※一回見ただけのうろ覚えです。
テーマ
ウクライナ大使生出演 停戦協議の影響と今後 ロシア核部隊の危機感
ゲスト
セルギー・コルスンスキー 駐日ウクライナ特命全権大使
畔蒜泰助 笹川平和財団主任研究員
抜粋
反町氏「ウクライナには中立という立場はないということですか?」
ウクライナ大使「そういうことです。無いです」
反「ロシアの隣にいる限り、中立という立場にはなれないと?」
大使「はい」
ウクライナ大使「ロシアは民間人をあえて狙っているのです。それは(民間人が)パニックになることを(ロシアは)図っています」
ウクライナ大使「ロシアは特殊部隊を送ってきています。彼らは(ウクライナの)警察、救助隊などの服を着て侵入しテロ活動を行っています。今、寒く食料で厳しい冬です。『プーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)さんごめんなさい』と言わせたいのでしょう」
ウクライナ大使「ゼレンスキー大統領は命が狙われているのはわかっていますし国外に出ても同じと思っています。だから国内に残っています。当時、大統領候補はたくさんいましたが、彼が選ばれました。とても勇敢な大統領です」
反町氏「今の状況を作ったのは大統領。それについては?」
ウクライナ大使「ロシアとの協議が進まず議会で彼は叩かれた時がありました。また周辺国は『ウクは国ではなくロシアだ』と言いました」
反「議会の構成は?」
大使「政党340以上,議席数450。それだけ自由な国です」
ウクライナ大使「ロシアは、ロシア語を話すウクライナ人をロシア派とみなすのです、単に『ロシア語を話すだけ』で。(第2都市の)ハリコフを見て下さい。壊滅的です。元々は学生街です。我々はロシアに少しも手を出していません」
大使「我が国に緩衝地帯になって欲しい。主権国家になって欲しくないのです。それはソ連時代からですしロシアになっても継承しています。NATOとの戦争になった時、ウクライナがその地(戦場)になれば良いと考えているのでしょう。ですが私はそれを許せません」
ウクライナ大使「ロシアのGDPは米企業のアマゾンよりも低いのです。ダイヤ、石油、天然ガスなど豊富な資源を持つロシアなのに」
大使「仮に千葉県を誰かが持って行って独立国になったと想像して下さい。つまり占領されたクリミアの話ですが、ウクライナ人だけでなくギリシア人など色んな人が住んでいます。ですが、ロシア政府は彼らがロシア語をしゃべるからロシア人と言っているだけです」
大使「ウクライナ国内はロシア語、母国語のウクライナ語が半々でした。そのうえで政府で勤めるにはウク語が必要。しかし、かつてはロシア語の授業が多かった、この結果、ロシア語を話す人が多い。議会にも親ロシア派はいるが少数派」
反町氏「ウクライナ東部で虐殺があったのは事実かどうかについては?」
畔蒜氏「東部の現状については調査団を派遣する必要があると思います」
核については?
畔蒜氏「NATOに対する警告だと思いますが、ウクライナでの戦闘が長引いた場合、エスカレーション、武器の段階が上がる可能性がある。プーチンは少なくとも中立化は求めると思う」
反町氏「プーチンは中立化に強烈にこだわっているように見える」
Q.地理的に、抑止力としての核兵器は持っておくべきだったのでは?
A. ウクライナ大使「日本政府、日本人の人道支援に感謝します。なお核兵器は持つべきではないと思ったので放棄しました」