2/23・BSフジ・プライムニュース・五百旗頭×先﨑が対論・一言メモ
テーマ
露軍事侵攻明日で1年 歴史に見る終戦の行方 五百旗頭×先﨑が対論
ゲスト
五百旗頭眞 兵庫県立大学理事長 元防衛大学校長
先﨑彰容 日本大学危機管理学部教授
抜粋
先崎氏「知人の駐在員から聞いた話『アメリカ人は上から目線で、中国人は札束で顔を、といったやり方。ミクロネシア、ポリネシア地域に中国が介入しようとしていて、それに慌てているのがアメリカだ。その一方で、その地域の人々はオーストラリアと関係が深い。日豪は関係が良好。また、日本人の肌の色とその地域の人々の肌の色が近いからか、彼らは親近感を持ってくれている。だから、アメリカはミクロネシア、ポリネシアとの間に日本を介在させたい模様だ』と。」
五百旗頭氏「日本は民主主義だから、横暴なことはしない。協調主義といいますか、『一緒にしましょう』ということができるのが日本人の特徴なのかもしれない」
先崎氏「中国やロシアは、本来の自分達の考え方で覇権主義、民族主義を広めようとしている。たとえば、以前、国連で中国が『中国人民の南シナ海での活動は2000年余りの歴史がある』と言っていたらしいじゃないですか」
参考
南シナ海 中国の権利否定、人工島は「島」じゃない!
https://asahi.gakujo.ne.jp/common_sense/morning_paper/detail/id=1830
先崎氏「2022年末、ドイツで政権転覆事件があったじゃないですか?彼らも『以前のドイツ人の姿を取り戻そう』と言っていたわけです」
参考
ドイツで国家転覆?ハインリヒ13世って?「帝国の市民」の実態は?
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/02/14/29291.html
メール「日本が武器を持とうとすると『侵略をするためだ』という声が上がるのですが?」
五百旗頭氏「日本は大戦の反省から他国を侵略しません。ですから防衛費はGDPの1%を堅持してきた。しかし現在周辺国が武器を持ち始めた。そこで何が大事かといえば『相手国に戦争をさせないこと』。その為にも日本は防御システムを保有することで相手に(日本侵略が妥当かどうかを)考慮させるのが大事。防御のための兵器で、侵略するための兵器ではありません」
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