・韓国の少女像が芸術作品として展示されていて、物議をかもしています。 「日本だけでなく世界の各戦地で慰安婦制度はあった、というのは事実です。その上で、日本軍は強制的に慰安婦を集めていなかった」という事実を知っている人と、知らない人では見方が違うでしょう。これは朝日新聞の誤報というワードで調べれば詳細がわかるはずです。
・さらに、その上を行く問題作として昭和天皇の写真が燃やされる(2:56)映像作品がありました。
https://nico.ms/sm35480491?from=176
ニコニコ動画
どう考えても 芸術作品 ではない 表現の自由 でもない そして、人に見せる作品でもない 日本 の昭和時代の象徴天皇に対する冒とく行為です あいちトリエンナーレは世界の芸術家による作品を展示したイベントとのことですが、 私には怒りを超え、悲しみだけが残りました
●追加 芸術祭での『平和の少女像』展示…津田大介芸術監督「展示の変更含めた何らかの対処」を検討・東海テレビ 映像音声あり (記事はリンク切れ)
抜粋
津田監督は、「様々な意見があることは承知していますし、展示されているものの中で、見た人が不快になるような表現があることは理解している」としたうえで、「実際に展示を見てもらって判断してほしい。冷静に議論がしたい」とも話しています。
感想
これまで見た津田さんとは全く違う、しどろもどろで、反響の大きさに驚いているのだと思う。 それに海外メディアの映像を見ただけで不快。誰に、どこで、議論できるのかを提示せずに単に「議論がしたい」と言われても、といった疑問が残る会見だったと思います
「天皇の肖像焼くけど、二代前だから大丈夫だよねwww」津田大介の発言が流出
・togetter https://togetter.com/li/1384272
映像からの抜粋
「公立美術館で撤去されたものを「表現の不自由展」という展覧会を持ってくる体にして全部展示してやろうと・・・天皇が燃えたりしているのですか?(不規則に一同笑い)・・・2代前になると人々の記憶もなんか。2代前だし、歴史上の人物かなみたいな」 私見 こんな感覚の人間が芸術監督ですか。昔、NHKでネットとテレビを融合した番組のコメンテーターをしていた頃は、彼の発言が好きでしたが、 今回のこの「皇族、皇室」への尊敬という気持ちがない点に腹が立ちます。もちろん、敬意を払えとか好きになれ、と言うのではありません。 天皇陛下は日本国民の象徴です。すでに崩御(ご逝去)されていても、されていなくても象徴は象徴だと思いますし、私には侮辱的な発言は少しも浮かびません。 それなのに「昭和天皇は歴史上の人物になっているし、写真が燃えてるだけの映像だから、大丈夫」という、その感覚を疑います。 あと、「よそで公開が止められたものを、どさくさまぎれに展示してやろう」というコンタンが冒頭のコメントで読み取れ、それはそれで「コソクな人」と思いました。 個人的には早急に謝罪会見をした方が良いと思います。
2019/8/9 追記
津田大介氏、開幕前のネット番組発言も謝罪 「トップとして、ふさわしくない発言でした」・J-Castニュース https://www.j-cast.com/2019/08/09364754.html
抜粋
「今年4月に行われた企画アドバイザーとの対談動画における僕の発言で気分を害された人に、深くお詫びいたします。トップとして、ふさわしくない発言でした」と謝罪
個人的なメモです。
A 映像から ・問題視されたのが「少女像"等"でした」 「等」ではなく「昭和天皇の写真を燃やした映像」という文言は補足できるでしょ、2時間番組だし ・なぜ右翼が出てきたのか?の説明は必要 ・市長の「公共の場ですよ」が全てと私は思うのですが
B 法学者・谷口氏のご説明 ・人権:犯すことのできない永久の権利。国家権力(天皇、政治家、裁判官など)に対する概念として生まれた言葉 ・自由権:国家から距離があればあるほど良い権利 ・参政権:政治に参加する権利 ・社会権:国家が関与しないと実現されない権利 自由権の中に精神的自由権があり、その中に表現の自由21条がある。民主主義を完成させるためには政府を批判することを認める必要があるから。
共の福祉12条:不断の努力によって公共の福祉は保持されなければならない。それは、人権と人権が衝突した時に使われるだけで、国家がこの公共の福祉を持ち出してはならない。
例え:(番組内での話) 満員の劇場で火事ではないのに「火事だ」と叫ぶことは「表現の自由ではない」 つまり、公共の福祉が保持されなければならない劇場で、「火事ではないのに火事」と自由な発言することは、表現の自由とは言えない。
