4/6 テーマ
ゲスト
小野寺五典(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元防衛大臣 自由民主党安全保障調査会長 衆議院議員
高橋杉雄(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 防衛省防衛研究所防衛政策研究室長
抜粋
小野寺氏「攻撃を受けているのはウクライナの民間人です。キーウでは空襲警報が鳴っているがモスクワでは鳴っていない。その間、ロシア国内では弾が造られている。これを解決するために持つのが『反撃能力』です」
「専守防衛は日本を守るためであり、相手国を壊滅する目的ではない」
高橋氏「トマホークを撃つにはセンサーが必要です。相手の場所を把握するには衛星からの情報が必要です。衛星の通信を維持するにはサイバー防衛が必要です。要するに反撃能力にはサイバー防衛も必要です」
小野寺氏「防衛費と言っても年々、自衛隊員に払う給与も上昇していますし、弾も値段が上がっています。一方、戦前からの兵舎をいまだに使っていたり、費用抑えで部品取りをした結果、稼働できる車輛の台数が減ったり、つまり現状は『どこかにしわ寄せが及んで』います」
高橋氏「2月のウクライナ侵攻(楽天市場で探す)の際、マルウェアはほとんど機能しなかった。それは事前にマイクロソフトに依頼して、マルウェアを駆除してもらっていたからで、サイバー空間では政府よりも民間の方が技術力が高いのです」
小野寺氏「自民党は日本を守りたいのです。なぜ北朝鮮がお金が無いのにミサイルをバンバン撃っているのか?といえば、サイバー空間で(仮想通貨、暗号資産など)お金を集めているからで、その為には日本政府としてもサイバー空間を監視するのは当然ではないでしょうか?」
私の提言「防衛力の抜本的強化を実現するために」
小野寺氏「国民のご理解。自衛隊へのご理解、たとえば駐屯地先の皆さんのご理解が必須」
高橋氏「総合力。自衛隊だけでなくインフラも含め日本全体の総合力を高める必要があると思う」
メール「憲法改正が最優先では?」
小野寺氏「理解できますが、憲法改正までは進めませんし手遅れになるかもしれません。ですから党としての提言をまとめ、提出させて頂きました。」
反町氏「日米安保を盾と矛で例えるが」
高橋氏「もはや盾矛ではなく役割分担が必要」
小野寺氏「ウクもロシアと外交をしていたが、それでも侵攻されたのです」
小野寺氏「外交も大事ですが(反撃能力を持つことで、外交上の)発言に強みを持たせることができます」
高橋氏「日本が防衛力を増しても、島国ですから相手に侵攻するのではなく、日本が侵攻された時にこれ以上進めないと相手に思わせるのが大事なのです」
私見
日本を他国から守るために日本政府が試行錯誤をしているのに、あーだこーだとヘリクツを言って邪魔をしているのが同じ日本人という、むなしさ。
頭がお花畑なのでしょう。平和ですね。
ミサイルが落ちたり、侵攻されて日本人が死んだりケガをしたら、必ずジャマをした人達に責任を取ってもらいましょう。
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ゲスト
岩田清文(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元陸上幕僚長(当然ながら戦車のご経験あり)
高橋杉雄(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 防衛省防衛研究所防衛政策研究室長
抜粋
高橋氏「アメリカが中国に対し、脅威と思わせる場合は空母を3隻出すと思うが、バイデン政権は中国を挑発したくないと思っているのか今は1隻しか出していない」
反町氏「ただ3隻となると、どこからか1隻用意しないと?」
高「そうです」
4/8 読売新聞 ウクライナの大規模反攻、数週間以内か…作戦計画の機密流出情報も
米紙ニューヨーク・タイムズは6日、米国と北大西洋条約機構(NATO)が3月1日時点で作成したウクライナの反攻計画に関する機密文書が一部改ざんされて流出したと報じた。反転攻勢のために、ウクライナ軍は4000~5000人規模の12戦闘旅団を編成し、戦車250両を含む600超の戦闘車両が必要との記述もあった
反町氏「ウクライナ軍の[T-55](1958年~)と、ロシア軍の[T-72](1971年~)の違いは?」
岩田氏「弾の威力や射程が違う。そして射撃統制装置が全く違っていて、T-72なら狙って発射するまでを自動で計算してくれる」
岩田氏「先日、習近平氏とプーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)が会談しましたよね?弾はやらないと明言していますが、(中国からの衛星)情報はやるなよという気持ち」
高橋氏「ある程度、情報は渡っているとは思うが、現場の情報が本物かどうか現場が見極められるか?が重要で、ウクが出した誤情報で成功した事例もある」
ロシア軍の戦力(ウクライナ侵攻前)
戦車 2900(保管状態を含めば13000)
装甲戦闘車 13000
火砲など 4700
対空砲 1500
作戦機 1530
岩田氏「戦争というのは、大戦の頃と違って、相手の指揮官を叩いて指揮系統を破壊し、(指示が受けられなくなった)前線の部隊を撤退させる、という方法が最も効果的なのです」
反町氏「オープンの情報とそうではない情報、どちらを信じれば?」
岩田氏「まさにそれが情報戦です。ロシアの国防相も『情報が真実かどうか』と言っていた」
高橋氏「クリミアの空港で爆発がありましたよね?それも情報戦によるものだと思います」
反町氏「ウクライナ軍の機密情報が漏れましたが、ウクライナは内容を変えますか?」
岩田氏「おおまかな部分は変えず、細かい部分は変える可能性があります。ただし重要なのは、実施(反転攻勢)の時期、タイミングです」
提言「ウクライナの反転攻勢のカギは?」
岩田氏「天地人。春という季節、地の利、限られた兵士の練度」
高橋氏「戦車の話をしてきましたが、やはり航空戦力がカギです」
メール戦争の終わりは?
