BSフジ プライムニュース・10/2,3,4,5,6放送分

最終更新日 2024年9月9日

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10/2

元陸幕長×小泉×小谷 支援の混乱と最新戦況 米ウが武器共同生産か

ゲスト

岩田清文(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 元陸上自衛隊幕僚長 元陸将


小谷哲男(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 明海大学外国語学部教授 日本国際問題研究所主任研究員

小泉悠(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 東京大学先端科学技術研究センター専任講師

 

抜粋

小泉氏「以前自衛隊を視察させて頂いたのですがその時に、戦場に出たら上官に敬礼をしない、階級章は赤外線を通さない材質と教わりました。理由は上官が敵に狙われないために」

岩田氏「ベトナム戦争時、米軍がヘルメットに描かれた階級(星のマーク?)で多数殺害された。その後の反省で今の形式になり、それが正しいと判断した自衛隊もそれにならった」

 

小泉氏「ウクライナ4州が徴収の対象になったとはロシア国防省のサイトには明記されていない。ただ、ロシアの国営通信に対しては『対象となった』と漏らしている。これはよくあることで『国防省としては言いたくないが実施すると決まっていることをリークする方法』です」

 

ウクライナ軍発表「ロシア軍の死者:278,570人」

小泉氏「アフガン戦争で年1.5万人、それが10年続いた数よりも多いので、大戦後のロシア史で最大の死者数ではあるのは間違いない。ただし、この数字が正しいかどうかは不明ですが、低く見積もっても10-15万人は死者はいるでしょう。」

 

アメリカ下院でウクライナ支援の予算が通らない。

小谷氏「これは共和党の質の低下です。下院は数人の過半数で共和党ですが、強硬派15人の意見を飲まないと共和党の意見が通らない状態。共和党はウク支援に賛成ですが強硬派は反対し彼らは共和党と民主党と協議するのも反対」

 

小谷氏「強硬派のマット・ゲイツ議員、彼一人がとくに政府閉鎖をもくろんでいたので、今後も予算が通らなかったり、議長がなかなか決まらない可能性がある。ただ唯一の希望として、ゲイツ議員には複数の疑惑がありFBIが捜査に入っているので、事実なら解任されます」

 

CNN世論調査

議会は追加のウクライナ支援を提供すべきではない→55%

追加支援に反対

民主党支持層→38%

共和党支持層→71%

小谷氏「共和党は『バイデン政権はお金をドブに捨てている』という政策批判を形成したい。世論としても、アメリカ経済状況をふまえた上で他国に大金をあげていることに不満を持つ人が多い。ですが、ウク支援だけでなく、人工中絶問題もあったり、その中で国民の最大不満は『バイデン政権で移民が増えた事』です」

 

小谷氏「ATACMSが供与されるとしたらブロック1Aで330発だと思う。ただ、しれっと供与されて、ATACMSとは表に公表されないでしょう。でも、使えばわかるでしょう」

岩田氏「ストームシャドーはピンポイントだったので、ATACMSのブロック1Aだとしたら、今まで届かなったところに届くので、使ったらわかるでしょうし、クラスター弾なのでかなり効果があると思う」

 

ウクライナ支援における日本の立ち位置

反町氏「地雷処理車や掃海艇って、中間ですよね?復興支援なのか?軍事支援なのか?」

岩田氏「まさにそうです(地雷・機雷の処理は必要、それが復興支援なのか?軍事支援なのか?)日本政府は決めておく必要がある」

 

提言:ウクライナ支援のあり方

岩田氏「民主主義国の団結。ウクが負けると権威主義国家がのさぼる」

小谷氏「持続性。支援に限界があるのでウクライナ自身で」

小泉氏「きめ細かさ」

 

反町氏「もしトランプ(楽天市場で探すamazonで探す)氏が大統領になったら?」

小谷氏「プーチン(楽天市場で探すamazonで探す)大統領と対談して終戦に持って行くでしょう。ただロシアに占領された4州はそのままという最悪のシナリオです」

反町氏「支援反対世論を味方に?」

小「はい。トランプ氏はウク支援を自分の為に利用すると思う。過去にトランプ氏が大統領だった時にウクライナ支援と引き換えに、バイデン氏の息子への捜査を求めたことで弾劾裁判にかけられたことがあります」

関連記事

朝日新聞 2023/2/18 避けたいトランプ批判 「疑惑」問われたゼレンスキー氏が見せた機知

 

