12/11
ゲスト
石破茂(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 自由民主党元幹事長 衆議院議員
後藤謙次(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 政治ジャーナリスト
抜粋
石破氏「安倍派だから一掃する、というのはどうかと。まず、なぜこうなったのか?を解明説明をしてから辞任という手順を踏むべき。また起用の面でも安倍派だから全員ダメというのではなく、安倍派にも良い人はいるし、そもそも他の派閥は大丈夫なのか?という話」
萩生田氏「辞める時は自分から」
反町氏「安倍派の一人として辞任時期は自分で決めるつまりなのか?この言葉の真意は?」
石破氏「総理に辞めなさいと言われて『辞めません』という光景は浮かばない。辞任を言われなくても自分から辞めると言いたかったのでは?」
後藤氏「11月の上旬、解散について自民党幹部が集まった時に裏金問題について『(週刊誌から)こんな記事が』と話題になり解説までしている。多分『安倍派の問題だから問題はない』と高をくくっていたのでしょう、岸田さんの足元に火がついた。結局派閥がある自民党の問題」
石破氏「派閥、派閥と言われるが、新聞社だってテレビ局だって派閥はありませんか?つまり人間が3人集まれば何かしらグループができるのは自然の摂理で、派閥に問題があるわけではない」
反町氏「私は『国民が派閥解消をすべきと思っている』と思うが石破さんは(このように)できないと」 後藤氏「昔の総裁選は50人の推薦人を集める必要があった。だからこそ派閥というものが必要なのでしょう」
後藤氏「来年の9月まで総裁選は無いでしょう。それは友党の公明党が容認しないでしょう。」
私見→自民党が公明党の顔色を見るって、国民にとって不幸では?
後藤氏「来年は岸田さんにとって(解散の)決めてとなるようなもの(イベント)がないから自由かもしれません。つまりG7のようなものがない、あるとしてもロシアやアメリカの大統領選ぐらいでしょ」
反町氏「石破さんが総裁選に出る出ないは別として、自民党がどうなれば再び国民から支持を得られると思う?」
石破氏「国民のための自民党に戻ること、1日200軒回って意見を聞く、身近な政党になることだと思う」
反町氏「これだけ石破さんが人気があるのに総裁選に出るべきでは?」
後藤氏「最低20人という推薦人を集めないといけないわけですから、それを集めること」
石破氏「私が注目を受ける時っていつも自民党が危機の時。ただ単に官僚の資料を読むだけなら出る必要はない」
反町氏「こういう状況だからこそ出馬すべきでは?」
石破氏「今は『岸田氏を総裁として任命すると書いた責任が私にはある』わけです。その状況で、次の総裁選に出る出ないという話はすべきではないと私を思うのです。わかりますか?」
提言:自民党の信頼を回復するには?
石破氏「恐れずに国民に向き合う。テレビにも出て街頭に立つこと。自民党のチラシを受け取ってもらえないからとか、文句を言われるからを恐れない」
後藤氏「政治改革大綱に戻れ。リクルート事件1988年に起きた贈収賄事件。贈賄のリクルート関係者と収賄の政治家や官僚らが逮捕された後にできた大綱に」
メール「安倍派は解体できる?」
後藤氏「解体できないと思う。安倍さんという人がいて集まったグループなので仮に今のリーダーの5人が3人のグループさらに1人の小グループができたとしても、そのリーダーに集まるとは思えない、結果、解体そのものが起きないと私は思う」
12/12
ゲスト
立山良司(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 防衛大学校名誉教授
山下裕貴(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元陸上自衛隊中部方面総監 元陸将
