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テーマ
ゲスト
佐藤正久(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元外務副大臣 自由民主党参議院議員
磯部晃一(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元東部方面総監 元陸将
東野篤子(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 筑波大学教授(リモート出演)
抜粋
・ウクライナ軍の反転攻勢の映像
佐藤氏「こんな映像は流さない。相手に弱点を見せるようなもの」
磯部氏「兵士の年齢層の幅が広いので、兵士の練度が低そうに見えてしまっている」
・「竜の歯」を撤去するウクライナ軍の映像
佐藤氏「これはロシア軍の火力がない状態でないと、こんな映像は撮れない」
「アメリカ軍なら、必ず弱い所を後方から狙う」
ウクライナ軍・遠隔操作自爆無人艇がロシア軍の偵察艦に衝突する映像
佐藤氏「この映像はボスポラス海峡のものらしいのですが、黒海のこんなに離れた場所までウクライナ軍は見ているぞ、という映像にも見える」
ボスポラス海峡
佐藤氏「サボリージャ原発(楽天市場で探す)にロシア軍が駐留しているのが問題で、ウク軍は容易に近づけないと思う」
4個飛行隊(48機)のF-16について
磯部氏「用途として、対空ミサイルが少ない場合にミグ戦闘機を狙う部隊、ロシアのレーダー基地を狙う部隊、陸上の部隊と連携する近接航空支援の部隊、残りはどこかを支援する部隊では?」
反町氏「話はそれますが、北朝鮮のミサイルのように日本が飽和攻撃に弱いというのは?」
佐藤氏「要するに一度にあちこちからたくさん撃たれた場合、日本には発射台が少ないだけでなく、さらに弾も少ない。これは政治の責任ですが、今度の防衛費でなんとかしたい」
反町氏「バフムトは重要な場所ですか?」
東野氏「バフムトを目的にしたのはロシア軍でウクライナ軍はそれに応じざるを得なかっただけだと思います。なるべくロ軍をひきつけて守って来たと思う」
磯部氏「ウクライナ軍がドネツクの西の州境を南進しようとした時に、バフムトのロシア軍が北西に向かいクラマトルスクに向かうとしたら、ウクにとっては脇を狙われているような感じ」
反町氏「陽動になる?」
磯「なる。ただしロ軍にその余力があるのか不明」
反町氏「ベラルーシに核を置くメリットは?」
東野氏「無いです。あえてメリットを探すなら、ルカシェンコ大統領はこれまで自軍の参戦をかわして来たし、本人の健康上の問題もある。もし置いたとしても、ロシアの核を置いただけで、ベラは無関係という責任回避ができますし」
反「ということは究極的に、参戦逃れの為に核の場所だけを貸す?」
東「はい。ただ、その場合のバーターが何かは不明ですが」
反町氏「イスラエル型安全保障(NATO)だったら、ウクは不満でしょうね」
佐藤氏「NATOに入りたかったのに当時ドイツのメルケルとフランスのサルコジに阻止されたから、『メルケル、サルコジ、ブチャに来て虐殺現場を見よ』とゼレンスキー氏は言ったわけでしょ」
提言・今後、反転攻勢で注視すべきこと
東野氏「いつ始まるかよりどのように終わるか?」欧米の支援に影響。
磯部氏「継戦。両軍とも不足状態だろうが」
佐藤氏「米軍のインテリジェンス支援。衛星、ドローンでウク軍に情報供与」
メール・ベラルーシのルカシェンコ大統領が復帰困難になった場合
東野氏「大統領の重病説は憶測の域を超えないので注意が必要。ただし2つのシナリオが考えられ、反体制派が戻ってくる。プーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)が掌握。後者の方が可能性があります」
メール「ウクライナ軍がロシアに侵攻できない点に違和感」
佐藤氏「それをしてしまうと国際社会がウクライナから離れてしまう。国連憲章違反ですから。不公平なのはわかりますが」
その他
