2020/10/27 産経新聞 キャノンインクの「仕様変更は違法」リサイクル品業者が提訴 大阪地裁
https://www.sankei.com/west/news/201027/wst2010270030-n1.html
抜粋
インクカートリッジの仕様を変更し、リサイクル品を販売できなくしたのは独占禁止法違反にあたるとして、リサイクル品製造販売の「エコリカ」(大阪市)は27日、大手精密機器メーカー「キヤノン」(東京)を相手取り、計3千万円の損害賠償や違反行為の差し止めを求め、大阪地裁に提訴した。
訴状などによると、エコリカはキヤノンの使用済みインクカートリッジを回収。インクを再び注入し純正品よりも2~3割安く販売してきた。
ところがキヤノンは平成29年発売のインクで、残量のデータを初期化できないようICチップの仕様を変更。リサイクル品を使用するとプリンターに残量が表示されなくなった。
私見
本家のプリンタメーカーに、承諾なしにエコインクを販売するのは最高裁で認められているので、構いません。
しかし、仕様を変更したのは独禁法違反だというのは虫がよすぎると思います。
「エコインク側は臨機応変に製造販売すれば良い」と思います。
それに10月のこの時期に訴訟を起こしたこと自体「売名行為、宣伝」だと思います。