BSフジ プライムニュース・2/19,20,21,22,23放送分

最終更新日 2024年9月9日

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2/19

裏金問題次なる焦点は “政倫審”開催への壁 自民党の本気度を検証

ゲスト

牧原秀樹(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自由民主党衆議院議員 党「政治刷新本部」幹事


山井和則(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 立憲民主党衆議院議員 党「政治改革実行本部」副本部長

林尚行(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 朝日新聞ゼネラルエディター補佐

 

抜粋

山井議員「旧統一教会の認可に関わる文科大臣として盛山をこのまま置いておいて良いのか?(今は写真だけだが)今後、動画とか音声とか出たらもっとヒドイ事に」

私見→あるのならぜひ見たい聞きたい。その後の盛山大臣の対応も見物

 

山井議員「毎日新聞の数字で、このまま岸田総理で良い人が1%。つまり100人に1人しかいない。自民党も落ちてるでしょう」

→仮に解散総選挙したら自民党は大敗だろう。個人的には野党も微増で、新党含む諸派政党が伸びる可能性があると

 

新美アナ「証人喚問でやれば1回で済むと思うのですが」 林氏「たしかにそうなんですが、虚偽をすると捕まりますので、証人喚問に出ると皆さん『記憶を失う』んですよ。今大事なのは真相究明、話をしてくれること」

→林さん、表現がうまい

 

山井氏「予算を通したあとに政倫審をしたら『記憶にございません』で逃げられる可能性がある」

 

新美アナ「自民党の議員で、所得税の脱税なら、政倫審が始まる前の今の時期に納める、という動きにはならないのですかね?」

→たしかに「修正申告を早めにすれば罪が軽くなった気分になれる」のは確か

 

牧原議員「宗教団体と同様に政治団体も非課税なんです」

→そういえば、宗教団体も非課税か。宗教団体に対して、満額とは言わないがいくらか課税しても良いのでは?不公平感がある

 

牧原氏「(旧民主党の)鳩山氏だって十数億を修正申告をして捕まっていないのですから、数百万で(仲間の自民党議員が)捕まるとは思えません」

→鳩山氏、どんだけお金持っていたんだ(もらったのか)

 

私見・その他

政倫審が行われても検察の捜査結果以上のものが得られるとは思えないが。「追及したけどまともな回答をしませんでした」という野党のポーズと参加する自民党議員の失態さらしに思える

 

立憲・山井議員が口にされている「国民の意見」というのは「毎日新聞の調査結果である」という注意点がある。調査手法は不透明だが「毎日新聞の読者の比率が高い」という可能性もある

 

野党統一候補 と一言といっても、「共産党+●●党」の議員に対し「よし応援しよう」という動きになるのだろうか? 共産党とその他野党とでは、カラーが違い過ぎるでしょ

 

提言:政治の信頼回復に必要なこと

牧原氏「王道回帰。最終的には政治は国民の為である」

山井氏「裏金議員の脱税を許さない」

林氏「誠実さ。真相究明それから防止策へ」

 

2/20

文科相不信任案の次は ▽“訪朝談話”の狙い 北朝鮮論法への対応策

ゲスト

佐藤正久(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自由民主党参院議員 元外務副大臣

田中均(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 日本総合研究所国際戦略研究所特別顧問 元外務審議官

平井久志(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 共同通信客員論説委員

 

抜粋

金与正氏の談話

平井氏「普通『(総書記からの)委任』という文言が入るので今回は入っていない。朝鮮中央通信が流しているので総書記が知らないわけがない。意図は(拉致問題は解決済みという)原則の誇示、日米韓の連携で一番、日本が狙いやすいという判断でしょう」

田中氏「日米韓で米はトランプ(楽天市場で探すamazonで探す)氏の再選待ち、そして韓国には敵対国に指定した。残ったのが日本だから、その与正氏の談話でしょう。また北朝鮮はお金に困っているので、日本から得たいのかもしれない」

 

韓国とキューバの国交樹立

平井氏「北朝鮮には歯がゆい状況。それゆえ日本に近づいてきたのかもしれない」

佐藤氏「北は中国ロシアキューバとの結びつきが強かった。とくに『アメリカに対抗している国同士という結びつき』で。そのキューバは今トランプ時代から続いている制裁で観光業が下火。もしキューバに行ったら、次からはそのビザが無効になり、ハワイに行けなくなる。それぐらい厳しい制裁だから観光客が激減。卵が高くなりすぎて公邸で鶏を飼っているぐらい経済が低迷している。それくらいキューバはひどい状況なので韓国と国交を結んだのでしょう。そのキューバが韓国と手を結んだので北朝鮮は慌てているのかもしれない」

 

