秋田市で勝手に119番で消防出動が2020年だけで9件
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2020/11/5 毎日新聞 不在の家から「無言119番」 秋田市で相次ぐ ダイヤル式多発? NTTが調査
https://mainichi.jp/articles/20201105/k00/00m/040/287000c
抜粋
秋田市消防本部によると、今年度に入り11/4日現在で計9件発生。これまで類似事案の発生は年間1~2件程度だったが、5月以降に急増。受信の時間帯は未明から夕方までと幅広く、受信した際に相手側の応答がなく「ザー」「ガサガサ」という機械的な雑音が聞こえるのが特徴。
また9件のうち、5月10日と7月10日に発生した事案では、午前3時前後に119番を受信し、就寝中に消防隊が来て目を覚ました住人もいた。5月10日の事案では、住人は「(119番の発信があった)電話の回線は今は使っていない」と答えた。
類似事案は過去に青森市でも発生。青森地域広域事務組合消防本部によると、2014年5月17日午前0時ごろ、八甲田山の別荘の固定電話から119番が発信され消防隊が出動。しかし別荘は無人で、窓なども完全に施錠された状態だったという。固定電話の受話器は置かれたまま。本部でNTT東日本側に問い合わせたところ、「電話回線の異常が強く疑われる」という回答があったが、明確な理由は今も分かっていない。