高橋氏「土地が占領前に戻ってやっとロシアと停戦の話に入れると欧米側は考えている」
岩田氏「ブリンケン長官が『ロシアが止めれば戦争は終わる、ウクライナが止めれば負ける』。私が付け加えると、欧米が供与を止めるとウクが負け民主主義の負けです、だから供与は継続すべきです」
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ゲスト
木村太郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) ジャーナリスト
松尾豊 (他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 東京大学大学院工学系研究科教授
益川弘如(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 聖心女子大学教育学科教授
抜粋
・反町氏「大転職時代?大失業時代?」
木村氏「[ChatGPT]はチャットボットで、飛行機のチケットもそれで買っている。その方が安く買えるかもしれない」
私見→WebサポートでAI(楽天市場で探す ・ amazonで探す)チャットを採用している企業が増えていて木村氏はその一例を挙げられたのだろう。結果、人件費削減
松尾氏「東大なら東大の、フジテレビならフジテレビに詳しい人がいるみたいなAIになるかもしれない。ただ、その場合、よそに公開することはできないですよね?」
私見→ローカルAIの誕生の可能性は大きい。その場合、漏えいに注意しないと
松尾氏「ChatGPTが2022年11月に出た時から変革が始まっているのです。本当はGoogleやMicroSoftも着々と開発していたのですがChatGPTの開発者らも驚いたぐらいバズって(広まって)しまったので、あわててGoogleがバードを出したぐらいです」
「OpenAIの開発は、半導体の工場を造るより低コストで可能です。」
私の提言「進化するAI技術に日本は」
松尾氏「リープフロッグ、蛙飛び。電話がなかったアフリカにいきなり携帯電話が入ったように」
益川氏「学びを大切。人間の学びを大切にしながら」
木村氏「発明は必要の母。当初、軍隊のGPSだった、今ではタクシーの配車に使われているように」
メール「ロシアとウクライナの戦争の終わらせ方をChatGPTに聞いたら?」
木村氏「結局、その(ChatGPTの)答えはネット上にある情報から出しているのであって、その内容でウクライナ人が納得するかどうかは別」
メール「言語処理分野の研究をしているが、ChatGPTの誕生で、モチベーションが下がって来たのですが?」
松尾氏「言語処理分野だけではなく、知が必要となってくる」
私見→補足:言語処理をしたうえで、知識を加味する必要が出てくる。データの整合性を高めると推定
木村氏が「イーロンマスク氏がChatGPTに対し一時停止といった批判しているのは、本人(の企業)が同分野で先駆者になるつもりだったのが先を越されたから、つまりビジネス的な発言だろうという声が欧米では多い」
私見→木村氏の話が事実ならマスク氏は視野が狭いという印象
私見
・宿題(読書感想文、論文など)をChatGPTに回答させた学生の場合、成果物はほとんど同じ内容、同じ構成、同じ文字数と「誰が見ても似たもの」になる可能性はある。もちろん、自分なりの言葉を付け加えたり、書き換えても主旨が同じなので、バレる可能性はある。
・音声でsuggest提案されるかもしれない → Siriやアレクサといった音声認識ソフトも、「検索したワード」「イントネーション」「人気のある商品」といったものが、appleやamazonに蓄積されているはず。 結果、セールスやAIのデータとして再利用されている可能性が高い
・「ChatGPTの答えが絶対正しい」と思いこむ子供が増える危険性はあると思う。
ChatGPTに関しBSフジプライムニュースを見て私なりのまとめ
・WebやSNSの情報を収集したデータの蓄積
・質問をする時にきつい言い方で、優しい表現でといった言葉を付加するとそれに応じた答えを返してくれる
・無料版と有料版があり、無料版はサーバー負荷により利用できない場合がある模様(番組中にその事態になった)
・良し悪しの知識を付加させた返答が今後の課題
つまりネットのメジャーな文章で返答されるが、それが正解とは言い切れない