・ウクライナのPV映像。戦争が1年以上続き、士気の低下、国民の戦争疲れに対し「国民みんなでガンバロウ」のメッセージもあったのでは?また、志願兵が増えれば、という意図が。国民性の違いで見方は異なる
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ゲスト
小野寺五典(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元防衛大臣 自由民主党安全保障調査会長
佐藤丙午(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 拓殖大学海外事情研究所長
高橋杉雄(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 防衛省防衛研究所防衛政策研究室長
抜粋
高橋氏「ドローンをパトリオットで撃ち落としているとは思えない。ドローンは遅いし小さいので、それなりの武器で落としていると」
小野寺氏「ロシアは自前でミサイルを生産し発射できるが、ウクライナはそれができないのでいずれ弾が消耗」
反町氏「ウクライナが過剰な映像を」
高橋氏「それがまさに新しいデジタル時代の情報戦だと思う。過剰に見えますが、すぐに世界中のメディアが使える、使いたいような動画を配信していると思う」
反転攻勢の見立て
高橋氏「ウクライナ軍は東バフムトの奪還よりも南のザポリージャやヘルソンの奪還を目指すと思う。なぜならドネツク、ザポリージャにロシア軍が残っているので、ザポリージャ・ヘルソンに進軍した方が、ロシア軍を二分できる」
佐藤氏「私はクリミアの奪還が目的だと思う。もちろん戦況を見る必要がありますが」
小野寺氏「アメリカ国民の大半は早く戦争が終わった方が良いという考えですが、数%の人は大局的な視点で見ていて米軍兵器の効果やロシア軍の兵器性能がわかる上に露軍の弱体化していることを喜ぶ人も一部いる。他方、韓国は直接供与ではないが2兆円を超える特需に」
●弾道ミサイルは大気圏まで飛ばして落とす。
●極超音速ミサイルは高度が低い。
(最大速度、最大射程、運搬手段 *いずれも核弾頭搭載可能)
・ICBMロケットから切り離されて飛ぶ極超音速滑空体(HGV)。アヴァンガルド(マッハ20以上、6000km超、ICBM)
・特殊燃料で自ら飛ぶ極超音速巡航ミサイル(HCM)。ジルコン(マッハ9、1000km、フリゲート艦や原潜など)
・極超音速空中発射弾道ミサイル「キンジャール」(マッハ10、2000km以上、ミグ31K攻撃機など)
高橋氏「どちらも速いので弾道ミサイルと極超音速とを区別しない専門家もいる」
佐藤丙午氏「極超音速キンジャールがパトリオットで落ちたんだと思った」
高橋氏「キンジャールは射程500km程度なのでパトリオットでも撃ち落とせますし、落とされたキンジャールの破片がありました。ただ、パトリオットのレーダーの向いている芳香とは違う方向から飛んで来たときは落とせない可能性が」
日本の迎撃システムについて
・高い高度のミサイル、低い高度のミサイルには迎撃できるシステムは保有。ただし、その中間の高度のミサイルを迎撃するシステムを日本は持っていない。
・PAC3といっても数に限りがあるので、迎撃できる地域が限られている。
反撃能力について
小野寺氏「日本にも迎撃システムはありますが弾は高いですし数に限りがある。ですから先制攻撃はしませんが反撃の為の攻撃能力を持つ必要があるという判断です」
佐藤氏「国内議論は困難ですが、ミサイルを撃って来そうな相手国と交渉する時に相手にインセンティブ(動機)を与えるためにも反撃能力は持つべきだと思います」
反町氏「日本は持っていないと交渉できない?」
佐「はい」
高橋氏「世界各国は『日本は当然反撃能力を持っている』と思っています」
反町氏「広島サミットで、核を減らすのは先の目的でも核の傘は必要ということの説明は?」
小野寺氏「核が無い方が良いのは誰しもだと思う。ただ現実として核が有るのですから、それを使わせない方が良い。その為に抑止力としての核が必要だということだと思います」
提言・極超音速ミサイルの対応の在り方
小野寺氏「極超vs極超」
