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貿易赤字が過去最大に 輸出立国転落の原因は 日本経済復活への秘策
ゲスト
片山さつき(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 自由民主党金融調査会長 参議院議員
野口悠紀雄(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 一橋大学名誉教授
小幡績(他のご出演記事・著書など[無い場合あり]amazon・楽天市場) 慶應義塾大学大学院准教授
抜粋
小幡氏「アベノミクスは間違いだというのは我々の経済界ではわかっていた。ただ『アベノミクスは間違いだ』と言えばテレビにだんだんと出られなくなるから言えなくなっただけ。私の本の帯にはそう書いていた。長期の円安は企業にとっては自然と利益が増えるので企業努力をしなくなる。安倍さんが悪いかと言えばそうではないと思う、周りのブレーンが『円安になれば企業の利益が増えるので』と言って、安倍さんが納得しただけでしょう」
小幡氏「中国のある省に日本のテレビ局が番組コンテンツを持って行ったら『タダで』と言われたので帰国したが、しかし韓国はタダで供与した。中国は省ごとに放送局の違いがあり、韓国番組を見た香港(上海かも?)のテレビ局は買い取った。つまり中国人との付き合い方を韓国人はよく知っている」
片山氏「さきほどアベノミクスは間違いだった、安倍氏は周りのブレーンの話を聞いただけで実行したという話がありましたが、それは違います。彼がしたかったことは「民主党時代の株価8000円と有効求人倍率の低さの改善」です。それを上昇のベクトルに持っていった功績は大きい」
日本を勝てる国にするには。「私の提言」
片山氏「経済の強靭化。コロナやウクライナで日本では困ることが多いことがわかったのですから」
野口氏「技術と人材。GAFAは日本ではできない。高等教育の失敗」
小幡氏「ぼったくり→必要な物を妥当な価格で販売すべき。消費者を見て価格を抑え過ぎた」
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・小幡氏「日本に移民は来ない。アジアはどの国も少子化。日本は賃金が安い。移民政策をとったところで、日本に人は来ない」
・片山氏「日本の債務についてですが、歳出歳入を考慮して市場に説明をしている限りは大丈夫だと思います。(要するに、借金はあるがその借金の担保は他の科目にあるから、心配は要りませんと政府が市場に説明できている間は問題ない)」