「企画展中止は検閲」 元慰安婦の支援団体が街頭活動 札幌・産経デジタル https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/190812/lif19081219060014-n1.html
抜粋
民間団体「日本軍『慰安婦』問題の解決をめざす北海道の会」が12日午後、札幌市中央区の大通公園で街頭活動を行い、約50人が集まった。 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、慰安婦を象徴する少女像を展示した企画展の中止が波紋を広げる中、「中止は検閲」「再開に踏み切って」などの発言が相次いだ。
私見
この記事では「表現の不自由展」の良し悪しは書きません。 そのうえで、津田大介氏は企画展を中止しました。それでもなお、各地で、あるいは日韓の間で議論を呼んでいます。 これだけの騒ぎを起こした津田氏の責任は大きいと思います。つまり、「以前に展示を取りやめた問題作品を再展示するという、物議を起こす可能性のあった企画展を実施した判断は間違っていた」と思います。 あと「展示の再会」を求める団体に言いたいのは、像の展示だけを中止したのではなく、企画全部を中止したことをご理解下さい。
「不自由展」再開求める署名2万6千筆超 美術家が提出・朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASM8M4QN2M8MOIPE012.html
抜粋
愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の企画展「表現の不自由展・その後」が、テロ予告や脅迫を含む抗議が相次いだため中止となったことをめぐり、美術家井口大介さん(60)=横浜市=が19日、署名サイト「Change.org」を通じて集めた、企画展の中止に反対し、再開を求める署名を愛知県に提出した。16日午後5時までに2万6665筆が集まったという。
私見
芸術家でも作家でもないので、私は何も作れませんが「何を表現しても良い」というのなら、極端な例として テーマ:暴力反対を表現 内容「人が殴られる映像」演技 テーマ:自殺抑止を表現 「飛び降り映像」演技 テーマ:殺人抑止を表現 「殺人映像」演技 といった、「●●を表現するために、映像作品をしました」と私が作成・展示すれば、ほぼ確実に「館かお客によって阻止あるいは反対」されるのは明白だと思います。 私の常識の範囲としては「前述の例はアウトな作品ばかり」だからです。 でも「芸術家さんらは憲法で守られているため、検閲があってはならない」と言う。 結局、「作家本人の良識範囲内で制作し、関係者にダメと言われたら、引く、という気持ちで制作すべき」と思います。それで公共の場に提示して、検閲に引っかかれば、「公共の場に反する作品だった」と反省すれば良いと思う。 ちなみに、前述のような過激な作品を作る気にはなりませんし、ありませんので誤解のないよう。 9/4 雑誌にも表現の自由があるのでは? 週刊ポストが「韓国なんて要らない」特集を謝罪。「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」
・ハフポスト https://www.huffingtonpost.jp/entry/shougakukan_jp_5d6ce7e5e4b09bbc9ef1cf72
抜粋
小学館から関わりのある作家らから「差別的だ」と批判を受けた問題で、小学館は「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」と謝罪した。ハフポスト日本版の取材に対し、メールで回答 怒りを抑えられない韓国人という病理』という記事では、「大韓神経精神医学会」のレポートを紹介する形で、韓国の成人の10人に1人が治療が必要なレベルで感情がコントロールできないなどとした。
私見
私は韓国の医学会レポートの真偽が知りたいです。また、「差別的だ」という批判の前に、公共放送や新聞ならまだしも、「雑誌の記事」です。不快に感じる人は手に取る必要はありません。新聞よりも読者が限られる媒体です。 それに「韓国の一部自治体は、いまだに日本企業の一部を戦犯企業として扱っています」。これは差別ではありませんか? また、人間に対した病理結果が差別だというのなら、まず「結果を載せた媒体」を批判する前に「医学会を差別だ」と非難すべきでは? 要するに「不快だ」と感じるポイントは人それぞれのはず。一部の人間が不快→差別だ→謝罪。この流れが正しい、というのならば、「雑誌には表現の自由はないのか?」と問いたくなります。
前の柴山大臣からの継続のテーマでした。
