外務副大臣 自由民主党参議院議員
山下裕貴(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元中部方面総監 元陸将
黒井文太郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 軍事ジャーナリスト
抜粋
メール「野党として与党と政策論争するのは良いが、”過度な”個人攻撃は問題では?」
立憲・泉代表「小西氏は最初は良い評価を頂いたが、その後は行き過ぎた面があった」
→メールに同意
佐藤氏「ロシアがアフリカから弾薬を送ってもらう時、黒海とバルト海、どっちが有利かといえば黒海ですよね。だからトルコの大統領はエルドアンの方がロシアにとっては都合が良い。相手候補とロシアにはパイプが無いし、バルト海だと途中で検閲される可能性がある」
佐藤氏「ゼレンスキー大統領は今年中にロシアを負けさせると言っていますが、2022年にウクライナの20%をロシアに占領されてしまって、今年取り返したのは約3%、それだけロシアの防御は厳しい。だから残り17%を今年中に奪還するのは無理だと思うし、ウクは自国債を他国に買ってもらわないといけない位、お金が無い」
「ゼレンスキー大統領がヨーロッパを歴訪したのは、おそらく秋の攻勢に関する支援要請だったと思われます。なぜなら今の攻勢には間に合いませんから」
GPS誘導の妨害
山下氏「ハイマースはGPSを使うので、衛星電波をロシアが妨害するのではないか?慣性誘導、赤外線の兵器は影響ない」
佐藤氏「GPSの周波数の変更は容易ではない。衛星chなので。だから、ウク軍は電波妨害車を優先的に破壊したいだろう」
イギリス製ストームシャドー 射程300km
黒井氏「GPS以外の誘導も可能」
佐藤氏「それは空中発射型。フランス製は地上発射型なので、仏製が供与されると展開が変わる可能性がある。ただし値段が高いので数はそれほどないと思う」
山下氏「訓練には最低でも1か月は必要。積載火薬量が多くハイマースは2桁だが、それは3桁」
ロシア占領下のルハンスクの爆発はストームシャドーか?
黒井氏「ロシアのS300は以前は豊富にあったので、ウクライナにムダに使用していたが、今は本来の防空システム用に使っていると思う。ただS300は必要な所に配備する必要があり、低空のミサイルには発見が遅れる」
5/13 CNN ロシア占領下のルハンスクで大規模爆発、ハイマース射程外の都市
ロシアの戦闘機爆撃機ヘリ計4機が爆破した件
山下氏「情報が錯そうしていますが、国境で起きていてひょっとすると妨害電波を自ら出しながら飛んでいたかもしれない。その場合ロシアの防空システムが味方機を敵機とみなし攻撃した、という可能性はゼロではない。ロシアが『ウクライナが攻撃』と公表も早かった。逆に早過ぎて『ロシア自身による誤爆か』と」
5/15 ニューズウィーク ワグネル創設者「ロシア軍機4機を撃墜したのはロシア軍」?