スロバキアではウクライナ支援に反対する政党が第一党に

反町氏「支援疲れはNATO内に広がる?」

小泉氏「トルコに行って来たのですが、たしかに経済が厳しく支援疲れが出ている雰囲気でした。ただ、NATOの一員として支援はするという状況でした」

 

私見

スタジオの模様替えは良いとは思うが、いちいち新美アナが立ち上がって画面を解説するよりは、 モニターの位置を下げて、座ったまま差し棒で良いと思う。その方が効率的

 

10/3

高市早苗×櫻井よしこ “処理水応酬”の裏側 岸田政権の対中戦略は

ゲスト

高市早苗(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 経済安全保障担当大臣 内閣府特命担当大臣(科学技術政策)

櫻井よしこ(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 国家基本問題研究所理事長

小原凡司(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 笹川平和財団究所上席フェロー

 

抜粋

中国対日本 ALPS処理水めぐり対立

中国国家原子力機構・劉敬副主任「日本は国際社会の強い反対を顧みず海洋放出を推し進めた福島核汚染水の海洋放出は重大な問題だ。日本は信用できる科学的な説明をしていない。IAEAは日本を厳格に監視すべきだ」

高市科学技術相「中国から科学的根拠のない発言があったがIAEAに加盟しながら事実に基づかない発言や突出した輸入規制をとっているのは中国のみ。科学的根拠に基づく行動や正確な情報発信を求めていく」

 

高市科学技術相「日本を出る時は、中国より先に喋る、時間は7分だったので、IAEAに感謝含めつつ、処理水の説明をしないけなかった。ただ、当日、順番は中国の少し後ろだったので、引原国連大使とその場で英文を作って反論できた。中国と順番が近かったら反論は無理だった」

 

櫻井氏「中国の劉敬副主任は英語が喋れるはず。それなのに中国語で言ったのはあくまでも中国国内向け」

高市氏「IAEA総会では中国から英語への翻訳はできたのに日本語から英語への翻訳はできなかった。だから下手な英語でしたがそれで反論。映像になかったが、他の国からは(日本に対する)応援演説がありました」

 

櫻井氏「日本は最大で年間22兆ベクレルとしていますが、実際はその半分。で、引原大使が『中国は日本の5倍から10倍』と言ったのは『抑えめ』に言っていた」

 

高市氏「IAEA総会の後フランクフルト国際空港で中国団と鉢合わせ。私は視力が悪いので見えなかったがSPが気づいて『メンチ切っていますよ』と教えてくれ、向こうが彼に名刺をバンと渡して去りそれには『中国公安部』と。総会であれ以上言っていたらマズかったかも」

 

櫻井氏「中国が『30年以上の放出について』と言ったということは、それだけ言い続ける可能性がある」

高市氏「ですから、別の販路を開拓すれば良い。あとは中国側がどうするか?の話。まずもって総会で日本を非難していたのは中国だけですから、こちらはWTO提訴・反論を言い続けることが大事。それに処理水のことを条件にTPP加入を言ってきてもダメと言えば良いしあれでは加入できる国ではない」

 

韓国の日本産水産物の禁輸

櫻井氏「外務省はWTOで日本は韓国に負けたと言っているが、それは違う。小委員会では日本は勝訴していて、上級委員会では中身の良し悪しの判断をせずに差し戻されただけ。これを外務省は『負けた』と言っているのが間違い」

 

高市氏「日本製ドローンの飛行は1時間なのでさらに延ばす、衛星間の光通信技術、重要情報の厳格管理(セキュリティ(楽天市場で探す)クリアランス)などをやっていきます」

 

反町氏「なぜセキュリティクリアランスの議論が進まない?」

高市氏「安倍政権で命がけで通した特定秘密保護法がネックだと思う。交渉相手が問題の無い人なのか?多額の借金を抱えていないか?ということを調べられるようにしないと、海外要人と交渉できない」

 

高市氏の提言「同志国を増やす。G7およびG7の友好国を経済的威圧を受けた場合にも結束できるようにしないといけない」

 

中国の異変

櫻井氏「若者の失業率、6月21.3%、非公表の7月は色々な情報で40%以上ではないかという説。また、対中直接投資が減り、外貨準備高も減っていて、中国経済は悪化していると推測される」

 

小原氏「中国は食べられなくならない限り、暴動は起きない国です。その上で習近平国家主席は共産主義に回帰しようとしているのかもしれません」

 