高橋氏「第2世代BMD。今のPAC3などのミサイル防衛システム(BMD)は1990年代にできたので、レーダーなど次世代の装備で」
佐藤氏「軍備管理の可能性」
メール「アニメなどで登場するレールガン、レーザー砲は?」
佐藤氏「実験中で実用化される可能性はあるが、大量のエネルギーが必要で、開発に高い費用。兵器開発は中国より遅れている」
メール「日本も戦術核を持つべきでは?」
高橋氏「それは国民が決めるべき。ちなみに、北朝鮮のように通常兵器が弱い国は核を持とうとするが、アメリカのように通常兵器が強い国は核を減らすことができた。逆にロシアは増やしたので、結局、作用反作用です。で、日本が持つのは戦術核だから、戦略核だからと仮定しても、どちらを持っても大差はないと思います」
メール「日本は発射台が足りない。政治家の責任では?」
小野寺氏「その為に反撃能力を2022年末に明記しました」
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ゲスト
河野克俊(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元統合幕僚長 元海将(冒頭)
田﨑史郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 政治ジャーナリスト
久江雅彦(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 共同通信社編集委員兼論説委員
先﨑彰容(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 日本大学危機管理学部教授 思想史家
抜粋
河野氏「北朝鮮はこれまで4回衛星を飛ばしたと言っていますが、衛星が軌道にのったことを日本政府は確認していないはず。また今回の失敗がネジの締め忘れならすぐに2回目の発射は可能ですが、技術や燃料が不安定と言っているので”すぐに”は難しいのではないか?」
河野氏「韓国がユン大統領になって日米韓の連携が緊密になったので、北朝鮮が急いで飛ばしたのが失敗につながった可能性も考えられる。その為に軍事偵察衛星が必要で、またそれは1基ではなく何基か必要だし、それを飛ばすことは元々国防5か年計画に入っている」
河野氏「北朝鮮が拉致問題は終わったと言いつつ、日本の岸田総理と話をしても良いと言っていたので『キム氏は日米韓の連携を脅威に感じているのではないか』。その為、あせったキム氏が飛ばした結果、失敗してしまったのでは?と。また米軍の[B-1B爆撃機]を北は捉えられないから偵察衛星が欲しいのでは?」
反町氏「(先崎氏の話から)自衛隊の災害救助だけでなく訓練ですら自治体の許可がいる。市がOKを出したのに県がダメということがある」
河野氏「国の権限の話なのですが、自治体の方が強いというのが、私の長い経験での印象です」
問題の概要
5/9 公)東京28区への候補者擁立を自民党に伝達
5/23 自)擁立を容認しないと公明党に回答
5/25 公)28区での候補者擁立を断念。東京での自民候補者を推薦しない方針を正式決定。公明党の石井幹事長「東京における自公の信頼関係は地に落ちた」
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・党首会談。
・幹事長会談。
自)埼玉14区、愛知16区に候補を立てず公明候補者を支援。
公)自民の対応に謝意
田崎氏「やはりパイプ役がなくなったのではないか?と。菅総理の頃まではあったし、菅さんも公明党に対し丁寧に対応してきた。」
反町氏「自公の関係は地に落ちたという発言が独り歩きしているのですが」
久江氏「田崎さんの話の通りで、『地に落ちた』という発言は石井幹事長が原稿を読みながら言っていたので、ひょっとして支持母体、創価学会幹部のコメントではないか?という噂がある」
先崎氏「公明党って1968年頃から政治参加している。ちょうど高度成長期です。その頃、社会人だった人でリベラルな人今でも立憲民主党を支持していると思う。それに加わらなかった人達が公明党の支持者になったものの、高齢化によって票数が減って来たのではないか?