提言:ロシアの動きで今後注目
佐藤氏「ザポリージャ原発(楽天市場で探す)、ダーティボム的な使い方をする?」
山下氏「軍の動き。戦況次第で中央の部隊が動く?」
黒井氏「予備部隊の投入」
私見
泉代表の「次の衆院選で150議席獲得できなければ」という熱い想いと覚悟は評価したい。 ただ立憲民主党の支持政党、4月NHK調べで 5.3 %。150のラインは難しいと思うが。 あえて難局をアピールして1票でも稼ぐという手法かもしれないが
5.3%の出典
2023/4/10 NHK 岸田内閣「支持」42%「支持しない」35% 各党支持率は
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/97980.html
2023/5/16
テーマ
ゲスト
川上高司(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 拓殖大学海外事情研究所教授
黒井文太郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 軍事ジャーナリスト
高部正樹(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元傭兵 軍事評論家
抜粋
黒井氏「侵攻当初、ロシアの戦死者が少なかったのは傭兵はカウントされないから。死者数が多いと反戦などの国民感情が高ぶる可能性があるので、傭兵の死者と正規軍の死者を分けているし、前線には傭兵を配備する場合が多い。」
反町氏「死者を少なく?傭兵としてどう?」
元傭兵・高部氏「傭兵はカウントされませんし(カウントされないのは理解しているし)結局、『前線に行け』と言われて『行けません』とは言えません(傭兵ですから)『おまえは何しに来た』と言われると返す言葉がありませんし」
反町氏「ならば、ロシア軍とロシア人の死者は違って、ロシア人の数で言えばもっと多い数なのに、公表された数字はロシア軍(正規軍)の死者数だけだったので少なかったということ?国民感情を抑えるという意味で、傭兵を使うということは政治的ハードルが低いということですね?」
黒井氏「ええ、でも、正規軍と傭兵の死者を分けていたのは侵攻の当初だけで、今のロシアは一緒にした数字を公表していています」
高部氏「(PTSD関連の話から)今でも夜は電気を明るく点けて、テレビをかけないと寝れません。なぜなら戦場では、草むらで音がしただけでパッと目が覚めるという状態だったので、日本に戻って部屋を真っ暗にすると、逆に眠れません」
反町氏「テレビ?うるさくないですか?」
高部氏「音がする方が安心です」
川上氏「傭兵は戦闘に慣れた人ですが、軍の人はそうでない人がいます。ですので戦場で長く生きれるのは、実際に戦闘経験のある傭兵の方です。つまり、戦闘経験のない自衛隊が大丈夫かという点がありますし、実際に強い軍といえば?」
反町氏「一番は経験の多いアメリカ軍ですか?」
川上氏「そうでしょうね。あと、中国軍も戦闘経験がない軍隊です」
提言・民間軍事会社にどう対応
川上氏「自衛隊が軍事会社を使う。尖閣防衛などに」
黒井氏「政府内で工作活動をする会社もあるし、だましてお金をとるような会社もある。つまり軍事会社の工作機関、ダミー系に注意」
高部氏「汚れ仕事などもするので、軍事会社は使い方次第、宗教上の理由で出兵出来ない人もいる。軍事会社は悪と言う決めつけは良くない」
高部氏「新兵が生き残って、10年目の傭兵が死ぬことがある。ただ10年目の方が術を知っているので生き残る確率が高いだけ。私が生き残ったのは運だけ。すぐそばに爆弾が落ちたがたまたま不発弾だったから、私は今生きているだけです」
「日本は平和ボケと言われるが他国も同様。何かあった時にシュッとできるかどうか」
5/18
テーマ
ゲスト
抜粋
高橋氏
「核兵器禁止条約というのは、核兵器を持っていない国が加盟をしても何も意味がないわけで、北朝鮮や中国のような核を持っている国が入って意味を持つ。日本の場合は『アメリカの傘に入っているじゃないか』と言われる」
反町氏「日韓についてアメリカは?」
ピーター・ランダース氏「アメリカは『いい加減にしろよ』と思っていて、慰安婦問題では仲介役に入ろうと思った時期もあった。ただ、これだけ日本と仲良くできそうな韓国大統領は100年に1度あるかないかぐらいという気持ちだろう」
戦闘機供与
「イギリスやフランスができることは練習空域の提供とか、整備員の手配ぐらいで、結局F16を提供するのはアメリカでしょう。パイロット養成には2か月必要で、整備員の養成には民間を使う可能性もある。仏の旧式ミラージュを渡すことはないでしょう」