櫻井氏「台湾にいる産経新聞の記者に聞いた話。南アフリカBRICSに習氏が参加した時500人で大挙。その時ホテルすべてを中国人に変え中国から持って行った寝具等を使用したそうです。プーチンはやっている方法ですが、習氏はそんなことをしたことがなかったので、『命を狙われているのでは?』と思い始めているのでは?」

 

初の台湾製潜水艦 海こん(かいこん)

台湾 2027年までに既存2隻、台湾製2隻を配備。

小原氏「既存の2隻は古い。新型はアメリカ製の武器が配備されるという情報のみ。ただ潜水艦はどこにいるのかわからない。例えば2隻のうち1隻が港湾にいない、という状況になると中国側は警戒しないといけなくなるので影響あり」

櫻井氏「この潜水艦は政治的意味がある。建造にアメリカ、イギリス、オーストラリアが協力、つまりAUKUSが台湾に関与したことになる」

 

提言:日本は中国とどう向き合うべきか

櫻井氏「言葉を行動にうつせ。例えば尖閣に常駐、実際に台湾を助ける行動を」

小原氏「認知戦能力を向上させよ。戦略的コミュニケーション能力を」

 

メール後

小原氏「中国は日本人を拘束する一方で、日本企業には中国に投資せよと言っている。これは習近平氏が共産主義に回帰しようとしているから、こういった矛盾が起きていて、これからもこういった矛盾が広がると思う」

 

鈴木宗男議員「侵攻後初、ロシア訪問」

小原氏「ロシアに利用されると思う。『日本にもこんな議員がいるのではないか』と。ただ、日本としては『民主主義なので色んな考えの議員がいる』と反論すべき」

櫻井氏「鈴木議員とは以前議論したことがあり、私は4島返還で、彼は2島返還で意見が合わなかった。で、ロシアで記者陣の前で、彼は北方領土のことを言われたが、ご自身を買いかぶりすぎだと思う。それならまず日本政府に言うのが筋。今、北方領土のことを言っても国益にはならない」

 

10/4

キーウ在住記者が見た ウクライナ侵攻の真実 占領下での日常と惨劇

ゲスト

古川英治(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) ジャーナリスト

岡部芳彦(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 神戸学院大学教授

 

抜粋

戦地に行かなかった人、行った人の心境の違い

古川氏「たまたま海外に行っていたら、侵攻が始まって帰れなくなった人。自分の意志や家族の反対で戦地に行かなった人は負い目を感じたり、人によっては心の病に。戦地から帰った直後の人を取材しようとしたら『そっとして』と言われたり。戦地から帰った人がキーウの人達の生活を見ると不満を感じる人も。以前のクリミアの時に参加せず悔やんでいた父。そして今回、自分の意志で参加し戦死したその息子さん」

 

岡部氏「古川さんの著書に印象深いところが『侵攻前にマンション購入で夫婦ケンカをされた』点で、古川さんは侵攻が近いから反対、ウク人である奥さんは買う。ウク人の土地に対する愛着の深さを感じるし、今、東部ではマンションラッシュです」

反町氏「戦時下なのに?」

 

古川氏「侵攻の前ウクの女性が『もしロシアがウクライナを占領しようとしても無理だろう。人口の半分(2000万人)が殺されない限り』と。どういうこと?と尋ねたら17,18世紀にも似た事件があり、言い伝えとして人々の心に残っている。当初彼女の話を周囲は信じていなかった」

 

ブチャについて

 

古川氏「4月第1週に入ったが避難から帰宅した男性が『私の家を見てくれ』というので訪問したらシャワー室、さらに地下室を見たらさらに多くの血痕があったので理由を尋ねたら『ここで30代の女性が暴行を受けた模様で傷だらけで頭を撃たれて死んでいた』と」

画像の著作権は「BSフジ」に帰属します。

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私見:ブチャの虐殺をフェイク(偽情報)や芝居という人がいますが、それを否定するために、これらの写真を引用させて頂きました

 

提言:ウクライナ国民から学ぶべきもの

古川氏「勇気」

岡部氏「不屈」

 

Q.アメリカ議会の混乱によるウクライナ支援の遅れについて

A,岡部氏「ウクライナは十数年前まで、議会で乱闘していた国なので、この程度のことは慣れていると思います」

古川氏「ウクにいる記者に聞いたところ、戦争当初から欧米は武器供与が遅れていたので、今回のこともそれほど驚いていない。それよりも、自分達で武器・弾薬を開発できるようにしたいという雰囲気です」

