※一度見ただけのうろ覚えです
テーマ
ロシア侵攻が新局面へ 軍事専門家が徹底分析 戦略&武器&兵力比較
ゲスト
河野克俊 前統合幕僚長 元海将
磯部晃一 元東部方面総監 元陸将
高橋杉雄 防衛省防衛研究所防衛政策研究室長
抜粋
磯部氏「当初、ロ軍の戦車が何kmも渋滞していたのを見て、まとまっていないと思った。また、時期的に兵士の投入ができにくいのでは?日本なら4月に新人が来るので彼らを訓練しないといけないので、既存の兵士を戦地に送れないといった話」
河野氏「まずキーウを攻めようとしたがてこずったので、その師団を東部に回すこと自体、士気が下がる原因。ロシア本土から別師団を投入するのが普通」
高橋氏「キーウなどの北部の防衛力が高いと思われ、だからロシアはハルキウなど東部から攻めようとしている。内線の方が戦力の移動が容易。戦車T-72を300車両が一気に投入できれば戦況は変わる可能性:
河野氏「ロシアの戦力は75%に落ちた可能性がある」
磯部氏「ロシアは外線で攻め、ウクライナは内線で攻めているので、長期戦になる可能性がある。ウクは攻撃はできないが守ることは可能」
河野氏「プーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)とショイグ国防相とのシーンは単なる政治ショー。わざわざ戦況報告をするシーンを放送する国なんてみたことがない。また、ブチャで虐殺した部隊を表彰したのは、ロシア兵の士気が下がったのを察知したプーチンが鼓舞するために、した可能性。兵士の不満が大きい可能性」
磯部氏「プーチンが製鉄所への攻撃を中止したのは、地下にいる兵士や民間人は兵糧攻めにしておけば、地上に出て来た時点で投降するかどうか尋ねて、反撃してくれば攻撃すれば良い。製鉄所に駐屯させるロシア兵は最小限にして、他の場所に兵士を回せる。そもそも、ここまで30万人を投入し、1万人の兵士が死亡した可能性があるので兵士を温存したいのかもしれない。また、地下は地図がないので攻撃に手間がかかっていると思われる。また製鉄所への攻撃を抑えたのは、制圧後に使用する可能性がある」
高橋氏「プーチンとショイグ国防相との会話シーンを公表するために、ここ数日のロシア軍の動きがあったのかと思った。つまり、ロシア軍はマリウポリの製鉄所の民間人をウクライナから解放し、負傷したロシア兵にも手厚い補償をするということを国民向けに報道するため」
※個人的補足「ロシア軍はここ数日の動き。製鉄所にいるウクライナ軍に対し投降しなさい、何回も言っていた。一方で貫通弾バンカーバスターで地下攻撃をしていた。ICBMミサイル・サルマトを極東カムチャツカ半島に飛ばすことで欧米とくにアメリカに対しけん制した」
反町氏「北海道などでロシアの上陸戦があった時、自衛隊の戦車が200両で対応できるそうですが、その場合ロシアの戦車は何両と想定していますか?」
磯部氏「ロシアは輸送艦で運んで戦車による上陸戦なので。日本は守る側。ロシアは攻める側です」
私見→防衛上、言えるわけがない
河野氏「大戦後スターリンは北海道を取ろうとしたのをトルーマンが蹴ってくれたので取られなかったと思うが、ロシアのウク侵攻を見て、やはり北海道を取ってオホーツク海を領海したいのだろうと思う。だから、この侵攻を軽視してはいけない。北方防衛」
→日本の防衛戦略の見直しが必要かもしれない。
メールより
Q.巡洋艦モスクワの沈没について
A.「旗艦とは10隻の艦隊の司令塔。それがやられたということは防空システムは機能していたのか?仮に火災が起きてもダメージコントロールをして最悪にならないようにしたはずなのに沈没した。今回の件でロシア海軍のレベルに疑問を持った」
その他
プーチンと国防相の会見映像
私見→これだけのウソを国防相に淡々と言わせているプーチンはやはり怖い。 また、わざわざ大統領に戦況を報告するシーンを流すのも異常。 そもそもマリウポリはウクライナの領土。それを制圧しておいて「解放」という神経