コープさっぽろの損害賠償が正しいのなら北電は潰れる

最終更新日 2018年10月9日

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2018/10/11 追記

北電へ賠償請求 コープが見送り 大停電、組合員から慎重意見・北海道新聞

(記事はリンク切れ)


抜粋

同コープによると請求方針の報道後、組合員の中から、北電の責任がはっきりしないことや、訴訟に発展することへの反対の声が寄せられたという。さらに、ネット情報を基に、電話やメールで、自らも新電力に参画するコープが北電を叩いているなどとする抗議が相次いだ


2018/10/9 追記

停電で食品廃棄 コープさっぽろ賠償請求せず・毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20181010/k00/00m/040/135000c

抜粋

・毎日新聞など各社が報道するとコープへの批判も相次ぎ

・ブラックアウトの原因と責任の所在を明確にすべきだ

私見

「批判が相次いだので請求しません」とのことですが、最初から「請求自体が間違い」ということに気付くべき。

さらに「請求はしないが、責任の所在を明確に」といわれても、「地震が発端」のトラブルの責任を人間に負わせるという発想をコープが持ち続けている点が、私にはいまだに理解できません。機械は壊れることがあるので、「絶対大丈夫」というものは存在しないと思います。

 

コープさっぽろの言い分

(記事はリンク切れ)


元記事

コープ賠償請求 同様の動き続出なら北電の経営に影響も・北海道新聞

(記事はリンク切れ)

コープさっぽろが停電で受けた損害を北海道電力に請求するという動きなのですが、記事にあるように

「北電は多くの顧客と結んでいる電気供給約款の中で、自然災害による停電については損害賠償を免責されるとしている」

なので、今回の北海道胆振東部地震で停止した苫東厚真発電所による大規模停電の損害を請求するのはおかしいと思います。

コープ側は人災としているらしいのですが、それが認められてしまうと、記事にもあるように、他の事業者も賠償請求をすると思われます。

基本的に「絶対に停電しない発電所などの機器を開発・運営できるかどうか?」という問題と、

「停電することを見越して、自家発電を準備している企業・病院がある」という実状を考えれば「北電の約款の自然災害における免責」の方が普通だと思います。

それが納得できない事業者は今後、北電以外の電力会社と契約すれば良いと思います。

北海道エリアの低圧法人向け、各電力供給会社

https://enechange.jp/articles/biz-plan-hokkaido

一例であり、オススメではありません



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投稿日 2018年10月9日
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