静岡県知事のリニア問題は?
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2021.2.27 東洋経済 リニア「水問題」新聞が報じない静岡県の大矛盾・県外流出する水量は年間変動幅のわずか0.5%
https://toyokeizai.net/articles/-/413937
抜粋
第1回有識者会議の席で、金子慎JR東海社長が「トンネル工事がどういう仕組みで被害を発生させるのか、専門的な知見から影響が起きる蓋然性(実際に起きるかどうかの確実性の度合い)がどの程度なのか示してほしい」など要望した。沖発言はまさに、リニア工事による下流域への影響はほとんどないという蓋然性を数字で説明したのだ。
「大井川を再生する会」の久野孝史会長は「本来、河川に流れる水が導水管によってダムに運ばれているから、中流域の地下水の多くも消えてしまった。長島ダムができてから下流域の利水団体が水に困ったとは聞いていない。リニア静岡問題によって、大井川の河川維持流量を見直し、もっと多くの表流水を河川に流すきっかけとしてほしい」と話した。
つまり、リニア工事によって下流域の水資源が枯渇するというイメージばかりが先行しているが、金子社長が言う「蓋然性」を静岡県が重視すれば、問題解決の近道が見える。ところが、そもそもは静岡県とJR東海との間の「感情のもつれ」が底にある。実際は、沖教授の批判も、「蓋然性」とは無関係の「感情のもつれ」に対するものだったのかもしれない。
私見
これまでの川勝知事の発言でわかったこと
・静岡県知事は反自民(反政府)
・何らかの理由で工事を遅延させたい
・環境保護を訴えることで静岡県民を味方にしたい