2/8 テーマ
ゲスト
石破茂(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 自由民主党衆議院議員 元防衛大臣
平井久志ジャーナリスト 元共同通信解説委員
礒﨑敦仁(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 慶應義塾大学教授
抜粋
磯崎氏「北朝鮮の核保有に当初から反対しているのは中国です。なぜなら核ドミノが始まるから。北が核を持てば、韓国が核を持つ、日本も持つという流れを中国が嫌っているからです」
石破氏「核無き世界という理想と、核の傘の恩恵を受けているという現実(核の傘の実効性)を議長国の議長として総理は言わないといけない」
反町氏「もし北朝鮮が南進して来た時、韓国の人は対馬などに避難しませんか?」
平井氏「対馬に近い人は逃げて難民となるかもしれないが、韓国国民が日本に逃げようなんて思っていないでしょう。日本より米軍(アメリカ)を頼りにするはず」
石破氏「日米同盟、アメリカは日本を守らなければならない。日本は領土領空領海をアメリカに提供しないといけない。それぞれを負う物が違い過ぎる」
反町氏「韓国の政権交代リスクは大きいと思いませんか?ユン政権でうまくいったとしても、次の政権で全く逆になるかもしれない」
石破氏「左にしろ右にしろ、それはあると思う。なぜ韓国の一部は反日に思うのかを日本は調べて知るべき」
磯崎氏「2018年米朝会談の時は北は1発もミサイルを撃たなかった。小泉総理は2回も訪朝され拉致被害者を帰国させた。日本政府は外交努力もすべき」
石破氏「北朝鮮に日本との連絡事務所を作らなければ、拉致問題や遺骨問題は解決しませんよ」
私見→人質になって日本が不利になるだけ。例えばご自分のご子息を、北朝鮮の事務所に派遣できますか?石破さん?、と私は問いたい
その他
平井氏「今のユン政権で、日韓関係を改善しないと、今後10年位、チャンスはないかもしれない」 →改善する必要はないと思う。竹島、徴用工、レーダー、ホワイトリスト含め、日本に非がある事案はないと思うから
2/9 テーマ
ゲスト
島田和久(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 前防衛事務次官 元首相秘書官 防衛省顧問 内閣官房参与
岩田清文(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 元陸上幕僚長
三船恵美(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 駒澤大学法学部教授
抜粋
岩田元陸上幕僚長「日本は戦後の反省から侵略戦争はしないと憲法に明文。日本は独立国なので最低限の武器は必要、専守防衛をするためにも武器は必要。長射程の武器を持ったからといって侵略戦争をするのではなく専守防衛のために使うのです。反対派の皆さんは自虐的過ぎる」
島田前防衛事務次官「外交で戦争を起こさないのが良いが、ウクライナに侵攻したロシアのように、外交で相手の意志にこちらの意志が通じないことがある。その場合は相手の能力に合わせて、こちらも防衛力を持つ必要があると思う」
岩田氏「アメリカのCIA長官が諜報活動で得た情報として『習近平国家主席が2027年までに台湾侵攻の準備を行うよう軍に指示している』ことを把握したと述べたのです」
岩田氏「台湾侵攻の期間はCSIS(アメリカの戦略国際問題研究所)のシミュレーションから3週間の短期決戦と思われます。つまりグアム等ではなく在日米軍が主力になる。さらに中国は日本国内の在日米軍基地や原発や火力発電所へのサイバー攻撃(楽天市場で探す ・ amazonで探す)など、あらゆるハラスメントを起こして米軍や自衛隊の進軍を阻止するはずです」
北朝鮮のミサイルについて
岩田氏「液体燃料は注入に時間がかかるし、長時間入れたままだと(タンクが)腐食してしまう。ですから、発射体制のままだと米軍の偵察衛星で察知される。一方、固体燃料は時間や腐食の心配がないので発射したい時に立たせて発射、奇襲攻撃可能」
メールに対し
島田氏「反撃能力は持つこと、使うこと、両方が大事で、相手にそれを示すことが大事」
岩田氏「中国の弱点は仲間がいないこと。日本には仲間がいて、仲間を増やしそれを中国にアピールすることが大事。仲間を増やすことを日本は断行すべき」
参考記事
CIA長官 “2027年までに台湾侵攻の準備を 中国 習主席が指示”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230203/k10013969651000.html
この中でバーンズ長官は、諜報活動などで得られたインテリジェンスの情報としたうえで、中国の習近平国家主席が「2027年までに台湾侵攻を成功させるための準備を行うよう軍に指示していることを把握している」と述べました。
そのうえで、「これは習主席が2027年や、ほかの年に台湾を侵攻すると決断したということではない。ただ、習主席の関心や野心が、いかに真剣かを示すものだ。彼の野心をみくびるべきではない」と強調しました。