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検証!海底火山大噴火 衝撃波と津波の脅威は日本近海に潜むリスク
ゲスト
中川正春(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]楽天市場で探す) 元文部科学大臣 元防災担当大臣 立憲民主党衆議院議員
日比谷紀之 東京大学大学院理学系研究科教授
山元孝広 国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センター活断層・火山研究部門副研究部門長
抜粋
ゲストのお二方「富士山の噴火を含め火山噴火による津波は確率は低いかもしれないが「起きるもの」だと想定し、津波計を設置するなど事前に準備をすべき」
トンガ津波
・海面の揺れ+空振(大気の波)→今回の津波
・空振と海面が共鳴したのが特徴
・震源地より距離が遠い程、共鳴する距離が長ければ長い程揺れが大きくなった
・海面だけだと伝播の到達は遅いが深海も共鳴したので早かった
・逆にトンガ沖では津波は小さかった
Q.空振による津波の予報できなかったのは?
A.1883年の「クラカタウの噴火」による津波は1960年代になって「空振による津波」と判明。 普通の津波には大陸で遮られるが、空振による津波は異なる。トンガ津波は1883年以来の「空振による津波」の可能性が高い。 ミクロネシアに気圧計を設置すれば予測可能
Q.日本での事例は?
A.2009年 長崎で観測された「あびき」も、トンガ津波のように「海洋圧による気圧波」です
あびきとは?気象庁のPDF
Q.もし富士山が噴火したら?
A. 東京電力の発電は東京湾岸の各火力発電所がになっている。火力発電所に各フィルターが500個位ありそれらが詰まるので一気に新品交換できるのか? また火山灰を下水菅に流せば詰まる。鹿児島の方は手で除去される。政府は代替電力を検討せず
・立憲・中川氏「先ほどの富士山の噴火の話ですが、噴火の時、東京、日本はどうすべきか?過去に議論したんです。先ほどの下水道の話までは議題にすでにあがっていた、しかしそこから先になかなか議論が進んでいないのが実情です」
・反町氏「原発(楽天市場で探す)事故を経験した日本では原発の話はしにくいですが原発フル稼働でも総電力量の22%いかないし、再生エネルギーにも津波などのデメリットがあるわけで、エネルギーミックスつまり各方法のメリットデメリットを考慮しつつ発電していかないと電力の維持は難しいですよね」
・中川氏「そもそも論として、防災の話をしても、避難訓練をする地域とそうでない地域があるのが実情」
私見
今日の放送で、ゲストの方や反町さんが言われていたが、
「東京湾にある複数の火力発電所が、富士山の噴火や津波などの天災を受けた時の、東京の電力確保について日本政府はどの程度、議論し対策を取っているのだろうか?
東京が機能しなくなる→日本の経済、政治が停滞するのは確実」