10/17 追記
2021/10/15 産経新聞 IMF専務理事の中国引き上げ疑惑、米が説明責任の強化要求
https://www.sankei.com/article/20211015-JFHC3EDIJRJLFCS7YOCNPVVD2Q/
IMFの理事会は、ゲオルギエワ氏の不正関与が「疑問の余地なく立証」されていないとして、続投を支持。
イエレン米財務長官は14日、「説明責任を強化し、データの公正さを確保し、不正を防止する強力な行動がなければ、国際機関への信頼を低下させるだろう」との見解を表明
2021/10/10 AFP 中国配慮しデータ操作か IMF専務理事の進退「早急に」決断へ
https://www.afpbb.com/articles/-/3370149
抜粋
調査報告によると、ゲオルギエワ氏がジム・ヨン・キム(Jim Yong Kim)世銀総裁(当時)らと共に、中国を刺激しないよう報告書の中国の順位を変更するよう職員に圧力をかけたとされる。
IMF理事会は8日の会合後、この問題について「重要な進展」があったとした一方、「早急に結論を出すため、より明確な詳細を求める」ことで合意したと明らかにした。
ゲオルギエワ氏は7日、本件の「迅速な解決」を望んでいると述べた。同氏は一貫して不正を否定している。
NHK10/9 報道からの補足
世界銀行は2021年9月16日、各国のビジネス環境を毎年ランキング化する報告書の過去の数字が不正に操作されていたとして、今後、発行を取りやめると発表。
2017年10月中旬、ゲオルギエワ氏も中国の政府高官と夕食をともにし、中国が取り組んでいる改革が報告書に適切に反映されるよう念押しされたといいます。
しかし、中国は逆に前年より順位を落とすことになり、ゲオルギエワ氏は夕食の4日後、会議で調査の担当者たちを叱責し、中国の数値を出し直すよう指示。
担当者たちは中国の数値だけを変えるのはできないと訴えましたが、結局、データの評価を見直し、翌日、中国の順位がもともとの85位から前年並みの78位に引き上げられたと結論づけられています。
私見
こんなことをすれば、世界銀行は信用を失うとわかっていたはずなのですが