高橋氏「ダラダラと戦闘が長引く方が困るので、供与をすることで一気にしてもらいたいのでしょう」 佐藤氏「岸田総理は『欧州とインド太平洋の安全保障は不可分』と言っていて、まさにウクライナ侵攻(楽天市場で探す)がそれで、同様の事は東アジアでもあり得るという認識です」
提言「今の世界で日本の役割」
佐藤氏「日本の力アップ。でないと東アジアを維持できない」
ランダース氏「平和へ導く。わが社の記者EVAN氏がロシアで今拘束されている。FREE EVAN」
高橋氏「自らの努力。半導体、軍事バランスを日本自ら。それが世界につながる」
メールに対し
ランダース氏「アメリカは、以前の日本はどこの陣営?だったが安倍政権以降、自由主義陣営と認識」
佐藤氏「アメリカにもNoと言うためには日本が自力を付けなければ」
高橋氏「核共有するにはあらゆるパターンを考慮したPLANNINGが必要。今は日本が核を使うべきかどうか議論して結論がでなければアメリカが判断する。結局、今の日米の核共有は、アメリカに決断が優先される状態」
私見
CMか何かの音楽がスタジオに響き渡る。放送事故かと思った
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テーマ
ゲスト
河野克俊(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元統合幕僚長
鈴木一人(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 東京大学公共政策大学院教授
東野篤子(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 筑波大学教授(リモート出演)
鶴岡路人(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 慶應義塾大学准教授(リモート出演)
抜粋
東野氏「先ほど、反町さんが『原爆資料館を訪問した首脳らのコメントが出てこない』と言われたが、それでも良いと思う。広島にいた時に何人も原爆資料館を案内したことがあるが、見た後しばらく会話や食事もできない人が何人もいた。それだけ資料には訴える力があると思う」
河野氏「ゼレンスキー大統領が訪日するということをブラジルやインドは想定していなかったと思いますしG7はそういう場ではないと思っていたはずです」
反町氏「ですよね。ブリックスのインドやブラジルはロシアと付き合っているわけですから」
鈴木氏「ひょっとすると日本が仕組んだ可能性がある。インドやブラジルは国連で、ロシア制裁を棄権したわけですが、その時の棄権理由が『ロシアが悪いとは思うが棄権する』という意味不明のロジックを展開した経緯がある。今回のゼレンスキーの来日を日本政府が設定していたのなら、おそらくですが、ロシア寄りのインド、ブラジルの国連での対応を変えようという岸田総理の思惑かもしれない」
河野氏「アメリカの要人は必ず横田基地です。アメリカの主権で警護できるからです。もしゼレンスキー大統領が米軍機で来日するなら岩国基地だと思います。バイデンさんと同様に。アメリカ以外の首脳は羽田空港ですが」
河野氏「武器を造ったり売ったりすると死の商人と言われるので企業側も伏せてきたが、今は変わって来た。このままでは日本の防衛産業が衰退するので、思考停止になりやすい死の商人という言葉は使わないようにして頂きたい。武器防具であっても、人の命を守るためでもあるので」
提言 G7と国際社会の結束に向けて
東野氏「サミットの成果である映像を使ってロシアにアピール」
鶴岡氏「侵略、領土拡張はダメという基本を確認し続ける」
河野氏「法の支配を訴える。専制主義と資本主義の区別ではなく」
鈴木氏「弾と金を断つ。例えば中国への制裁」
メールを受けて
鶴岡氏「G7は核の不使用と透明性をアピール、議論をする出発点」
東野氏「ブチャ虐殺の信ぴょう性(虐殺は無かったのではないかと)で私は大バッシングを受けたが、これだけ日本がウクライナを支援し、岸田総理はウクライナを訪問しブチャまで行きました。(これだけでもブチャ虐殺があったのは真実ですし)G7の一員である日本としての姿勢を示せていると思う」
その他
・結局、核軍縮は「実現しない目標」かもしれない。ただ「目標がない」ままだと各国が自由に核弾頭を増やすから、「実現しないとわかっているが、自制のため、監視のための目標、テーマ」だと思う。
・鶴岡さんと東野さんのツーショットは初? プライムニュース