海洋のマイクロプラスチック問題を受け、スタバのような外食産業の一部が段階的にプラスチック製ストローの使用をやめているそうです。
地元のRSKテレビ(9/7)によれば、ストロー発祥の生産元が岡山にあり、その工場は逆風にあっているそうです。ちなみに、ストローを転用し医療にも使用されているそうです。
で、本題ですが「個人の意見」として、マックやモスのように「持ち帰り」を可能としている外食産業がプラ製ストローを廃止にするのはよろしいかと思います。
ですが、レストランなど「店側が分別廃棄」することが明らかな外食産業ではプラ製のままでも良いのではないか?と思います。
要するに、外で食べた人がストローを含めたゴミを川や海に投棄するのが問題である点。また、紙製ストローの価格はプラ製よりも4倍以上高いうえに、紙ということはパルプ、つまり森林伐採にも影響するはずです。
森林保護のために割りばしではなくマイ箸と言っていた人達が、今度はプラではなく紙のストローを使おうと言っていたとしたら、本末転倒だと思います。
プラスチック製ストローの回収システムを
地元RSKのイブニングニュースで岡山県にあるストロー工場を取材
昨今の環境問題でストローの売り上げに影響が出始めているそう。
工場側も環境問題には理解しつつ、「お店さんにはストローを回収するシステムの構築を」と訴えていた。
一方で、紙ストローは約30分で水に溶け始め、取材アナもそれを実感されていた。
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私見
私の基本的な考えは「ゴミは持ち帰る」です。もちろん、出かけた先にゴミ箱があれば、そこに捨てる場合もありますが、自分が持参した物から出たゴミはなるべく持ち帰るようにしています。
ですから、川や海にゴミが浮かんでいるのは「つい」あるいは「意図的」に捨てられたゴミだと思っています。
「マイクロプラスチックが生まれるからプラスチック製ストローを廃止し紙ストローに変更」という外食産業の発想には、あまり同意できません。
なぜなら、食品トレイやパックを保管しスーパーの回収ボックスに入れられている家庭もあります。つまり、「提供から回収まで習慣化すれば対応できる」わけで、お店が提供したストローも回収または捨てやすいシステムを構築する方が先ではないか?と思うからです。
さらに言えば、マイクロプラはペットボトルの方が影響が大きいとも思うので、ストローが悪、というのは短絡的と思います。