・柴山昌彦文部科学大臣記者会見録(令和元年8月8日)
文科省 (記事はリンク切れ) 要点のみ抜粋
・文化資源活用推進事業である
・交付するため事業の安全安心円滑な遂行が大前提 問題点
・事前に(問題となった)展示物があるとわかっていたのに展示内容の説明や補足がなかったという事実
・萩生田光一文部科学大臣記者会見録(令和元年9月20日)文科省 http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1421524.htm
抜粋
あいちトリエンナーレについては、文化庁の「文化資源活用推進事業」として、実施計画書に基づき、外部有識者による審査を経て採択をされております。この度、展覧会が開始した時点において、実施計画書の企画内容や文化資源活用推進事業の目的等に照らし合わせて確認すべき点が見受けられることから、補助金交付の審査にあたり、現在の経過等を含め事実関係を確認しているところです。 ・9/26 萩生田大臣は同展への交付金を払わないことにしました。
私見
「表現の自由」とか「検閲」といった文言を口にする人がいますが、交付金(税金)をもらうための前提条件が崩れました。 要するに、文科省に「グレーなものを展示する」という報告をせずにスタート。 展示会場に脅迫電話がかかるなどの異常事態になった。 つまり「未報告」と「安全な運営はできそうにない」と文科省は判断したので、支払わないと判断したと思われます。
2019/9/27 追記
文化資源活用推進事業とは・文化庁・文科省
日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(文化資源活用推進事業)の募集
http://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/1413006.html
そのページにPDFがあり、抜粋すると
http://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/r1413006_01.pdf
・地域の文化芸術資源を活用した文化芸術事業であること
・実績報告書において、実績が計画と著しく異なる、効果や成果の把握ができていない等の状況が認められた場合は、交付決定を取り消すことがあります
・補助金の支払は、原則として事業完了後の精算払を予定しております。概算払については、関係省庁と協議し、承認された場合のみ可能
と書かれてありました。
よって、募集の申請書に明記されている以上「交付取り消し」自体はあり得ると愛知県側は承諾していたはずです。
表現の自由とか国家による検閲といった議論の前に「補助金がもらえない場合が募集の時点で明記されていた」ことは重要だと思います。
※補足 2019年度「日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(文化資源活用推進事業)」採択一覧に 「あいちトリエンナーレ」における国際現代美術展開催事業 78,290,000円」と明記されていました
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kondankaito/nihonhaku_kkaku/03/pdf/r1419239_03.pdf
河村市長と大村知事が全面対決! 「不自由展」再開へ…税金を使って公開すべき? 有本氏「昭和天皇の映像作品に国民は違和感」 ・夕刊フジ
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191001/dom1910010005-n1.html
抜粋 あいちトリエンナーレの表現の不自由展について 大村秀章知事は「憲法21条の『表現の自由』は保障されるべきだ」と再開を受け入れたが、名古屋市の河村たかし市長は表現の自由にも「限度」はあるとして猛反対している。最大の焦点は、昭和天皇の写真をバーナーで焼いて灰を足で踏み付ける映像作品などに、税金を投入するかどうかだ。
「とんでもない。暴力的ですよ。大変なことですよ」「昭和天皇の肖像を焼いて、足で踏み付けるもの(作品)を、補助金を出して、名古屋市の名前で、愛知県の名前で再開するのか」「天皇陛下に敬意を払おうと思う、多くの人たちの表現の自由はどうなるのか? 私見 この作品を「表現の自由だから」で許容する人がいるのでしょう。 ですが、私は自由とか作品とかではなく、単なる冒涜、誹謗中傷です。同じ時間を費やすのなら、もっと心が和む、子供らの知育になる作品を作って欲しいです 改めて言えば、 「昭和天皇に関する動画」すら「表現の自由」だという、芸術家さんたちに言いたい。「ご自分らの祖父の写真が同じように灰になり、足で踏まれても何とも思わないのですか?」と。 アート、芸術という「響きの良い」言葉を多用されると、問題点がボヤけます。 そこで「芸術家たち自ら、表現の自由の範囲を定義すべき」。他人に言われるのがイヤなら、「これ以上やったらダメ」と自分たちでルール化を。映倫のように。