小泉訪朝について

反町氏「北朝鮮と交渉する際、いろんなルート、民間、日赤など複数を使ったのでは?」

田中氏「それは違うと思う。総理大臣直轄ルートだけに絞ったはずです。他のルートは停止して」

反「二重三重外交を防ぐために?」

田「そうしないと信頼を得られない」

田中氏「北朝鮮は毎日NHKを見て、岸田総理の支持率なんかは見ていると思いますよ。ただ岸田総理の拉致問題に関する言葉からは、それほど交渉が進んでいるとは思えない」

佐藤氏「(北朝鮮の能登半島地震への電報で)北朝鮮が友好国以外で閣下と使ったのはトランプ氏と岸田総理。で、支持率を見ているので、おそらく『(日朝交渉をしましょう)誘い水』だと思う。安倍さんは行くx2と言いながら行きませんでしたが岸田さんなら来ると想定か?」

 

反町氏「訪朝で小泉政権の支持率が上がったが?」

田中氏「外交官は国益と政権の支持率が上がることが一致すること、それが目標。訪朝はまさにそう。橋本さんの時も普天間の件で支持率が上がった。政権の(支持率の)ことばかりで国益につながらないではダメだと思う」

 

田中氏「北朝鮮との交渉はトップ同士でないとダメなんです。ハシゴを外される可能性がある。私の交渉相手は『拉致問題は存在しない。拉致をしたのはある部署が勝手にやったのかもしれない。だから拉致を認めると我々がトップに殺される。結局、最後はトップ同士で交渉してもらわないと困る』と言われた。帰国して小泉総理に『拉致問題の詳細は(相手との約束で)言えません。それだけに訪朝そのものにリスクがあります。それでも訪朝されますか?』と尋ねたら、小泉総理は『生きている人がいるかもしれないのに、私がいかないわけにはいかない』と言われた。だから実現できた。今、岸田総理のもとにそれだけの話が来ているとは思えない」

 

反町氏「米朝会談の時でも韓国は関与していますが、韓国はどんな政権であれ朝鮮問題には関与したい?」

平井氏「韓国は保守であれ進歩であれ、朝鮮半島における問題は我々が関与するものである、という考え方があるからだと思う」

 

提言:北朝鮮対応の日本のポイントは?

佐藤氏「焦らず米中の融通」

田中氏「見かけより内実。北朝鮮はデリケートなので相当な準備をして内実を見て」

平井氏「水面下の交渉。北朝鮮との交渉パイプは今は無さそうだが造る必要がある」

 

田中氏「小泉訪朝は私のプランでは全体の50%だった。その後、拉致被害者の調査諸々、最終的には六者会合(日米露中韓北による北の核問題解決)まで。それを国内の政治家による北朝鮮への反発、アメリカのネオコンによる訪朝を認めたブッシュ政権批判でプランはとん挫した」

 

平井氏「北朝鮮は以前から崩壊論は出ていたが実際には崩壊していない。そしたら核まで持ってしまったので、北朝鮮は崩壊しないことを前提に協議(議論)した方が良い」

 

 

2/21

日中自動車戦争が勃発 輸出首位陥落の衝撃度 東南アジアで覇権争い

ゲスト

真田幸光(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 愛知淑徳大学教授

中西孝樹(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) ナカニシ自動車産業リサーチ代表アナリスト

湯進みずほ(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 銀行主任研究員

 

抜粋

アメリカ市場を狙う中国BYD

湯氏「バイデン政権なら問題はないでしょうが、トランプ政権になると関税として60%かけられる可能性があるのと、メキシコ工場からアメリカへ輸出できるかどうかという懸念がある」

 

真田氏「私が思うに仮にメキシコから北米に輸出できないとなったら南米に!という戦略をBYDトップは考えているでしょうし中国政府も同じだと思う。だって南米って中国と仲が良い国が多いでしょ」

 

中西氏「タイは不況で庶民は車を買えない人が多い。EVが急増しているのは、EVをセカンドカーとして買うお金持ちが多いというだけ、ファーストカーとして買う市場は縮小している」

 

湯氏「(タイで生産するとしても)中国BYDはガラス、タイヤ以外は内製できます」

 

真田氏「豊田によく行くので話を聞くのですが、これまで日本がタイの現地で育成・雇用していた従業員が4倍の給与を提示されてBYDに引き抜かれているそうです」

反町氏「日本の電器市場でハイアールに、日本メーカーの日本人従業員が引き抜かれたことと同じじゃないですか」

 

中西氏「インドの自動車市場では日本メーカーのシェアは50%うちスズキが40%。ただこれはトヨタ(豊田通商)と連携して展開していて、過去は70%シェアで国民車でした。そのノウハウを使ってスズキと豊田通商は北アフリカへ展開する予定」