今、コアな支持層でリベラルな人は立憲を応援するが、むしろ若い世代は自民党などの右派を応援していると思うが、そういったバランスの中で公明党支持者がいると思う」
先崎氏「れいわや参政党ってキワモノと当初言われましたし、党首にクセがありますが、実際に200万票とっているのは、今の日本は芦屋市長のような優秀な人材もいるが他方、総理にテロ事件を起こす人もいるという幅広い層がある状態。
そういった状態で、言葉を選びますが、200万票という層の人達の声に自民党が耳を傾けなかったからでしょうし、立憲も支持者にすることができなかった。その票がれいわ等に流れただけでは?」
反町氏「維新って、大阪兵庫の選挙区で他党と選挙協力はしませんと言って勝って来ていますが、選挙後に見ると『あれ~(裏で交渉していない?)』と見えた」
久江氏「そう。他党と選挙協力しないのが維新のウリなのに、それをしたら維新の自損行為になる」
田崎氏「自公の連立には愛や友情は無いのです。打算です。自民党は票が欲しい、公明党は権力が欲しいつまり大臣ポストが欲しいのです。だから連立の解消は無いだろうと思っています。(打算の関係なので)」 「これは新自由クラブに似ている。ただ基盤が弱かったからすぐに弱体化したが、維新は大阪城を築いたので強い。だから連立は組まないと思う」
先崎氏「今の政党間の状態はゲームに見えて面白いですね。過去に、維新の松井さんが安倍さんや菅さんを自民党からはがそうとしたじゃないですか?自民党の中で革新的な人を維新寄りにしようとしたじゃないですか」
先崎氏「維新の馬場幹事長が自重的な発言が多いんです。これは企業と同じで『急激に大きくなった組織は崩れやすく』、もし維新が政権をとったとしても外交問題含め、対応できませんよ。それを馬場さんはわかっているから、自重的なのだと思います」
田崎氏「関係者の話を聞くと、総選挙で立憲が議席を減らし維新が議席を増やした場合、70前後で野党第1党を争うのではないかと。もし仮に維新が野党第1党になったら立憲は溶けて無くなるだろうと。なぜなら、国会運営は野党第1党が自民党と交渉して議論が進むから。第1党になれなければ党として注目されなくなるので」
田崎氏「自民党のある議員によれば、解散総選挙があった場合、とりあえず今回は立憲に勝って欲しい。その方が(立憲を)潰しやすいし、おそらく、さらに次の選挙では維新が議席を増やすだろうからと」
立憲の支持母体、連合。でも、連合の芳野さん(女性)は主軸は立憲ながら自民にも寄っている。 おそらく芳野さんは先の先まで、手を見ていると思う。
先崎氏「TPPでは日本は輸出で儲かるが農業で損をしてはいけないという愛国心の人達がいた。2000年の大規模小売店舗立地法ではモールが増えたが、衰退した商店街を守ろうという愛国心の人達がいた。つまり維新も自民も同じ愛国心を持つ政党だが、その愛国心が微妙に違う政党、2つの保守」
提言・改めて政党とは
田崎氏「(政党の)イメージづくり」
久江氏「構想力。中長期のビジョン、10年先」
先崎氏「理念。国民は政党の言う、将来の国のビジョンを見るべき」
メール「選挙で宗教団体に頼るのはどうかと?」
久江氏「民主主義なのでそれは問題ありません。むしろ70%あった投票率があったが50%まで下がった。これによって宗教団体による束の票が選挙結果を左右している。投票率の向上が必須では?」
メール・世襲制は?
久江氏「確かに総理の件で色々言われていますが、地方によっては世襲制でその土地での統治がうまく行っているので世襲制が悪いとうのは短絡的では?」
先崎氏「ある方と対談した時、世襲3分の1、官僚出身3分の1、(自分で努力して当選した)地べた3分の1だったらバランスが良いと思うが、その地べたでなった議員が少ないのが問題ではないかと」
反町氏「菅元総理が頭に浮かびます」
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テーマ
ゲスト
松川るい(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 自由民主党外交部会長代理 参議院議員
江崎道朗(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 麗澤大学客員教授 評論家
陳昌洙(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 世宗研究所首席研究委員 同日本研究センター長
抜粋
反町氏「江崎さんが言われた軍や国家情報院といった中枢に左傾化した北朝鮮寄りの人は今でもいるのですか?レーダー照射の時、北に返した人達のように」
陳氏「左傾化というか同じ朝鮮人という民族主義者の人は50代以上で退職しつつあってその下の世代からは少ない」