堀拔功二(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 日本エネルギー経済研究所中東研究センター主任研究員
田﨑史郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 政治ジャーナリスト(冒頭)
抜粋
反町氏「立憲が内閣不信任案を出さなかったのは?」
田崎氏「維新の議員に聞いたら『立憲は解散を恐れていた』と。総選挙になった場合立憲は勝てるだけの選挙態勢が整っていないと思う。記者から見れば解散は無いのは明白なので、立憲は選挙で勝てる自信がないのでしょう」
田崎氏「今、解散総選挙が無いと我々記者の眼から見てそう思う理由は、岸田総理が仮に解散総選挙をしても今の状況では自民党が(優勢に)勝てる見込みがないからです」
松野官房長官への不信任案について
田崎氏「今日12/12、閣僚が辞めてしまうと国会が止まってしまうのです。今国会では旧統一教会被害者救済法案を通す必要があります。ですから閉会後に松野氏に辞表を出してもらうのです」
田崎氏「岸田総理は松野さんに感謝しているのです。この2年間支えてくれたので。ですから、泣く泣く(官房長官を)辞めてもらうのです」
宏池会の過小記載について
田崎氏「これは今朝のNHK報道が最初で、今、担当の人が調査しているらしいのです。ただし、NHKの報道ということは東京地検からのリークであることは間違いないので。ただ単なる記載漏れの可能性も」
田崎氏「ここ最近の、東京地検からのリークが特定のマスコミにあって、その後他のマスコミが閣僚らを追っかけて、結果、事実となるという手法ですが、私はどうかな?と思います」
キックバック疑義の議員について
田崎氏「閣僚、副大臣は一掃の対象になるのはわかるとしても、大臣政務官は当選1回つまり2年前に当選した議員が多く、仮にキックバックを受けていたとしても少額のはずで、その政務官までクビを切るべきなのか?と」
反町氏「キックバック問題、果たして他の派閥は?」
田崎氏「茂木派と麻生派は真っ白です。過去の経験や周囲の慎重な議員でしていなかった模様。岸田派は薄いグレー、二階派は濃いグレー、安倍派は真っ黒ということです」
田崎氏「とにかく安倍派の4閣僚は退陣してもらわないと内閣が持ちませんから。この今でさえ特捜による秘書への事情聴取は行われていて、仮に『●議員に言われました』となれば共犯ということになりますから」
半裸で拘束されたハマスの戦闘員
山下氏「とりあえず500人ガバっと捕まえて、お前は誰?リーダーは誰?と尋問をしていると思う。宗教がらみの組織なので、そういうやり方」
私見→全員がハマスかどうかは不明なのだろう。
反町氏「全員がハマス?」
山「それはあくまでもイスラエル側の言い分。情報戦なので真偽は不明です」
反町氏「山下さん、以前出られた時に水攻めと」
山下氏「地下トンネルに海水を入れるとなると150万t必要らしく1時間に1万t入れるという話ですが、実際には塩害のリスクがあるが、少しずつ入れたとしても戦闘員が出てくるのでイス兵士が探索するよりリスクは低いでしょう」
カタール(首都ドーハ)
堀拔氏「カタールにはアメリか軍の基地があるので、アメリカとのつながりは強いです。その一方、イランとの関係もあります。ですから仲介役になるのでしょう。過去に、テロ組織問題などでサウジなど周辺国に断行されたがトランプ(楽天市場で探す ・ amazonで探す)政権が救った」
堀拔氏「カタールは小さい国ですし、君主制、世襲制の国です。多方の国と良好な関係を築こうとしているのは、他国に侵攻されるリスクを避けたいのと、国益や君主制を堅持したいからだと思います」
反町氏「アルジャジージャというテレビ局はカタールですよね?」
反町氏「アルジャージージャ放送局については?」
堀拔氏「確かに報道された国によってはプロパガンダととらえられる可能性がありますが、アラブ諸国の中では比較的自由な報道ですし、まずアルジャ局が無かったら、その情報すら手に入らないわけなので」
中東にあるアメリカ軍の基地は?
