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ウクライナに軍事侵攻 プーチン(楽天市場で探す ・ amazonで探す)の次なる一手 強まる武力衝突の危機
ゲスト
藤崎一郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元駐米日本大使 中曽根平和研究所理事長
小泉悠(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 東京大学先端科学技術研究センター専任講師
合六強(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 二松学舎大学国際政治経済学部専任講師
抜粋
「提言」
藤崎氏「他山の石」
小泉氏「公然たる主権侵害。これはまさに戦争です。藤崎さんが言われた他山の石として、日本は台湾有事、尖閣有事を視野に」
合六氏「挑戦。大戦後、我々が生きている間に起きた国際秩序への挑戦をロシアがしてきたという認識で」
合六氏「NATO、30年間の拡大がポイント。ポーランドやバルト三国はロシアに近いものの、自衛の防衛力を高めてきた。また、NATOの中にも、ロシアと関わった方が良いという国もあれば、対ロシア姿勢のアメリカがいるという温度差がある。」
小泉氏「ロシアは2/14~2/24の間に行った行動は、西欧諸国をだますような行動をとっていたのではないか?その間、ドイツの首相と会談したり、一部の演習部隊を撤退させたりという報道を流しつつも、24日に開戦し25日に首都キエフに到達する可能性という短期間でできたのは、ロシアが流した情報で西欧諸国が緩和した(ゆるんだ)のではない?」
小泉氏「イタリアがゼレンスキー大統領と連絡を取る予定だったが取れなくなった。それでもおそらくキエフ市内に彼はいるだろうと言っています」
「大統領がウクライナ住民を虐殺したという『ロシアが作ったと思われる』情報を、ロシアは侵略前、頻繁に流していたので、その情報を悪用してゼレンスキーを拘束・裁判しその罪を問う可能性」
小泉氏「プーチンはNATO加盟国に核兵器を置いたら、モスクワまで5分で届く、だからウクライナにはNATOに入らせない、と言っていましたが、地図を見ればわかりますが、バルト三国のどこかに核兵器を置けば届く話なので、ウクライナ侵攻(楽天市場で探す)をしたプーチンの本当の思惑が見えない」
小泉氏「ベラルーシの憲法の核兵器の持ち込み禁止の条項の削除させるので、プーチンは核兵器を使うとしたらできればロシア以外の土地、ベラルーシやウクライナで使えれば、という思惑があるのではないか?無論、核兵器ではなくても中距離ミサイルを配備する可能性はある」
ロシアの今後の思惑は?
藤崎氏「ウクライナのゼレンスキー政権の転覆、ドネツク・ルガンスクの独立、NATOに入らない形を作る」
小泉氏「ベラルーシの憲法にはロシアと軍事同盟を結んでいる、中立条項の記述があります。ルカシェンコはプーチンに頭が上がらない状態の可能性。今度、ベラ憲法が改正され核兵器を持ち込ませない、中立という条項が削除される予定です」
その他
メール:国連は解体すべきでは?
藤崎氏「国連は多岐に渡って話し合う場なので存在はすべきです。ただ、日本はかねてから構成を改善すべきと言っているのに、常任理事国が既得権益なのか、今のままで良いと言っている」