 

10/5

史上初!下院議長解任 大混乱の米政治舞台裏 日本の対米戦略に暗雲

ゲスト

杉山晋輔(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 前駐米大使 早稲田大学特命教授

木村太郎(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) ジャーナリスト

古森義久(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 産経新聞ワシントン駐在客員特派員 麗澤大学特別教授

 

抜粋

 

木村氏「フリーダムコーカスって派閥じゃない。秘密結社で人数も20人か40人か不明。会合といっても議会ではなく、近くの地下のパブで行うし、『入れてやる』と言われた人だけ加入できる。ただ、代表者だけは表に出てきている。そのふえで、ゲーツ議員は以前はフリーダムコーカスに入っていたらしいが、今は違うようで、似た名前で名乗っているだけ。」

 

古森氏「ゲーツ議員は2021年にセックスやドラッグでマッカーシー議長に懲罰を受けたことがあるので、今回はその仕返し」

木村氏「下院議長選立候補にスカリス院内総務、ジョーダン下院司法委員長があるがトランプ氏の可能性も」

反町氏「どういうことですか?」

木「下院議長は『下院議員が選ぶ人』なら誰でも、一般人でもOK。そして、ゲーツ議員はフロリダ知事になりたいから、頑張っていると思う」

 

参考記事

Yahoo 米下院議長はなぜ解任されたか――トランプ主義者同士の潰し合いとは

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/887e6c9cbb177bfc2d0c03aa30ec82c8243018fb

一部抜粋

ゲーツは2021年から下院の倫理委員会で審査の対象にされていた。未成年とのセックススキャンダルや違法ドラッグ使用などの疑惑が浮上したからだ。

 

木村氏「この間、ゼレンスキー大統領が訪米したでしょ?でも下院議会では演説してなかったでしょ?それはマッカーシー下院議長が演説に反対したんですよ。つまり共和党というのは『他国の戦争には関与しない』というのは昔から変わらない」

 

トランプ氏が起訴された4つの事件

・不倫口止め

・機密文書

・大統領選結果虚偽の主張

・大統領選敗北州の集計手続き介入

古森氏「提訴した人達は黒人の多いハワード大学のロースクールの活動家。アイデンティティポリティクス(出自を起因とする政治目標)になっている」

 

杉山氏「バイデン氏が勝ったから大統領なんだけど、これはバイデン氏というより『トランプ氏は嫌だ』という意見で勝ったと思う。パパブッシュの葬儀に参列したんだけど『良識な(アメリカの)政治は終わった』という声が漏れ聞こえた。たしかにパパブッシュは上品な人だった。その人が亡くなったということは、アメリカの政治が変わった時期、なのかもしれない」

 

無所属・ロバートケネディジュニア氏(弁護士)が大統領選に?

・ジョンFケネディ元大統領のおい

木村氏「ケネディだから彼を支援する人がいる。ただ当選する可能性は低い。しかし共和・民主から票を奪うので、どちらがどれだけ奪われるのか?かが鍵」

 

杉山氏「アメリカの大統領選って、6000万人7000万人と言うけど、結局は538人の選挙人を選ぶ選挙なんですよ。270人以上の過半数を取れれば勝利なんですよ」

 

ミリー前統合参謀本部議長「独裁者や独裁者になりたい者に対しては忠誠は誓わない。個人に対しては宣誓しない。憲法や米国の理念に対して宣誓しそれを守るために命をかける」

→杉山氏「彼は本当に良識のある人。退任後、本音が出た程度」

 

提言:日米関係、今後の向き合いは

杉山氏「同盟の本質を考える、共に戦う」

古森氏「ゆがみ報道に注意。現実をみよう。日本が頼りにしている米メディアは『必死に民主党をかばっている』」

木村氏「触らぬ神に祟りなし」

 

鈴木宗男議員の訪ロについて

木村氏「彼の行動は反対だがわかる部分も」

古森氏「絶対反対。隣国だから仲良くしなくては?と(彼が)言っても北朝鮮だって隣国。おかしい」

杉山氏「民主国家とは言えないよう国の側近(ガルージン氏ら)に会うなんて、とんでもないこと」

 

10/6

南部要衝で露軍混乱か ウ軍戦車修理を露が? 同盟裏切り露の代償は

ゲスト

山下裕貴(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 元陸自中部方面総監 元陸将

山添博史(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 防衛省防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室長