山下氏「バーレーン、カタール、サウジアラビア、UAE、クウェート、イラク、ヨルダン、シリアにあります」
立山氏「やはり、パレスチナの人達は占領されているし西岸地区ではイス人に入植されているという不満を持っている。98%はパレ人のアイデンティを持っている。彼らはこれだけ死傷者が出ても10倍返し100倍返しを受けても、ハマス(パレスチナ)が勝つと73%が思っている」
山下氏「日本はアメリカに占領されましたが、天皇制を残したうえに(日本人に)夢を持たせませたよね?しかし、イスラエルは単にパレスチナ人を占領しただけですよね?同じ”占領”でも、違いはあります。だからパレスチナが勝つと思う人が73%いるのだと思う」
提言:人質解放交渉を再開させるために
立山氏「近づく冬。本当に寒いのでテントで暮らしている人達のことを思うと急ぐべき」
山下氏「支援中断。イスラエルは(弾など)本当に苦しい状況なのでアメリカが支援を中断すれば人質交渉になると思う」
堀拔氏「圧力」
ゼレンスキー大統領の訪米について
山下氏「NATO諸国の中で政権交代があり支援に消極的な国が増えた点、支援をしても結果が出ていないと判断した国が増えた点で支援疲れが起きている。ただウクライナ兵の意志を支えているのは欧米による物資と後ろにNATOがいるという精神面」
12/13
久江氏「反町さんはご存じだと思うのですが、1989年竹下内閣の時に自民党は政治改革大綱を党議で決定しているんですよ。よもや岸田首相が読んでいないとは思いませんが『まず隗より始めよ』ですよ。スゴロクでいえばふりだしに戻ったわけですから、読むべきです」
12/14
ゲスト
岩井奉信(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 日本大学名誉教授
田﨑史郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 政治ジャーナリスト
山口二郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 法政大学法学部政治学科教授
党役員・閣僚らの派閥離脱などを掲げたの政治改革大綱
反町氏「(派閥が悪いのではないと言う)麻生さんらは派閥離脱はしたくないと?週1の会合に出たいと?」
田崎氏「そう。ですから、その自民党の大綱は歴史的文書です」
反「それは棚上げという意味?」
田「そう」
宮澤博行前防衛副大臣の主な発言
・派閥(安倍派)から3年間で140万円
・派閥側から「政治資金収支報告書に記載しなくてよい」と指示
・派閥からかん口令
田崎氏「発言は保身でしょという意見。派閥にいられないでしょうから抜けるでしょ。こういう人が増えるかも」
山口氏「宮澤議員?もっと暴露しなきゃダメでしょ。●●は言えないでは、支持を得られないでしょ」
岩井氏「額からして修正で済む数字」 →お二人に同感。あそこまで言う覚悟があったのなら暴露すべき。金額も発言も中途半端。「自分は大丈夫」という自信があったのだろう
田崎氏「岸田さんは菅さん(の経験)を見ている。菅さんが解散総選挙を言い出した途端、菅降ろしになった。だから岸田さんは解散総選挙を言わない」
反町氏「そのまま総裁選?この支持率で勝てる?」
田「勝てないでしょうね」
提言:今回の政治資金問題の注目点
田崎氏「特捜部の捜査。実力のある議員がいなくなると影響大」
岩井氏「資金改革に関心を。国民の皆さんはこの手の問題には関心が薄い」
山口氏「政権交代へ」
岩井氏「(お祭りなどで)議員の寄付が悪いというが、実はもらう側も悪くて『●●議員からこの金額の寄付があった』と大きく掲げるわけ。そうなると(議員側は)額を増やそうとするわけで、日本には贈り物文化があるから仕方がないが、もらう側の意識も変えないと」
私見
内政だけなら今の野党でも任せられるかもしれないが、外交・防衛は不安でしかない。せめて官僚に暴言をはくことは二度としないで頂きたい、官僚に失礼
12/15
ゲスト
玉木雄一郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 国民民主党代表(前半)
山田惠資(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 時事通信社解説委員(前半)
石川一洋(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) ジャーナリスト(後半)