「あいちトリエンナーレ」閉幕 昭和天皇の肖像を燃やし、足で踏み付ける映像作品…各メディアはどう表現した? 竹田恒泰氏「昭和天皇は私の親戚、深く傷ついた」・夕刊フジ・2019/10/15付
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191015/dom1910150009-n1.html
抜粋
明治天皇の玄孫(やしゃご)である作家の竹田恒泰氏が10/11、自身のツイッターで、大村氏に対し、《昭和天皇は私の親戚である。その昭和天皇を侮蔑し、名誉を毀損(きそん)する展示に対して、私は深く傷ついた。皇族方の多くも同じように傷ついたに違いない》《即位の礼には出席しないでいただきたい。わが国の象徴にヘイトを浴びせる貴殿には、皇居の濠を渡る資格は無い》と発信して、注目されている。
私見
竹田氏のお気持ちが当然だと思う。自分の親戚の写真が燃やされ、その灰を足で踏みつけられれば、「傷つく」のが普通の感覚を持った人間だと思います。
一方、それを含めて「芸術作品」と言う、大村愛知県知事と芸術家達。
彼らに言いたい「その普通の感覚を、あなた方は持っていないのですか?」と。胸に手をあてて考えてみて下さい。
あと、即位の礼には当然のごとく、出席しないでしょう。出席する気持ちがあるのなら、最初から「表現の不自由展」は開催されなかったはず。
絵画や彫像の展示、映画の上映、書籍の発行などなど。 なにかつけ「作品」を作るとなると、表現の自由という言葉が絡んできます。 多くの芸術家さんは「独自のルール」で表現の自由を守っていると思いますし、過去の芸術家さんも守っていたと思います。
しかし、最近の一部の芸術家さんたちはやりたい放題言いたい放題で、政府や市長が介入すれば検閲だと騒ぎ、個人が文句を言えば警察ざたにします。 財力を持った個人の方が裁判でも起こして頂ければ、法による判断が明確になりますが、基本的に「表現の自由を盾に、好きなようにする芸術家や監督がいても、野放し状態である」ということは、ゆゆしき問題です。 本来は、作品を作る人ご自身が節度ある行動をとって頂きたいものです。
河村市長「ウソも表現の自由なのか」、津田氏「隠そうとしてない」…表現の不自由展・読売新聞
(記事はリンク切れ)
引用
名古屋市の河村たかし市長は12/10、日本外国特派員協会(東京)で記者会見した。河村市長は、企画展「表現の不自由展・その後」について、開会1週間前に県から示された「展示予定作品一覧」を初めて公開。昭和天皇の肖像を用いた映像について、「申請と実際の展示が違う。表現の自由は尊重するが、ウソも表現の自由なのか」と疑問を呈し、その上で正確な内容を事前申告しなかったのは「本当のことを言ったら認められないと考えて隠したのだろう」と批判。
会見場には芸術祭で芸術監督を務めた津田大介氏が姿を見せた。終了後に河村市長に対し、「市の検証委員会に呼んでください」と話しかけ、市の検証委で経緯を説明する意向を伝えた。
津田氏は記者団に対し「隠そうとしたことは一度もない。展示内容は開会1か月前に公表予定だったが、警備上の問題で止められた」と反論。
私見
あいちトリエンナーレ が結局大騒ぎになった要因は自治体、税金がからんでいたことだったのではないだろうか?
津田氏や芸術家が私的に借りた場所で展示していれば問題がなかったのに、愛知県、名古屋市、文科省が展示会に関与し、発言せざるを得なかった点。
だから津田氏や賛同する芸術家さんらは、交付金をあてにせず私的にやって欲しい。
札幌で「表現の自由と不自由展」・共同通信社
(記事はリンク切れ)
抜粋
「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が一時中止になった騒動を踏まえ、北海道内の有志でつくる実行委員会が21日、札幌市の施設で企画展「北海道・表現の自由と不自由展」を1日限定で開いた。
「平和の少女像」のミニチュアや7月に札幌市で安倍晋三首相の演説中にやじを飛ばした聴衆が排除された問題を振り返る映像か、アイヌ民族の権利を訴える展示など
私見
ヤジを振り返る映像と表現の自由がどうつながるのか理解できない。なぜなら、ヤジの内容によっては侮辱、名誉棄損にあたるからです。
また、1日限定というのがポイントで、クレームを恐れたのかもしれないが、信念を貫くのなら1週間ぐらい開催すべき