江崎氏「レーダー照射問題でいまだに問題があるのは『韓国軍の規定に敵対行為をしていはいけないというのがあり、それには日本は含まれていない』という噂が今でもあるのかどうか?ユン政権でもその規定が残っているのなら、やはり問題だと思う」
陳氏「レーダー照射問題を政治問題化したのが悪いと思う。安倍総理(楽天市場で探す ・ amazonで探す)らが。本当にレーダー照射したのか疑わしいと韓国側は思っている」
私見→それは違う。韓国がレーダー照射されていたら、もっと韓国は日本以上に大問題にしていたと思う。レーダー照射は映像に残っている
提言・これからの日韓関係
松川氏「インド太平洋、広い視点で」
陳氏「未来・過去。未来を開いても過去を忘れてはいけない。」
江崎氏「FOIP。この広い地域の責任。FOIP、安倍氏提唱の「自由で開かれたインド太平洋戦略」」
メール「レーダー、竹島問題は?」
松川氏「レーダー問題を提議するつもりですし番組を見直して頂ければ。また世界の紛争地域を見て下さい。全く交流しないわけにはいかないでしょ。それと同じです。ただ竹島は譲りません」
メール「韓国は5年政権交代ごとに変わるので付かず離れずで良いのでは?」
江崎氏「隣国なので例え1年でも安定した関係を築けるのならそれが良い」
私見
1965年の日韓請求権協定
「両締約国は完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認。いかなる主張もすることができないものとする」
→韓国政府はこの約束事を守らなかったので、「ユンさんになったから今後日韓関係は大丈夫だ」と言われても信じられません。時間が必要
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テーマ
ゲスト
高橋杉雄防(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 衛省防衛研究所防衛政策研究室長
佐々木孝博(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元在ロシア防衛駐在官 元海将補 広島大学・東海大学客員教授
鶴岡路人(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 慶應義塾大学准教授(リモート出演)
抜粋
・ウクライナ軍が開発したドローンによる攻撃。
アメリカNSCカービー報道官の発言について
鶴岡氏「アメリカ側は『米軍供与の兵器は使うな』とは言っていますが、それ以上のことは言っていない。つまり、ウクライナ軍が自分達が用意した武器については何も言わず、アメリカは米軍兵器でロシアを挑発したくないと思う」
反町氏「ウクライナの高官、大統領が1か月前から『反転攻勢するぞ』と言っていることについて」
佐々木氏「情報戦であり、ロシア側は疲れるでしょうね」
高橋氏「国内向けには『国民は疲れているだろうが、政府はやるぞ』と言っていて、世界中のメディアが取り上げてくれるわけで、政府のHPを見て下さいよりも注目される」「そのままメディアが使える状態で配信している。これが今の戦争なんです。紙切れ1枚だったら、こんなに注目されない」
マクロン大統領の「イスラエル以上NATO加盟未満とは?」
鶴岡氏「イスラエルはアメリカと同盟関係はないものの軍事関係はある。ウクライナはNATOには加盟できない。ただ停戦後に再びロシアに侵攻されない為にセキュリティ(楽天市場で探す)ギャランティー(安全保証、安全の担保)をフランスはウクライナに提示したい、するつもりという説明」
佐々木氏「マクロン大統領の発言はロシアは不快でしょうね」
提言・反転攻勢、注視すべきロシアの動向は?
鶴岡氏「核以外のエスカレーション。今はキーウのみ」
佐々木氏「ロシアのレッドライン。どこでロシアがそれを超えるだろう。EMP攻撃(電磁パルス攻撃)とか」
高橋氏「守備態勢。ロシアの残存兵力、戦車というカードの切り方」
メール・停戦すべきという意見
鶴岡氏「現状、交渉で領土の奪還は無理だろうし、停戦後に必ず平和となるとは言い切れない」
高橋氏「ロシアが領土を返して撤退するという形の停戦以外は受け入れられないと思います。国土の2割を盗られてそこの住民は拉致暴行を受けているので、ウクライナにとっては停戦よりも奪還が先でしょう」
メール「台湾有事の際、アメリカ、日本」
高橋氏「中国が台湾を飲みこもうとしたら、アメリカは台湾を守るでしょう。もしアメリカが台湾を守らなかったら日本が助けないといけないでしょう。どちらにせよ、台湾を守れなかった世界を我々は見るのですか?ただ、安保どうこうより、最終的には自分の国は自分達で守らないといけないと思う」