兵頭慎治 防衛省防衛研究所研究幹事(後半)
抜粋
プーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)大統領の発言のポイント
ウクライナ侵攻(楽天市場で探す)
ウクが非ナチス化すれば平和に。
さらなる動員は今の所必要はない。
ウクの大規模反攻は失敗した。
米国の関係構築の準備はできている。
前線のロシア軍の状況は改善されている。
2000kmの前線で61万7000人が戦っている。
兵頭氏「プーチン大統領の発言でノヴォロシアという言葉が出てきたので、(占領済みの)ウクライナの南部東部のみならず、オデーサまで占領したいのか?と、もちろん断定ではありませんが、その雰囲気がします」
兵頭氏「ロシアは停戦するつもりは今のところ無いと思います」
石川氏「ロシアの継戦能力は侮ってはいけないと思う。車製造工場があるので軍需工場に変えることは容易で、そのDNAがある。半導体は、台湾製ほど性能は良くないがゼレノグラードという地域で作れる。半導体不足でエレベーターが止まっても、それが我慢できる国民性なのです」
プーチン大統領の会見でAI(楽天市場で探す ・ amazonで探す)プーチンが出たうえで「私に影武者はいません」
石川氏「影武者がいるのかいないのかわかりませんがロシアのあるテレビ局がプーチンの影武者という番組をずっと放送している」
反町氏「それは捕まらない?」
石「一人も捕まっていない。泳がせていると思う」
反町氏「こんな大統領と国民とのやり取り、もしも子供電話相談室みたいな会見って?知事と国民ならまだしも大統領がこと細かい質問に応じるのは?」
石川氏「腐敗した官僚政治の中で、このやり取りは国民に受けは良いのです」
兵頭氏「ガス抜きと選挙を見据えていると思う。ただこのプーチン大統領の会見は(20回?)前からやっていて、当初は効果があったと思うが、今はそれほどの効果はないと思う」
プーチン大統領に立候補を促した7人
ドネツク人民共和国のスパルタ中佐
戦死した兵士の母
エンジン製造会社幹部
戦死者支援基金幹部
コサック協会幹部
コロナ対策の医師
ウラン鉱山労働者
石川氏「これだけ推されたので(プーチンは)私はやるしかないんだと」
兵頭氏「2018年のプーチン大統領の得票率は76.69%だったので、戦時下なので下がる可能性があり、下がって欲しくない。ですからプーチン氏は前回よりは上の80%はあって欲しいと思っているでしょう。以前ペスコフ報道官が欧米メディアに9割と言っていた」
石川氏「プーチン大統領は選挙の形式をとりたい。共産党で無名はダメ、知名度があるジュガーノフ氏が出る。ただプーチン氏より年上なので助かっているでしょう。他に3人の候補者がいるが、これにナワリヌイ氏が出てくると面白いが」
反町氏「今行方不明ですよね」
提言:プーチン大統領5期目の付き合い方
石川氏「現実と未来。当選するという現実があるが、大統領の終わりの始まり」
兵頭氏「長期戦。制度上 2036年まで続く可能性ある。長期戦はロシアを利することに」
メール、ロシアが停戦するなら
石川氏「今のラインでしょう。ただ、それはウクライナ向け。仮に停戦をするのなら、ウクライナ国内にある『今のラインで停戦』という声を利用するでしょう」
鈴木宗男議員が「ロシアが勝つに決まっている。戦力でいえば、そう思う。命の方が大事なだから、即刻、停戦すべき」
→私見:残念ながら、それだ正論だった、ということになりそう。そうなった場合、ウクライナ国民がフビンでならない
ニュース「ウクライナのEU加盟の協議開始、ハンガリーは退席」
兵頭氏「ハンガリーはロシアとエネルギーで結びつきが強く、ハンガリーでは半世紀ぶりにロシア製原発(楽天市場で探す)の建設があり、その融資の8割をロシア系銀行から受けるので(そのような形を取ったのでしょう)」
私見
・国民民主の玉木代表 反町氏「関西地区でそっち(公明)がそれをするなら、こっち(国民)もこうするという話ですよね?」
→私見:維新が強い関西地区で公明とは国民は協力してきたが、自公によりトリガー条項を税制大綱から外されたのでご破算にするのか?という問いかと
・プーチン「我々が目的を達成すれば(ウクライナに)平和が訪れるだろう」
私見→自分からウクライナに攻めておいて「どこが平和が訪れるだろう」とはなにごとか。今のこの時代、情報操作ができてしまうのかロシアは