2/14・BSフジ・プライムニュース・低空飛行続く岸田政権
テーマ
低空飛行続く岸田政権 「聞く力」か変節か? 田﨑×伊藤×林が分析
ゲスト
田﨑史郎 政治ジャーナリスト
伊藤惇夫 政治アナリスト
林尚行 朝日新聞政治部長
抜粋
反町氏「岸田総理がLGBT法案に本気になったのは?」
田崎氏「まず、G7サミットが近いからです。さらに自民党内には『荒井元秘書官のLGBT差別発言で、サミットに参加しない首脳が出てくるのではないか』と危惧する議員がいたらしいです」
伊藤氏「(LGBT法案が)G7サミットがあるから、というのはどうかなと思う。逆にサミットがなかったら、総理は(荒井秘書官の件などを)どう対処していたのだろうかとも思う」
→同感
オフレコ報道の在り方 林氏「今のところ、オフレコで何か変わった、ということはなさそうです」
→オフレコルールはあいまい過ぎる。個人的に「約束破り」は嫌い
田崎氏「僕も30年前にオフレコ破りをしたので、あまり言えない」
反町氏「何やったの?でも、オフレコは必要ですよね」
田「必要です。オンレコで聞いたネタのバックグラウンドを知るには必要」
伊藤氏「過去に政治家がオフレコで嘘を言うことがあってしばらくしてオフレコのネタが回って来ることもあった」
反町氏「視聴者にオフレコを説明すると、総理周辺党関係者といった発言者を伏せて書かれた記事がオフレコです。完全オフレコとは発言者も内容も全く伏せる記事」
伊藤氏「完結出生率というのがあり、一人の女性が生涯に何人産むかという数値で、40年前は2.1で、2021年が1.9。そんなに変わっていない。未婚率が増加している。」
完結出生児数 国立社会保障・人口問題研究所
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/gaiyou15html/NFS15G_html07.html
伊藤氏「未婚者の中に不本意未婚が40%。収入が少ないなど結婚したいけど結婚できない人が不本意未婚です。この人達が結婚できれば少子化対策になると思う。非正規雇用者への政策が良いと思うのに少子化対策がいつの間にか子育て政策になっている」
→全く同意。結局票集め
林氏「私は以前大阪にいたのですが、東京から見ると維新の馬場代表と泉代表のやりとりはわかりづらいと思います。泉代表は京都なのです。大阪の維新の京都への進出は不快で、大っ嫌いなんです。立憲の他の幹部が受ける印象と泉代表が受ける印象は違うんです」
朝日新聞の2/8社説に共産党が激怒
林氏「社説が全てです。社説は論説委員が議論して書いた社の論です」
田崎氏「共産党に余裕が無くなって来たのではないかと思う」
伊藤氏「除名された松竹さんは派閥を作ったわけではない。共産党の規約に『党内に派閥・分派はつくらない』とあるが、長い間、共産党の中と世間とは違う空気だなと思った。」
産経新聞 共産「松竹伸幸氏の除名処分について」全文
https://www.sankei.com/article/20230206-MGXBCGOBPJPDBNE2BO45IKLPYY/
私の提言「岸田政権に求めること」
伊藤氏「軸足を定める。ちょっと前と今とで違う。どうしたいのか軸足を」
林氏「説明力を求める」
→総理なのにフラフラしているのは同意。
私見
・河野大臣の「所管外です」を連呼した点。連呼したことで、「河野氏は総理大臣は無理かも」と思った。 言えない部分が大半だとしても、一部だったり、感想は言うべきだったと思う
・田崎氏の「共産党に余裕がなくなってきたのでしょう」に同意。除名するほどでもないし、朝日に激怒するほどのことでもない
・岸田総理が安倍総理の逝去後にがらりと変わったのは、安倍氏の政策・考えを追うことで安倍派議員を取り込みたいから、というご意見が過去にあった。
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