12/9・BSフジ・プライムニュース・反撃能力と核共有・ミニ
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安保3文書改定を検証 “反撃能力と核共有” 小野寺五典×河野克俊
ゲスト
小野寺五典 元防衛大臣 自由民主党安全保障調査会長
河野克俊 前統合幕僚長
一部のみ抜粋
陸上自衛隊の第15旅団→南西防衛集団
2500人→3000人
陸将補→陸将
河野氏「陸将というのは、米軍の中将と同じランク。 日米同盟の強化の意味合いか」
参考記事
12/3 産経新聞 陸自、沖縄部隊格上げへ 旅団から「南西防衛集団」に
防衛装備品の稼働率
稼働 50%、整備 25%、整備待ち 25%
※予算不足による共食い整備状態
小野寺氏「これまで防衛費はずっと横ばいでした。『それで良かった』ではない話で、その間に人件費は上昇、最新の装備品は価格が以前のものより高価であり、それを購入した結果、そのしわ寄せは現場にいっていた。だから長らく『装備品の共食い』状態でした」
日本そしてイギリス・イタリアとの次期戦闘機、共同開発について
小野寺氏「アメリカは当面、戦闘機の開発が無いということでした。日本単独の開発では負担が大きいのでイギリスと議論していた所イタリアが参加。開発機は100機以下なので各国100機x3=300機なら開発コストの想定がしやすいという判断に」
アメリカの戦闘機の購入について
小野寺氏「日本が米国に売ってくれといえば米国の言い値ですし、納期に遅れることもあった。それに新品のはずなのにどこか隠しているようなものが納入される。となると日本で改造するにしても米国の許可が必要だったりと、色々問題があったわけです」
核共有の議論
小野寺氏「NATOの核共有の議論は実際に使う戦術核です。他国から侵略を受けた時、自国の武器で対応できなくなった時『自国領で戦術核使う』ことが前提です。海に囲まれた日本で侵略に来た敵国の軍に対し自国内で核兵器を使うという話になるので、NATOの議論がなじむか?と言われれば違うと思う」
安保3文書で描く国のかたち「私の提言」
小野寺氏「平和国家」
河野氏「当たり前の国。アメリカが守ってくれるのが当然と思うのでなく、日本もそれなりに対応しないとダメだと思います」
私見
ウクライナが核兵器を放棄してしまったのが最大の要因であり、戦争のきっかけだと思う