 

提言:自動車大国・日本の活路

中西氏「マルチパス=結果。10年15単位の視点で」

湯氏「匠蓄媒。日本の匠、新しい事に挑戦、プラットフォームとして合従連衡で」

真田氏「技術を追う夢」

 

真田氏「中国の人民元が基軸通貨になればたしかに経済大国と言われるようになるでしょう。ただ、自国の14億人を食べさせないといけない経済を維持する必要がある点にも留意すべき」

 

中西氏「仮に電気自動車が普及しても、インフラ整備を考慮するとMAXで50%まで。その他の自動車(ガソリン、ハイブリッド)と共存する形になると思う。すべてが電気となるには、それなりのインフラ整備(スタンド、生産体制)が必要だしそれら全てが電気自動車向けになるとは思えない」

 

その他(感想など)

別番組でチラっと見たBYDの車。バッテリーとシャーシと一体化しているのを見て驚いた。交換できるのだろうか?「バッテリーの寿命が来たら買い替え?」。一体化で車体の軽量化という視点は素晴らしいのだが、長く乗りたい人には?疑問符が残る・・・

 

2/22

浅田彰×先﨑彰容対論 ウ侵攻2年に緊急考察 戦争の日常化と日本人

ゲスト

浅田彰(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 批評家 京都芸術大学教授

先﨑彰容(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 思想史家 日本大学教授

 

抜粋

浅田氏「アメリカがイスラエルをどうしても救おうとしているのは、ユダヤ系アメリカ人の為ではない。彼らは教育水準が高いからネタニアフはヒドイとわかっている。むしろキリスト教福音派の存在で、彼らは『イエスの再臨を待っている』人達ですよ」(いわゆる原理主義者)

 

提言:現代日本への処方箋

浅田氏「あえて処方箋を求めるな。苦しみながら生きる」

先崎氏「寛容」

 

浅田氏「冷戦の終わり方を間違えた。ゴルバチョフのinitiativeを見届けるべきだった。ソ連は負けを認めろと米やNATOが迫ったので、エリツィンによって破壊的な混乱の社会になってしまった。結果、国民からstrong manが羨望されプーチン(楽天市場で探すamazonで探す)が生まれたわけでしょ?」

 

2/23

元自衛隊3将官が分析 ウ軍形勢逆転の秘策は 砲弾不足補う新兵器は

ゲスト

山下裕貴(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元中部方面総監 元陸将

武藤茂樹(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元航空総隊司令官 元空将

佐々木孝博(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元在ロシア防衛駐在官 元海将補

 

抜粋

佐々木氏「ウクライナ軍は海軍を持っていないのに6隻の水上ドローン(5m大)で中破撃破している。2023年は空中ドローンも併用していたが今は水上のみで、2機目がプロペラを狙い、3機目4機目が左舷や右舷の穴を開け、5機目が突っ込む。それを監視する艇も。ロシア軍は6隻以上の艦(おもに揚陸艇クラスだが)被害を受けた」

 

反町氏「ウクライナは以前、小麦の輸出に黒海で止められていたが」

佐々木氏「今はこの水上ドローンでロシア海軍はかなり無効化されているので、以前に比べれば黒海から輸出できるようになっています」

 

反町氏「水上ドローンはウクライナ侵攻(楽天市場で探す)のゲームチェンジャーになりうる?」

佐々木氏「それは陸上とセットなので。結局、揚陸艦への攻撃やクリミア半島の橋への攻撃なら。ただ橋は民間人も使用しているので、国際法に触れない程度の打撃なら可能でしょう」

 

武藤氏「ウクライナ空軍は一度飛び立つと元の飛行場には戻りません。狙われるから。ですから別の場所へ降りる分散運用しているし、その状況なので供与予定のF16の数ではゲームチェンジャーになるとは言えない。むしろ黒海で露海軍の弱体化による優勢の方が空軍には有利」

 

ウクライナ国民の世論調査

*キーウ国際社会学研究所(2023/11/29-12/9調査)

Q.平和のため領土の一部をあきらめる

A.

2022年12月 8%

2023年12月 19%

Q.領土は諦めるべきではない

A.

2022年12月 85%

2023年12月 74%

 

提言:ウクライナ侵攻2年から日本が得るべき教訓

山下氏「平和には強さも必要」

武藤氏「抑止。日本も意志と能力を持つ」

佐々木氏「備えあれば憂いなし」

 

メール「ウクライナが水上ドローンで艦を落としたように北朝鮮が日本の海上自衛隊に攻撃してきたら?」

佐々木氏「こういう戦い方がある、ということがわかったので、今後は対応できると思います」



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投稿日 2024年2月19日
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