ダヴィド・ゴギナシュヴィリ(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon楽天市場) 慶應義塾大学SFC研究所上席所員・ジョージア生まれ

 

抜粋

ロシア南部ソチで行われた「バルダイ会議」において

プーチン大統領の日本に対して

反町氏「彼は2014年ドンバス地域で親ロシアが迫害を受けていたので救出したのが始まりだ。対話の窓を締めたのは欧米の制裁に乗った日本側なので、日本が窓を開ければ対話の用意はあると言っているようなもの?」

大統領への質問者:畔蒜氏

 

包括的核実験禁止条約(CTBT)

・あらゆる空間(宇宙空間、水中・地下を含む大気圏内での)における核兵器の実験的爆発を禁止

・185カ国が署名。170カ国が批准。アメリカ・インド・パキスタンなどは未批准

 

原子力推進式ミサイル「ブレベストニク」の実権に成功、とプーチン大統領

・2018年3月に開発を発表した新型兵器で原子力エンジンを使い、ほぼ無限の長距離飛行が可能。

山下氏「過去に事故があり放射能が漏れ8名が死亡とロシアは公表。詳細は不明」

 

山添氏「ICBM(大陸間弾道弾ミサイル)のサルマトの方は信ぴょう性があるが、原子力ミサイル・ブレベストニクの方は本当にできたのか疑問。ロシアはできそうなものとできそうにないものを混ぜて公表することがあるので」

 

山下氏「航続距離が無限の原子力ミサイルの弱点は長時間飛んでいるので発見しやすい。ただ注意点は破壊した時に放射能漏れを起こすので、できればロシア領内で落としたい」

 

ロシア製戦車「T-72B3」

・ロシア軍の主力戦車(令和3年版防衛白書)

・ウクライナ軍がこれまで200両ほど鹵獲

ウクライナ軍の兵士がこの戦車の製造元に電話で苦情を言ったという動画が拡散された。ただし、電話の相手が本当に製造元なのかは不明。情報戦の一環か?

 

2020年、2022年軍事衝突 アゼルバイジャンとアルメニア

停戦状態

2023年9月28日 アゼルバイジャンが軍事作戦、アルメニアが敗北を認める。

 

アゼルバイジャン(アリエフ大統領)をトルコ(エルドアン大統領)は軍事支援をしている。

アルメニア(パシニャン首相)はロシアのプーチン大統領に支援要請をしたが拒否。

 

アルメニアはロシアのCSTO加盟国

山添氏「以前、小泉悠氏がCSTO加盟国(旧ソ連構成国による集団安全保障条約による機構)を『ジャイアンのリサイタルのような関係』と言われていましたが、(プーチンの)聞きたくもない歌だがとりあえず聞きに行けば、いざという時、私を守ってくれると思っていたアルメニアだったが、最近のプーチンは(トルコと会談をするなど)助けるどころか何もしなかった」

 

ジョージアの西部、アブハジア自治共和国に黒海艦隊が新基地か?

ゴギナシュヴィリ氏「実は2009年から港を作るつもりで竣工していて、今、深さ10mにはなった」

山下氏「いずれアブハジアをロシアは取り込むでしょう。また深さが10mになれば巡洋艦クラスなら入港できる」

 

反町氏「ジョージア政府はアブハジアの独立を認める?」

ゴギナシュヴィリ氏「認めていないしこの件を世界に知られていない」

反「なぜジョージアは戦わない?」

ゴ「過去に戦って2-3万人殺され30万人避難。散々血を流したし今戦っても勝てる保証がないから」

山添氏「いやいや、ジョージアだって首都が狙われたら戦います」

 

ゴギナシュヴィリ氏「ロシアの一部記者がカザフスタンに対しウクライナの戦前にロシアが言っていたことを言っている。つまり『カザフにいるロシア人が迫害を受けている』と。それを知ったカザフのトカエフ大統領はプーチンを恐れている一面もあるが、カザフはロシア半導体を輸出している」

 

提言:力の空白への対処法

山下氏「空白の利用。中央アジアが空白ではないか?」

ゴギナシュヴィリ氏「投資促進。経済協力」

山添氏「その先の安定。たとえばアゼルバイジャンにトルコが入って来ると思う」

 

・日本政府のナゴルノカラバフへの約3億円の支援について

「日本らしい。額は別として」「日の丸が見える物資による支援を」



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投稿日 2023年10月2日
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